reostockのブログ

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資産運用の見直し~まとめ~

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■大枠

コアサテライト戦略を採用

 コア70%以上:サテライト30%以下

 コア:投資信託ETF・CFD、コモディティ、仮想通貨、債権、ロボアド

 サテライト:個別株・レバレッジETF、CFD/FX

 コア:楽天証券+GMOクリック証券

 サテライト:マネックス証券+IG証券

指数CFDを採用

 投資対象:S&P500指数

 レバレッジ管理

  CFD積み立ては積み立て時のVIX値で判断

  CFDをある程度積み立てている状態では、VIX値で一部利確を検討する

 【VIX<20の相場】

 レバレッジ2.5倍(40%までの下落に耐えられる)

 =証拠金が20万円貯まった段階で1単位

 【20≦VIX<30の相場】

 レバレッジ2倍(50%までの下落に耐えられる)

 =証拠金が25万円貯まった段階で1単位

 【30≦VIXの相場】

 レバレッジ1.5倍(66.7%までの下落に耐えられる)

 =証拠金が33.3万円貯まった段階で1単位

 

■毎月の投資方針

投資信託:毎月1日/8万円

ETF:売買ルールに則って/保有現金に応じた額

VTI/DIA/QQQ/VONG/VIG+FXI or 2800/EPI/EIDO+日経225/TOPIX投資信託を以下のルールで積み立て

ⅰ)ローソク足が100日SMAにタッチ

→100日SMAに絡み合う局面では3日以上どちらかに離れたら、次のタッチしたタイミングで買い増し

ⅱ)ローソク足が100日SMAより下にある状態でMACDがクロス

MACDは12-26-9の一般的なものを採用する

③指数CFD:毎月中旬/10万円

指数CFDのルールは上記

コモディティ・仮想通貨・債権:毎月月末/2万円

⑤ロボアドバイザー(Wealthnavi/Folio robo pro):毎月各1万円ずつ

マネックス証券に定額自動入金:毎月5万円

コア(入金額25万円/運用額30-45万円)サテライト(入金額5万円)

 

■追加の投資

・大枠のコアサテライト戦略に則る形で入金する

 

■サテライト

・米国株10銘柄まで+日本株10銘柄まで

・IG証券での短期投資は逆指値を必ず入れる

・IG証券の取引は維持証拠金+逆指値での損失を入金しておくこと

資産運用の見直し~指数CFD以外の部分~

reostock.hatenablog.com

 

CFD以外の部分についての検討です。

■コア部分

投資信託楽天証券で定期的に積み立て

ETF

・上記投資信託が円建てとなってしまうため、通貨ヘッジの意味も込めてETFも購入を検討。

・VTI/DIA/QQQ/VONG/VIG+FXI or 2800/EPI/EIDO+日経225/TOPIX投資信託)を以下のルールで積み立て

ⅰ)ローソク足が100日SMAにタッチ

→100日SMAに絡み合う局面では3日以上どちらかに離れたら、次のタッチしたタイミングで買い増し

ⅱ)ローソク足が100日SMAより下にある状態でMACDがクロス

MACDは12-26-9の一般的なものを採用する

・各国の主要な指数以外にVONGを採用する理由は以下。

postprime.com

・VIGに投資する理由は以下。

postprime.com

・EIDOに投資する理由は以下。

postprime.com

③金や仮想通貨などのコモディティ or 債権

・正直なところ現時点で債権に投資する意義はそこまで感じていないので、金などのコモディティや仮想通貨を主に投資する方針

④ロボアド

・手数料が高いと指摘されますが、CFDのところでも書いたように相場の予想の一助になればと考えており、WealthnaviとFolio robo proに投資予定です。

 

■サテライト部分(短期投資含む)

・主にマネックス証券に定額自動引き落とし機能を用いて入金し、サテライト比率が高くなりすぎないように管理する予定です。

マネックス証券ETF/個別株を購入し、IG証券で指数やコモディティ・FXに投資する予定。

・個別株については、多すぎると指数と変わらない推移になってしまうために米国株10銘柄まで+日本株10銘柄までとしました。

ETFについては、SPXL/WEBL/TECL/SOXL/CWEB。

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レバレッジをかけているので、暴落時に良く下がるリスクあり。下がった後も戻りが悪く、コロナ相場ではSPXLがSPYに追い付くのに1年以上かかったなどのリスクあり。

資産運用の見直し~指数CFD~

今後の資産運用に指数CFDの運用を検討しているのは、以下の記事に書いた通りです。

reostock.hatenablog.com

※結婚関連資金の調達のために現在はまだポジションは取っていませんのでご注意を。

 

上記の記事に書いた通り、

レバレッジをかける対象はS&P500

レバレッジをかける証券会社はGMOクリック証券

を予定しています。

 

レバレッジをどこまでかけるかについても上記の記事に記載の通りで、

投資素人の自分がヘッジファンド以上の運用が出来るとは思わないので

資産全体に対して最大で1.5-2.5倍までです。

 

以下、具体的な運用方法について検討します。

①投資金額(自分の場合には毎月10万円の予定)

・定期的に資金を入れるものが、

 投資信託・ロボアド

 仮想通貨などのコモディティor債権のいずれか

 指数CFD

 マネックス証券への自動引き落とし

  ※青文字がコア部分

  ※赤文字がサテライト部分

コアサテライト戦略をコア:サテライト=70%以上:30%未満で運用する予定(コア部分が)であり、定期的に入れる資金がこの70%以上:30%未満の比率になるように入金することとします。

・自分の場合は

 投資信託(毎月8万)・ロボアド(2万)

 仮想通貨などのコモディティor債権のいずれか(2万)

 指数CFD(10万入金し、レバレッジ1.5-2.5倍で実質15-25万運用の予定)

 マネックス証券への自動引き落とし(5万)

  ※青文字がコア部分

  ※赤文字がサテライト部分

コア(8+2+2+15~25万円):サテライト(5万円)=27~37:5≒6~8:1でコア部分がかなり大きくなりますが、サテライト部分でもレバレッジETFを運用することやサテライト部分の個別株を十分に吟味する時間が仕事柄得られないリスクを考慮して、サテライト部分が小さくなるのは許容しています。

1か月あたりの入金額に対するレバレッジ比率は、運用額が8+2+2+15~25+5=32~42万円に対して、入金額が8+2+2+10+5=27万円であり、1.185-1.55倍になります。そのため、現在の全く適当にやっている運用方法から切り替えることで長期的にはポートフォリオレバレッジ倍率はこの1.185-1.55倍に収束していくはずです。

-------------------------------------------------------------------------------------

※ただ、指数CFDに関してはCFD口座で行うのでポートフォリオ全体に対するレバレッジ比率が1.5倍未満であったとしても、CFD口座だけでみると1.5-2.5倍のレバレッジが常にかかっている状態であるため、下落相場では特にロスカットされないかCFD口座の残高は要確認です。

例)

ポートフォリオ全体の資産(レバレッジ込みで150万円)

ポートフォリオ全体の資産に対して実際に入金している金額(100万円)

ポートフォリオ全体のレバレッジは1.5倍

その中で

ポートフォリオ全体の中でCFD口座に実際に運用している金額(85万円)

ポートフォリオ全体の中でCFD口座に実際に入金している金額(35万円)

→CFD口座ではレバレッジ85/35=2.43倍

こういった場合には、ポートフォリオ全体のレバレッジ比率は低くてもCFD口座内のレバレッジ比率が高い状況であり、CFD口座の指数CFDはレバレッジ2.43倍(指数が41.5%下落)でロスカットされてしまいます。

----------------------------------------------------------------------------------------

・上記内容を考慮して、

 基本的には毎月10万円をCFD口座に入金

 相場が荒れている時には追加での入金を考慮

 

②投資対象

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・全世界を対象としたACWIというETFレバレッジをかけたCFDで購入することも検討しましたが、どうしても保有コストがかさむことと、VOOと比較してもパフォーマンスが劣ることから、現状はS&P500指数を対象とします。

NASDAQも検討しましたが、GMOクリック証券で2.5倍のレバレッジとした時にS&P500指数で20万円かかるのに対してNASDAQはその3倍以上の資金が必要となり、現在の資産状況から積み立てに向かないと判断しました。

 

レバレッジ比率

ヘッジファンドでも1.5-2.5倍のレバレッジであることを鑑みて、1.5-2.5倍までのレバレッジとしました。

 

④具体的な積み立て方針

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・必要証拠金のみではレバレッジが10倍となってしまうので、レバレッジが2.5倍になるように必要証拠金×4倍の証拠金を入金した上で1単位ずつ購入する方針とします。

レバレッジ1.5倍にするためには必要証拠金×6.67倍の証拠金が必要です。

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・2021/9/26時点でS&P500を1単位買うための必要証拠金は約5万円であり、レバレッジ比率2.5倍とするなら1単位購入に必要な証拠金は20万円、レバレッジ1.5倍とするなら33.3万円が必要です。

・以上から

 毎月10万円を入金して証拠金が20万円確保できたタイミングで、

 S&P500を1単位購入する(レバレッジ2.5倍)

 

⑤相場が荒れた場合にどうするのか

・相場が荒れた時にどうレバレッジを管理するかが指数CFDを管理する上には重要になります。

・冒頭で引用した記事に書いたように、リーマンショック時にはS&P500先物は60%弱も暴落しており、これを耐えられるように管理するとなるとレバレッジ1.5倍までに落とす必要があります。

※ちなみに世界恐慌では86%も暴落しています。

レバレッジを下げる方法についてはCFD積み立てを一部利確して現金化する or 追加での入金が考慮されます。

・暴落に対処する方法としては、積み立て時からレバレッジ1.5倍で管理するorレバレッジ2.5倍で積み立てつつ相場が怪しいときにレバレッジを1.5倍に落とす、のいずれかになります。

・個人的には後者を選択したいと考えており、以下に相場が下落する前にレバレッジを管理するか検討してみました。

→結論としては絶対にこれが良いというものはやっぱりありませんでした。

・いくつか検討した方法を挙げてみます。

ⅰ)VIX指数

moneyworld.jp

chartpark.com

fisco.jp

→VIX20 or 30を目安にするのが良さそうです。

-----------------------------------------------------------------------------------

・Tradingviewでは1998年以前はES1!(S&P500先物)が使用できないため、それ以降の30%以上の暴落で検証します。

【ITバブル崩壊

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→3年くらいかけてじわじわとS&P500は下がりました。その間、VIXは20-30を推移しています。

→ここからはVIX20で区切ってレバレッジを下げることでロスカットは避けられたはずである。だが、VIX30で区切ると一時的に30を超えているタイミングはあるが、結局は高いレバレッジで管理する期間が長く、ロスカットの危険が高かった。

リーマンショック

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→2年くらいかけてじわじわとS&P500は下がった。その間VIXは20-30を推移した。

→VIX20で区切ってレバレッジを下げていればロスカットの危険は低そう。VIX30で区切るのでは遅い印象あり。

【コロナショック】

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→1か月で急落。VIXも20以上/30以上に一気に急上昇した。

→VIX20超えの時点でレバレッジ下げれば損失は減らせそうである。VIXが急上昇しており、VIX30の時点でレバレッジ減らしてもVIX20で区切るのと比較してあまり変わりなかった印象。

【VIX20で区切る弊害】

f:id:reostock:20210926205413p:plain

→2000年以降の長期チャートでみて分かるように、VIX≧20の期間はかなり長く、騙しも多い。

----------------------------------------------------------------------------------------

・結論としては、VIXでの管理を見据えると以下が良さそうである。

 VIX<20の相場ではレバレッジ2.5倍(40%までの下落に耐えられる)

 20≦VIX<30の相場ではレバレッジ2倍(50%までの下落に耐えられる)

 30≦VIXの相場ではレバレッジ1.5倍(66.7%までの下落に耐えられる)

 

ⅱ)ロボアドバイザーの資産比率から危機を察知する

selfinvest.net

・上記記事が由来です。株式比率の減少から暴落リスクを先回りして判断する方法です。

・ただ、何を基準にレバレッジ比率を下げるか(ロボアドの株式比率が●●%以下でレバレッジ下げるなど)は現状では決め兼ねる状況です。

 

ⅲ)インフルエンサーの情報・ニュースを参考に危機を察知する

・これまた100%相場を当てるインフルエンサーなんて存在し得ないことから、曖昧な基準にしかなりません。

-----------------------------------------------------------------------------------

⑤相場が荒れた場合にどうするのか(結論)

・現状はVIXを基準に、ロボアドやニュースから相場の危機感を察知するのが妥当なのかもしれません。

 VIX<20の相場ではレバレッジ2.5倍(40%までの下落に耐えられる)

 20≦VIX<30の相場ではレバレッジ2倍(50%までの下落に耐えられる)

 30≦VIXの相場ではレバレッジ1.5倍(66.7%までの下落に耐えられる)

 

■指数CFD運用方針まとめ

①投資対象:S&P500指数

②投資証券会社:GMOクリック証券

③投資金額 毎月10万円

レバレッジ管理

・CFD積み立ては積み立て時のVIX値で判断

・CFDをある程度積み立てている状態では、VIX値で一部利確を検討する

【VIX<20の相場】

レバレッジ2.5倍(40%までの下落に耐えられる)

=証拠金が20万円貯まった段階で1単位

【20≦VIX<30の相場】

レバレッジ2倍(50%までの下落に耐えられる)

=証拠金が25万円貯まった段階で1単位

【30≦VIXの相場】

レバレッジ1.5倍(66.7%までの下落に耐えられる)

=証拠金が33.3万円貯まった段階で1単位

資産運用の見直し~大枠~

相場の急落に備えて、この1か月で色々とポートフォリオ(PF)構成をどうするか検討し、ポジションも整理しました。

思ったよりも相場は早く回復しましたが、現状で金利がどんどん上昇傾向にあるのは懸念であり、テーパリングや利上げを見越すとある程度の相場の変動にはこれからも注意が必要だと思います。

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実際に前回のテーパリング・利上げの時期をみても、S&P500の先物は右肩上がりとは言えず、100日・200日SMAもダウントレンドとなる時期もありました。

 

ただ、一方で資産が少ない現状である程度のリスクは取らないといけないなと感じる部分もあり、個別株投資やレバレッジをかけた投資の必要性に感じていました。

 

そういった思考過程を経て、コアサテライト戦略を取りつつ、CFDでレバレッジをかける運用が妥当だとの結論に至りました。

※以下は今後の運用方針であり、まだ運用は開始していません。

 

■コアサテライト戦略

①コアサテライト戦略の比率について

・どのような比率が妥当かについては、以下を参考にしました。

nextfunds.jp

→コア:サテライト=80:20

president.jp

→コア部分を7割以上

zuuonline.com

→コア:サテライト=80:20

masahiro-us-stock.hatenablog.com

→コア部分を2/3以上

・以上から、コアサテライト戦略の比率に関しては

     コア70%以上:サテライト30%以下

を目標に運用することとしました。

 

②何をどこに組み入れるか

・コアに組み入れるものは上記サイトより、分散が効いていてリスクが低いものが妥当のようです。

投資信託ETF、金などのコモディティ、債権、ロボアドバイザーなど。

マネックス証券の自動引き落とし機能を利用して、コアサテライト戦略の比率維持を図りたい目的から、マネックス証券・IG証券をサテライト口座とし、個別株やレバレッジETFを適宜運用することとしました。

・指数CFDに関してはコア部分とし、ポートフォリオ全体のレバレッジが2倍以下になるように調整。

・仮想通貨に関してもその月ごとにコモディティor仮想通貨or債権を購入することとしたこともあり、コア部分としました。

・以上より

 コア:投資信託ETF・CFD、金・仮想通貨などのコモディティ、債権、ロボアド

 サテライト:個別株・レバレッジETFなど

 

■指数CFD

・低いレバレッジをかけて長期保有が目標になるため、オーバーナイト金利が生じないGMOクリック証券での運用方針。

toushibu.net

レバレッジをかける対象は指数とし、現時点では長期的に強い成長が見込める米国のS&P500としました。

・どれくらいのレバレッジをかけるかについては、以下を参考に1.5-2.5倍までが許容の範囲内と判断しました。ヘッジファンドでも1.5-2.5倍であることを考慮してのことです。

xn--bckyaj3a6cwb4eva2nxdcb.com

ja.wikipedia.org

レバレッジ2倍ということは50%の下落までは何とか耐えられるということですが、リーマンショックの時には最大で60%程度の下落を経験しており、この60%まで耐えうるレバレッジにすると1.6倍程度までレバレッジを落とす必要があります。

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・以上から、

 レバレッジ対象 S&P500指数

 レバレッジ 全体で1.5-2.5倍まで

CFDで指数レバレッジの検討

最近思うことがあります。

もともとの資産が少ないこともあって個別株投資などもやっているのですが、どうやっても分散しすぎてしまって銘柄が絞れない現状です。

そうなると個々の銘柄への投資額が微々たるものになって、資産の増減に乏しい状況です。

ある程度資産があって、複数銘柄に振っても資金の増減が出てくるようなら個別株でも良いのかもしれませんが、現状の資産額ではレバレッジなしの指数を持っているのと(何らパフォーマンスは指数以下(笑))変わりありません。

個々の銘柄は好きで投資しているので、個別株投資をやめたいわけではないのですが、資産運用という観点からいまいちかなと思っています。

それで、個別株投資はおまけ程度にやりながら、指数にレバレッジをかけて持つこと(僕の場合は個別株投資のパフォーマンスが指数にも劣るので)にしようかと思います。

レバレッジ自体は資産を増やすチャンスでもありますが、大きく減らすリスクもあり、リスク許容度の中で行いたいところです。

 

そこで、どういった形で指数にレバレッジをかけて、どういったタイミングで投資するかを検討したいと思い、今回の記事になります!

指数にレバレッジをかける方法としてはレバレッジETFとCFDが検討されますが、レバレッジETFについては別記事に書いた通り10%以下の低下で適宜買い増しスタイルで行きます。

それとは別個にCFDを運用しようと思っています(木材のCFD取引で多額の損失を出したので、その損益繰り越しを利用したい思惑からです)。

 

💌reostock流CFD投資についての考察

○根底にある考え方

・現在のCOVID流行下で仕事が忙しく、頻回に相場を見るのは困難なので極力簡単にINとOUTを判断する方法を考察したい。

→毎日INとOUTをするのは論外で、1か月に数回程度のINorOUTで済む投資にしたい。

・もっと良い案があれば教えてください。

+投資は自己責任でお願いします。

 

○思い至った方法

移動平均線のクロスを利用した売買

 ①’移動平均線ローソク足のクロスを利用した売買

グランビルの法則に近い売買です。

→試行錯誤した結果、ある程度の頻度で移動平均線がクロスして値幅が取れるものとして5日EMAと100日SMAを採用

→①' については、100日SMAをローソク足終値で下回ったのを日足で確認後、100日SMAを日足の終値で超えたのを確認した次の日に買いで入る。

※5日EMAと100日SMAを採用した理由

・5日SMAだとクロスがほとんどなくなってしまう。

・50日SMAや100日EMAだとクロスが多くて個人的にしんどい。

 

MACDを利用した売買

MACDは9.12.26の一般的なものを採用

+3%にトレーリングストップを入れる(前回の検証より)。

※上記MACDの理由

・最も一般的だから。

・綺麗にクロスするように設定をいじるという意見もあるが、それをやってしまうと規律が乱れると感じたから。

 

◆ES1!(S&P500先物)検証期間:2012/12-2021/8/26

移動平均線のクロスを利用した売買(単位はパーセンテージ)

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31.62+2.12-1.79-6.05+5.85+22.03+3.11+3.89-2.39+48.02

25.9+80.51

=106.41%

※斜体+下線は2012/12-2015年末(2013年にテーパリング発表、2014年にテーパリング、2015年に利上げを意識して区別)です。

🐛考察

・テーパリング前の金融相場に関しては上記の+31.62や+48.02と値幅が取れた。

・一方で、テーパリングや利上げ期間中は-6.05など-が目立つ。

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-1.79や-6.05%の時期

🐍テーパリングや利上げ期間中の-を避けるには・・・

・上記の移動平均線デッドクロスしたところと次のゴールデンクロスを結ぶ角度がマイナスを避ければマイナスは避けられるが、それだとコロナ下落後の+48.02の値幅などプラスも一定頻度で取れなかった(グランビルの法則に則ることの弊害)。

・テーパリングや利上げ期間中の-1.79や-6.05の時も-13%近い急落時であり、コロナウイルス後の+48%を取ろうとすると暴落後かどうかで線引きするのも難しい。

→上記の2つを区別するとしたら指数が下がった比率の高さと下がる時間。

→テーパリングや利上げ期間中はMACDが-50に到達しない範囲で下がっていたが、リーマンショックコロナウイルス相場は-75近くまでMACD下落しており、ここまで下落した後の移動平均線ゴールデンクロス後はプラスが取れることが多かった。

🌟まとめ

・5日EMAと100日SMAのデッドクロスゴールデンクロスで売買するのはアリかもしれない。

・マイナスを避けるためには、移動平均線デッドクロスした位置(売ったタイミング)とゴールデンクロスした位置(次に買うタイミング)を結んだ角度がマイナスの場合は、次の取引で損失が出る可能性がある。ただ、デッドクロスゴールデンクロス(売ったタイミングと次に買うタイミング)の間にMACDが-50を超えて急落するような相場環境では大きな値幅が取れる可能性がある。

 

①' 移動平均線ローソク足のクロスを利用した売買

f:id:reostock:20210828134704p:plain

21.33+16.91+13.88+6.96+4.03+2.35+1.68+2.05+1.78+2-0.98-0.28-0.82-2.42-1.67-0.90-5.39-4.93-4.80+3.02+5.85-0.14-0.96+0.24+3.53+1.57-1.01-1.64+33.65

65.9+28.99

=94.89%

※斜体+下線は2012/12-2015年末(2013年にテーパリング発表、2014年にテーパリング、2015年に利上げを意識して区別)です。

🐛考察

・金融相場はやっぱり値幅が取れて強い。

・テーパリングや利上げ期間中のマイナスについては上記で記載の方法で避けることを考慮するほかない。

・それに加えて今回はコロナウイルス相場で急落する直前に-1.01と-1.64の-が目立った。

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2020/03

🐍コロナウイルス相場によるマイナスを避けるには・・・

・このタイミングも含めて指数が移動平均線から乖離しすぎたところから急落するタイミングでは損が出ることが多い。

移動平均線からの乖離率を利用して避けられないか?

milli-pro.com

→これを利用して100日SMAからの乖離率が8%にタッチしたところである程度の利確をするのが妥当だと思われる(乖離率が8%にタッチすることはあまりなかったので)。

🌟まとめ

ローソク足と100日SMAのクロスを利用した売買も有効であると思われる。

・この取引でのマイナスを避ける方法の1つとして移動平均線乖離率が8%になったところである程度を利確することが検討される。

 

MACDを利用した売買

f:id:reostock:20210828152945p:plain

15.33+82.87

=98.2%

※斜体+下線は2012/12-2015年末(2013年にテーパリング発表、2014年にテーパリング、2015年に利上げを意識して区別)です。

🐛考察

MACDを利用した売買もある程度利益は出せるが、あまり労力に見合わない気もする。

・テーパリングや利上げ期間中については+15.33とそれ以降の期間と比較してもいまいちで、MACDが-5以下でクロスした例でのみエントリーした方が+19.49%と良かった(移動平均線と同じようなタイミングでMACDも損が出ている印象)。

・ただ、MACD-5以下クロスにしてしまうと2016年以降は82.87→46.26と半減してしまう。

→結局はMACDのダマシが原因なのですが、ある程度角度を持ってクロスしていてもダマシだったり、クロスの位置を上述の通り調整しても、何かを得て何かを失う形でした。

 

◆YM1!(ダウ先物)検証期間:2012/12-2021/8/26

 ①移動平均線のクロスを利用した売買(単位はパーセンテージ)

f:id:reostock:20210828182128p:plain

5.53+57.8

=63.33%

※斜体+下線は2012/12-2015年末(2013年にテーパリング発表、2014年にテーパリング、2015年に利上げを意識して区別)です。

🐛考察

・指数がほとんど横ばいに近かった2015年までの相場では利益ほとんど出せず、-7.30%というトレードもあった。

デッドクロスゴールデンクロスを結んだ傾きがマイナスだとその後の取引が損失となりやすかったが、MACDが-200以下まで到達してもその後に値幅が取れず損失を出す取引も度々だった。

 

①' 移動平均線ローソク足のクロスを利用した売買

1.12+19.04

=20.16%

※斜体+下線は2012/12-2015年末(2013年にテーパリング発表、2014年にテーパリング、2015年に利上げを意識して区別)です。

🐛考察

・①と同様の結果。

・7%程度の乖離率で一部利確することで多少の損失は回避できた可能性がある。

 

MACDを利用した売買

f:id:reostock:20210828203011p:plain

25.39+75.86

=101.25

※斜体+下線は2012/12-2015年末(2013年にテーパリング発表、2014年にテーパリング、2015年に利上げを意識して区別)です。

🐛考察

移動平均線よりMACDの方があっている印象。

 

 

◆NQ1!(NASDAQ先物)検証期間:2012/12-2021/8/26

移動平均線のクロスを利用した売買(単位はパーセンテージ)

f:id:reostock:20210828205354p:plain

26.26+103.34

=129.6%

※斜体+下線は2012/12-2015年末(2013年にテーパリング発表、2014年にテーパリング、2015年に利上げを意識して区別)です。

🐛考察

・ダウと比較すると大丈夫そう。

デッドクロスゴールデンクロスの角度がマイナスだとやっぱり損失出るリスクあり。

MACD-75超えているかどうかでコロナウイルス相場との判断はできそう。

 

①' 移動平均線ローソク足のクロスを利用した売買

35.29+165.58

=200.87%

※斜体+下線は2012/12-2015年末(2013年にテーパリング発表、2014年にテーパリング、2015年に利上げを意識して区別)です。

🐛考察

デッドクロスゴールデンクロスの角度がマイナスだとやっぱり損失出るリスクあり、そこで嵩んだマイナスが足を引っ張っている印象。

MACD-75超えているかどうかでコロナウイルス相場との判断はできそう。

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 ・あとは相場が急落・暴落している時の移動平均線クロス間際でのポジション取りは損失のリスクあり。

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MACDを利用した売買

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26.9+88.62

=115.52%

※斜体+下線は2012/12-2015年末(2013年にテーパリング発表、2014年にテーパリング、2015年に利上げを意識して区別)です。

🐛考察

・それなりの結果というところでしょうか。

 

 

🌟🌟すべてのまとめ

○S&P500

①5日EMAと100日SMA戦略

・基本的にはゴールデンクロスで買い、デッドクロスで売り。

デッドクロスで売り→ゴールデンクロスで買いの、デッドクロスゴールデンクロスの角度がマイナスでは売りに入るのに注意必要。MACDが-50を超えるような場合には通常の買いでも良さそうだが、-50を超えないMACDデッドクロスゴールデンクロスの角度がマイナスは買いポジション減らした方が良さそう

MACD

・損が出ることもあるが、3%に損切入れて素直に売買。

①②共通

・100日SMAとの乖離率が8%で一部利確を。

 

○ダウ

①5日EMAと100日SMA戦略

・あまり利益出なそうだが、素直に売買するのみ。

MACDがどこまで下がるかでの線引きは難しいが、-450を超えて下がった後はデッドクロスゴールデンクロスの角度がマイナスであってもプラスになる可能性がある。

MACD

・ダウはこっちのが良さそう。

①②共通

・100日SMAとの乖離率が7%で一部利確を。

 

NASDAQ

①5日EMAと100日SMA戦略

・基本的にはゴールデンクロスで買い、デッドクロスで売り。

デッドクロスで売り→ゴールデンクロスで買いの、デッドクロスゴールデンクロスの角度がマイナスでは売りに入るのに注意必要。MACDが-50を超えるような場合には通常の買いでも良さそうだが、-75を超えないMACDデッドクロスゴールデンクロスの角度がマイナスは買いポジション減らした方が良さそう

MACD

・そのまま素直にトレードするのみ。

①②共通

・100日SMAとの乖離率が10%で一部利確を。

 

🌟まとめ続き

・5日EMAと100日SMA戦略はあながち悪くなさそう。MACD戦略も良いが、ある程度の根気が必要そう。

※乖離率

 S&P500:8%

 ダウ:7%

 NASDAQ:10%

MACD

 S&P500:-50

 ダウ:-450

 NASDAQ:-75

・S&P500、ダウ、NASDAQで合う戦略が違いそうであり、両方併用した方が無難かもしれない。

・ただ、証拠金とかそういうのを気にしなければバイアンドホールドの方が利益は出そう😢

・婚約指輪買う💰が必要なので、しばらくは相場の様子を見ます。必要な💰の用意が出来たら参入予定!

$DDOG 銘柄分析

DDOGについての分析です。

 

○事業内容

strainer.jp

kysu.jp

www.datadoghq.com

→ざっくりまとめると、ソフトウェアやアプリケーションをDDOGで一元的に管理することができ、そこから色々な情報や知見を得ていくっていう感じかなと思います。AWSやAzureなどのクラウドをまとめて管理できるメリットがあり、一方で競合が多い現状のようです。

 

○2021年Q2 Press Releaseより

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Q2

 →全て問題なし。

・CEOコメント

Datadogの共同創業者兼CEOであるオリビエ・ポメルは、「第2四半期の売上高は、前年同期比で67%、前四半期比で18%の増加となり、好調に推移しました。お客様のデジタルトランスフォーメーションやクラウド移行の旅において、当社が信頼できるパートナーであり続けていることを示すものです」と述べています。

さらにポメルは、「当社は、クラウドネイティブのエンドツーエンド・オブザーバビリティ・プラットフォームの機能を拡大し続けています。一方で、当社のクラウドセキュリティプラットフォームにより、DevOpsチームとセキュリティチームの間のサイロを解消する旅は始まったばかりです」と述べています。

・財務ハイライト

 売上高は、前年同期比67%増の2億3,350万ドルとなりました。
 GAAPベースの営業損失は△990万ドル、GAAPベースの営業利益率は△4%でした。
 非GAAPベースの営業利益は3,090万ドルで、非GAAPベースの営業利益率は13%でした。
 希薄化後1株当たりのGAAPベースの純損失は(0.03)ドル、非GAAPベースの純利益は0.09ドルでした。
 営業キャッシュフローは5,170万ドル、フリーキャッシュフローは4,230万ドルでした。
 2021年6月30日現在、現金、現金同等物、制限付き現金、および市場性のある有価証券は14億ドルでした。

・ビジネスハイライト

 2021年6月30日時点で、ARRが10万ドル以上の顧客は1,610社で、2020年6月30日時点の1,015社から59%増加しました。
 Datadog Cloud Security Platformの提供開始を発表。Datadogの深い観察能力にフルスタックのセキュリティコンテキストを追加。この新製品により、企業は単一のプラットフォームを使用して、インフラストラクチャ、ネットワーク、アプリケーション層の監視データとセキュリティインサイトを関連付けることができ、セキュリティチームが潜在的な脅威を理解し、それに迅速に対応するために必要な可視性を提供します。クラウド・セキュリティ・プラットフォームには、クラウド・セキュリティ・ポスチャー・マネジメント、クラウド・ワークロード・セキュリティ、セキュリティ・モニタリング、アプリケーション・セキュリティ(ベータ版)に加えて、ユニファイド・オブザーバビリティとセキュリティ・レポート機能が含まれています。
 クラウド・セキュリティ・ポスチャー・マネジメント(CSPM)とクラウド・ワークロード・セキュリティ(CWS)が一般に利用可能になりました。CSPM(Cloud Security Posture Management)は、本番環境が業界標準に準拠しているかどうかを簡単に追跡できます。クラウド・ワークロード・セキュリティ(CWS)は、環境全体のファイルやプロセスのアクティビティを監視することで、本番環境に対する脅威を検知し、ホストやインフラベースの攻撃を阻止します。
 CI Visibilityのベータ版を発表。左にシフトしてCI/CDパイプライン全体に観測性を持たせることで、開発プロセスの早い段階で本番レベルの可視性を実現します。
 AWS App Runnerによるアプリケーションモニタリングのサポートを発表し、Amazon Web ServicesAWS)をローンチパートナーとして迎え、新しいフルマネージドサービスを提供します。この新機能により、エンジニアリングチームやプロダクトチームが、独自のインフラストラクチャを管理することなく、アプリケーションのスケーリング、デプロイ、およびモニタリングを行うことが可能になります。
 DatadogのAWS Lambdaエクステンションの一般提供を発表しました。この機能により、エンジニアリングチームは、ビジネスクリティカルなサーバーレスアプリケーションのオーバーヘッドを最小限に抑えながら、メトリクス、トレース、ログをDatadogに安全に送信することができます。
 Salesforceプラットフォームとの統合を発表しました。この新しい統合により、Salesforceの管理者やセキュリティチームは、ユーザー、プラットフォーム、APIのアクティビティを可視化することで、不審な行動を検知し、対応することができるようになります。
 Amazon Web ServicesAWS)のGovernment Competencyステータスを獲得しました。この指定は、Datadogが政府機関のお客様と協力して、ミッションクリティカルなワークロードやアプリケーションをAWS上で提供してきた深い経験を反映したものです。
 Google Cloud Marketplaceでの販売を発表。Google Cloudのお客様は、Google Cloud Marketplaceで数回クリックするだけでDatadogを購入することができ、Google Cloudやハイブリッド・クラウド環境におけるアプリケーションやインフラストラクチャの健全性を迅速かつ容易に監視することができます。
 Syntheticsにおけるクロスブラウザ・テスト、モバイルRUMにおけるAndroidiOS、React Nativeなどのクロスプラットフォームフレームワークのサポート、APMにおける不具合のあるデプロイメントの自動検出、Security Monitoringにおける異常検知など、数多くの製品イノベーションを実現しました。

・以下のサイトよりQ2決算を引用。

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https://strainer.jp/notes/7118

→YoY, QoQでの成長は続くが、鈍化傾向なのは懸念か。

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https://strainer.jp/notes/7118

→大口顧客も増加しているが、少しずつ伸びは鈍化傾向。

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https://strainer.jp/notes/7118

→NRR>130%は素晴らしいと思います。

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https://strainer.jp/notes/7118

APM領域では競合他社に追い付く勢いです。

 

○2021年Q2Earning callより

オリビエ・ポメル(共同創設者兼最高経営責任者

 本日はモーニングコールにお集まりいただきありがとうございます。第2四半期の業績は、既存顧客の堅調な成長と新規顧客の堅調な売上により、予想以上に好調であったことに大変満足しています。製品ラインと顧客セグメントの両方で真の強さが見られました。当四半期の売上高は2億3,400万ドルで、前年同期比で67%、前四半期比では18%の増加となり、ガイダンスレンジの上限を上回りました

 ARRが10万ドル以上の顧客数は、前年同期の1,015社から1,610社に増加しました。これらのお客さまは、当社のARRの約80%を占めています。当四半期の顧客数は約16,400人で、前年同期の約12,100人から増加しています。また、資本効率も引き続き良好で、フリーキャッシュフローは4,200万ドルとなりました。

 また、お客様のご利用が増え、当社の新製品が採用されたことにより、当社のドルベースの純保持率は引き続き130%以上となっています。最近の四半期における好調なビジネストレンドが第2四半期にも継続していることを喜ばしく思います。まず、既存のお客さまのご利用が引き続き非常に好調でした。これは、過去数四半期にわたる新規ロゴの拡大が、新規のお客様のご利用拡大に寄与したことなどによるものです。

 第二に、新規ロゴのARRが引き続き好調で、市場開拓戦略を引き続き実行しました。第3に、解約率は引き続き低く、過去の水準を維持しています。これらの要因を総合的に勘案した結果、当四半期のARR増加額は2四半期連続で1億ドルを超え、非常に好調でした。次に、当社のプラットフォーム戦略が引き続き市場で支持されました。

 第2四半期末時点で、2つ以上の製品を使用しているお客様の割合は75%で、1年前の68%から増加しています。さらに、4つ以上の製品を使用しているお客様は28%となり、昨年の15%から増加しています。また、今期は新規ロゴの約70%が2つ以上の製品で着地しています。当プラットフォームは、第2四半期に力強い成長を遂げましたが、その中には、インフラストラクチャー・モニタリングのARRが1四半期で追加されたという記録も含まれています。

 この製品は、まだ高速サイクルの初期段階にあります。一方、プラットフォームの他の製品も引き続き非常に好調でした。RUMとSyntheticsを含むAPMスイートとログ管理を合わせると、ARRは4億ドルを超えました。APMスイートとログ管理も引き続き高い成長率を維持していますが、新しい他の製品はさらに急速に成長しています。

 その結果、エンド・ツー・エンドのオブザーバビリティ・プラットフォームがお客様に受け入れられ、またクラウド・セキュリティ・プラットフォームが開始されたことに大変満足しています。さて、次は製品と研究開発についてです。当社のチームは革新を続け、お客様のペインポイントを解決しました。第2四半期には73の新機能を発表し、第3四半期にも引き続き出荷しています。

 そのうちのいくつかを紹介すると、インフラ周りのセキュリティ問題をターゲットにした2つの新しいセキュリティ製品「Cloud Security Posture Management」と「Cloud Workload Security」の一般提供を発表しました。クラウド・セキュリティ・ポスチャー・マネージメントは、継続的な構成監査を行うことで、お客様が業界のベンチマークや規制基準に沿って環境を追跡できるようにします。また、Cloud Workload Securityは、ホストやコンテナ内のワークロード自体でリアルタイムに脅威を検知します。これらの製品は、イベントやロードデータストリームを対象とした脅威検知を行うセキュリティモニタリングと並んで、セキュリティ分野における当社の第2、第3のGA製品です。

 これらの製品により、当社のクラウドセキュリティプラットフォームの最初の構成要素が揃い、DevOpsチームとセキュリティチームの間のサイロを解消するという当社のビジョンを実現することができるようになりました。この2つの製品が加わったことで、Datadogのプラットフォームには11のGA製品が揃いました。また、CI/CDの領域にオブザーバビリティをもたらす機会が始まっており、7月下旬にCI Visibility製品のベータ版を発表しました。CI/CDとは、継続的インテグレーションと継続的デリバリを組み合わせた手法で、ソフトウェアを一貫して書き、テストし、本番にリリースすることができます。

 問題は、開発者が CI/CD パイプラインを可視化できていないことです。開発者は、テストが失敗しているのか、なぜ失敗しているのか、CI/CDパイプラインのどこでボトルネックや問題が発生しているのかを把握するのに苦労しています。昨年8月に買収したUndefined Labs社をベースにした当社のCI Visibility製品は、お客様のテストパイプラインの可視化を支援し、開発チームのコスト削減と効率化を実現します。今回の発表は非常に喜ばしいことですが、当社は既存の製品に立ち止まっているわけではなく、それぞれの製品を最高のものにするために、今後も機能を拡充していきます。

 Syntheticsでは、クロスプロダクトテストが可能になり、お客様はChromeに加えてMicrosoft EdgeFirefoxでもテストできるようになりました。Mobile RUMでは、AndroidiOS、そしてReact Nativeのようなクロスプラットフォームフレームワークをサポートするようになります。当社のRUM製品は、デスクトップ、モバイル、タブレット上のRUMアプリケーションや、モバイルアプリなど、ユーザー空間全体をカバーするようになりました。そして最後に、APMにおける不具合のあるデプロイメントの自動検出や、セキュリティモニタリングにおける異常検知など、直近の追加機能により、当社プラットフォームのAI/ML機能を引き続き向上させています。

 これらを補完するのが、Watchdog Insightsの継続的な拡張です。Watchdog Insightsは、私たちがプラットフォーム全体でユーザーのワークフローに直接埋め込んでいるレコメンデーション・エンジンです。このように、当社のエンド・ツー・エンドのオブザーバビリティ・プラットフォームは、ますます広がりを見せています。その一方で、クラウドのセキュリティについては前進が見られ、CI/CDのユースケースについては初期段階にあると言えます。いつものように、エンジニアリングチームとプロダクトチームの創造性と生産性、そしてお客様の問題に適切なソリューションを提供し続ける能力に感謝したいと思います。

 さて、次はセールス&マーケティングです。当四半期の顧客数の増加にも表れているように、当社の市場開拓チームは非常に生産性の高い活動を続けています。それでは、第2四半期の成果をいくつかご紹介しましょう。まず、次世代の金融サービス企業では、8桁のアップセルを達成しました。

 彼らは、問題の根本原因を見つけるために、組織全体のプラットフォームとしてDatadogのログ管理を利用しています。この企業では、当社の既存製品の利用が大幅に増加しており、最近では当社のContinuous Profilerを追加して、本番での良好なパフォーマンスをよりよく理解できるようになりました。次に、ヨーロッパのEコマース企業から7桁のアップセルを獲得しました。彼らは複数の商用オブザーバビリティツールを使用していましたが、2021年の戦略的イニシアティブの1つとして、統合とコスト削減を目指していました。Datadogに標準化することで、チームのコラボレーションとコミュニケーションを改善しながら、その目標を満たすことができました。次に、世界的な大手会計事務所から7桁のアップセルを獲得しました。この会社は、オンライン製品の急速な成長を経験しており、チームは問題を軽減するためにツールからツールへと移行することを余儀なくされていました。Datadogをインフラ監視、APM、Syntheticsのソリューションとして選択したことで、解決までの平均時間を短縮し、内部リソースを解放することができました。次に、30年の歴史を持つ分析ソフトウェア会社から、6桁のアップセルを受注しました。この会社は、より多くのワークロードをAzureに移行しています。この新たなアップセルでは、ログ管理のニーズに対してDatadogを標準化しました。DatadogのLogging without Limits機能により、この会社は、ログデータを犠牲にすることなく、ログ管理にかかるコストを1桁削減することができます。そして最後に、バックオフィス系の大手ソフトウェア会社との7桁の契約がありました。この会社は急速に成長しており、ハイブリッド・クラウドへの移行を計画しています。しかし、これまでのモニタリングの導入率は非常に低く、チームでのコラボレーションが困難でした。Datadogを導入したことで、彼らのチーム全体が1つのプラットフォームですべての操作性のニーズを満たすことができるようになり、Datadogがチーム全体の採用率と整合性の向上に影響を与えていることを認識しています。このように、今期のGo-to-Marketチームの業績を非常に誇りに思っています。彼らの努力と、お客様とのパートナーシップにより、今期も好調な業績を達成できたことに感謝したいと思います。

 次に、長期的な見通しについて説明します。現在、企業は長期的なデジタル戦略を推進しています。企業はますますデジタルファーストにならなければなりません。Azureのプラットフォーム化はまだ初期段階にありますが、当社はUnified Observabilityプラットフォームでお客様を支援する絶好のポジションにあると考えています。

 その一方で、DevOpsチームとセキュリティチームの間のサイロを解消するという長期的なビジョンも進んでいます。その結果、データを民主化し、お客様が可視性を高めて複雑さを管理できるようにするための機会を得られたことを非常に嬉しく思っています。そして、私たちは長期的な計画に自信を持ち、戦略を実行するために努力を続けています。デービッドに話を移す前に、今年の10月下旬に開催されるユーザーカンファレンス「Dash 2021」に向けて、各チームが準備に追われていることをお伝えしたいと思います。

 毎年、Dashでは最新の製品イノベーションを紹介していますが、今年の成果を皆さんにお見せできることを楽しみにしています。また、Dashでは投資家向けのセッションも予定しています。秋にはその発表もあると思いますので、お楽しみに。それでは、当社の最高財務責任者CFO)に電話をおつなぎいたします。

デービッド?

デビッド・オブスラー -- 最高財務責任者

 ありがとうございます、オリビエ。要約すると、第2四半期は非常に好調でした。売上高は2億3,350万ドルで、前年同期比で67%、前四半期比では18%増加しました。利用動向は好調で、幅広い分野で成長を示しました。

 新しいロゴの生成も好調で、お客様は引き続きプラットフォーム全体でより多くの製品を採用されています。さらにいくつかの背景を説明します。まず、既存顧客の成長は第2四半期も堅調で、ドルベースの純維持率は16四半期連続で130%以上を維持しました。お客様の既存製品の利用拡大と新製品の採用により、利用率が堅調に推移しました。

 当社のお客様は、クラウドへの移行を引き続き進めています。また、お客様の拡大に伴い、お客様が当社を標準化し、オブザーバビリティ・ツールのベンダーを統合する機会があると考えています。次に、ARRの増加額が2四半期連続で1億ドルを超えました。これは、新製品を含む製品ライン全体での好調さと、各地域での好調さによるものです。新規ロゴも非常に好調でした。

 当四半期の新規ロゴの追加数は、総計および純計ともに記録的な数となりました。当四半期は、企業向けおよび商業向けセールスチームがともに好調に推移し、業界や顧客規模にかかわらず、幅広いビジネスチャンスが引き続き見込まれます。なお、当社は使用ベースの収益モデルを採用しているため、新規ロゴの獲得は通常、すぐには意味のある収益に結びつきませんが、時間をかけて実現していきます。次に、当社のプラットフォーム戦略は引き続きお客様に支持されています。

 現在、70%のお客様が2つ以上の製品を、28%のお客様が4つ以上の製品をご利用いただいています。最後に、解約率は過去の水準と同様に低い水準を維持しました。当社のドルベースの総保持率は90%台半ばで横ばいとなっており、顧客層や製品によらず同様の水準となっています。請求額は、前年同期比69%増の2億7,000万ドルでした。

 また、当四半期にはプロフォーマの影響はありませんでした。RPO(Remaining Performance Obligations)は、好調な販売活動と契約期間の延長により、前年同期比103%増の5億8,300万ドルとなりました。契約期間の増加は、前年同期に比べて年間契約と複数年契約の比率が高まったことによるものです。なお、複数年契約は毎年請求されますが、当社では複数年契約に対するインセンティブは設けていません。

 現在のRPOの成長率も前年同期比で80%以上と好調でした。なお、請求書の発行時期やお客様との契約期間などにより収益が変動する可能性があるため、当社では引き続き、売上高の方が請求書やRPOよりも事業動向を示す指標として優れていると考えています。次に、損益計算書についてもう少し詳しくご説明します。なお、特に断りのない限り、すべての指標は非GAAPベースです。

 GAAPとNon-GAAPの調整表は決算短信に掲載されています。当四半期の売上総利益は1億7,800万ドルで、売上総利益率は76%となりました。これに対し、前四半期の売上総利益率は77%、前年同期は80%でした。当四半期の売上総利益率が前年同期比で低下したのは、製品およびプラットフォームの革新に向けた投資によるものです。

 当四半期の売上総利益率は、中長期的には過去の実績と同程度になると見込んでいます。研究開発費は7,100万ドルで、売上高の30%を占めました。当社は、エンジニアリング要員の大幅な増加を含め、引き続き研究開発に多大な投資を行っています。当四半期の研究開発費は7,100万ドルで、売上高の30%でした。

 営業費用は6,100万ドルで、売上高の26%を占めました(前年同期は33%)。当社は引き続き営業およびマーケティングに多額の投資を行いましたが、収益の伸びは投資の伸びを上回っています。第2四半期の対面式イベントは数件にとどまりましたが、もちろん地域の健康状態や旅行のガイドラインにもよりますが、今年後半には出張やイベント費用の増加を引き続き計画しています。販管費は1,600万ドル(売上高の7%)で、前年同期の9%から減少しました。

 前年同期の営業利益が1,500万ドル、営業利益率が11%であったのに対し、当四半期の営業利益は3,100万ドル、営業利益率は13%でした。当四半期は好調でしたが、当社は目の前に大きくダイナミックな市場機会があると考えており、その機会に対して多額の投資を行うよう努めているため、短期的な利益率を最適化しているわけではありません。しかし、第2四半期は、当然ながら、当社のビジネスモデルの効率性を示すものです。当四半期の非GAAPベースの純利益は3,200万ドル、1株当たり0.09ドルで、加重平均希薄化後の発行済み株式数は3億4,200万株でした。

 次に貸借対照表キャッシュフローについて説明します。当四半期は、14億ドルの現金、現金同等物、制限付き現金、および市場性のある有価証券を保有していました。当四半期の営業活動によるキャッシュ・フローは5,200万ドルでした。資本支出と資産計上されたソフトウェアを考慮したフリー・キャッシュ・フローは4,200万ドルで、フリー・キャッシュ・フロー・マージンは18%となりました。

 次に、第3四半期および2021年通年の見通しについて述べます。当社は、長期的な事業機会について楽観的であり、予見可能な将来にわたって高い成長を実現できると信じています。当社は非常に大きな市場に対応しており、その機会に対してうまく実行しています。このような状況を考慮し、通常の保守的な考え方に基づき、ガイダンスを以下のように更新します。

 第3四半期の売上高は、中間点で前年同期比60%増となる2億4,600万ドルから2億4,800万ドルの範囲となる見込みです。非GAAPベースの営業利益は1,800万ドルから2,000万ドルの範囲になると見込んでいます。また、非GAAPベースの1株当たり当期純利益は、加重平均希薄化後発行済株式数約3億4,400万株に基づき、0.05ドルから0.06ドルの範囲となる見込みです。また、2021年度通期の売上高は、中間点で前年比56%増となる9億3,800万ドルから9億4,400万ドルの範囲となる見込みです。

 非GAAPベースの営業利益は、8,700万ドルから9,300万ドルの範囲になると見込んでいます。非GAAPベースの1株当り当期純利益は、加重平均発行済株式数約3億4,400万株に基づいて、0.26ドルから0.28ドルの範囲になると予想しています。今回の見通しについて、いくつかの注意点があります。第1に、第2四半期の使用率は好調でしたが、ガイダンスを提供する際には、通常通り、より保守的な仮定を用いています。

 第二に、当社の戦略的な焦点は、長期的な成長のための最適化投資にあります。当社は、2021年の残りの期間、研究開発と市場開拓に積極的な投資を続ける予定です。次に、当社のモデルでは、第3四半期中にオフィスに戻り、出張や対面式のイベントを再開することを想定しています。ただし、現地の規制に応じて柔軟に対応し、従業員の健康を守ることを最優先に考えています。

 営業利益以下の項目については、まず、第3四半期の非GAAPベースの受取利息およびその他の受取利息は約0.9百万米ドルを見込んでいます。この受取利息には、現金および有価証券にかかる受取利息と転換社債にかかる支払利息が含まれます。第3四半期には、連邦政府の納税者となる見込みはありませんが、海外事業体に関連する税金を計上しています。その結果、第3四半期は約60万ドル、通年では200万ドルの税金を見込んでいます。要約すると、今期の業績には非常に満足しています。

 お客様は、既存の製品をより多く使用したり、新しい製品の使用を選択したりして、Datadogをより多く消費し続けています。当四半期には2つの新製品を追加し、お客様に提供する製品は11種類となりました。研究開発と市場投入の目標に対する実行力は、引き続き高い水準にあります。また、お客様がクラウドへの移行やデジタルトランスフォーメーションの効果を管理できるようにするための当社の能力は、成長し続けています。

 以上をもちまして、質疑応答を開始いたします。

 

Q&A よくある質問
オペレーター

 ありがとうございます。それでは、質疑応答を始めさせていただきます。最初の質問は、ジェフリーズのブレント・ティルさんです。

ブレント・ティル -- ジェフリーズ -- アナリスト

 おはようございます。大口顧客の成長について、もう少し詳しく説明していただけますか。直近の2四半期では、この分野で非常に優れた結果を出しています。大企業が御社のプラットフォームを標準化していく中で、どのようなことが起きているのか、もう少し詳しく教えていただけますか?

オリビエ・ポメル(共同創業者兼CEO)

 はい、まだいくつかの事例があります。つまり、コールの中で述べたように、お客様が様々なものを集める前に他のものを使用していて、当社のプラットフォームに標準化することで、当社にとってより大きな土地を確保しているというケースです。しかし、これはまだ当社の顧客獲得の大部分を占めるものではありません。

 大体において、私たちはまだ小規模なお客様から始めて、彼らと一緒に行動し、後にクラウド環境への移行が進むにつれて、私たちを標準化しています。ですから、この比率は他の四半期と比べても遜色ないと感じていますが、まだ特定の傾向は見られません。

Brent Thill -- Jefferies -- アナリスト

 デイビッドさん、上半期に対する下半期の販売員の採用計画について、ノルマ遂行能力と上半期までに追加する予定の人員について説明していただけますか?

デビッド・オブスラー -- 最高財務責任者

 はい。先に述べたように、当社は収益にほぼ連動してランプの割当量を増加させようとしています。また、昨年から今年にかけてCOVID全体で積極的な採用計画を立てており、それを実行しています。ここ2、3年、採用と割当量の拡大に関する目標は変わっていません。

オリビエ・ポメル(共同創設者兼最高経営責任者

 そうですね。先ほどデイビッドが言ったことの補足ですが、多くの企業がストップ&スタートを繰り返すのに対し、当社は安定した採用を続けてきたことで、今日の素晴らしいポジションを築くことができました。今は、雇用市場が非常に熱く、また多くの人が休暇を取っているため、雇用にとって興味深い時期です。しかし、私たちは今の状況に満足していますし、パンデミックの間も着実に採用活動を続けるという選択をしたことにとても満足しています。

Brent Thill -- Jefferies -- アナリスト

ありがとうございました。

運営者

次の質問は、モルガン・スタンレーのサンジット・シンさんです。

サンジット・シン -- モルガン・スタンレー -- アナリスト

 質問をお受けしてありがとうございます。印象的な第2四半期の業績におめでとうございます。オリビエ、あなたが原稿の中で述べた「インフラストラクチャー・モニタリングはまだ初期段階にある」というコメントについて、もう少し理解できるようにしたいと思います。あなたの視点では、インフラストラクチャー・モニタリングに対するこのような感情はどのようなものでしょうか。会社の基盤となる主力製品であり、まだ長い道のりがあるとおっしゃっています。

 その考えをもう少し詳しく説明してください。

オリビエ・ポメル(共同創業者兼最高経営責任者

 これには2つの側面があります。1つは、普及率という点で、当社の製品と今後1年間に登場するクラウド製品を合わせても、市場全体のごく一部に過ぎないということです。だからこそ、そこから得られるものはたくさんあるはずです。

 2つ目の側面は、世界がデジタル的に変化しているということです。そのため、市場全体、つまり監視しなければならないインフラの規模は、5年前に監視しなければならなかったものよりもはるかに大きくなっています。この2つの点を考慮すると、市場への浸透という点では、インフラ・モニタリングでカバーできる範囲はまだまだ広いと言えます。それと並行して、この分野はまだ進化し続けていますよね。クラウドの特徴は、ワークロードを実行するための革新的な方法や新しい方法があるということです。Datadogでは、そのような状況をいくつか経験してきました。

 クラウドインセンティブに始まり、コンテナ、そして今はサーバーレス。私たちはそれが止まることを期待していません。インフラストラクチャを運用するための新たな方法が出てくると考えています。そのために、私たちは製品に多額の投資を行い、すべての分野の最前線に立つことを目指しています。

サンジット・シン -- モルガン・スタンレー -- アナリスト

 なるほど、その通りですね。また、次の質問ですが、あなたの原稿の中で何度も耳にした言葉に「標準化」がありました。これはどのくらいの原動力になっているのでしょうか?また、ログ解析ソリューションの成熟度はどの程度でしょうか。APMの1~2年後に発売されました。APMを例にとると、あなたの視点では、その能力と製品はどのような位置づけにあるのでしょうか?

オリビエ・ポメル(共同創業者兼最高経営責任者

 私は自分の子供全員を同じように愛しています。APMとログは、当社の顧客ベースでの採用率と、成熟度の点で拮抗しています。どちらの製品も、お客様がバック・オブ・グリッドのような環境でこれらの製品を使い始めるような状況では、勝利を収めています。両製品は、お客様の標準化の基盤となるインフラを管理する上で、2本目の足の役割を果たすことができます。

 今日、私たちが目にするのは、お客様が私たちの提供する製品を標準化しているということです。彼らはプラットフォームを購入しています。そして、APM、ログ、インフラストラクチャ・モニタリングの3つが、このプラットフォームの主要な柱となるでしょう。

Sanjit Singh -- モルガンスタンレー -- アナリスト

わかりました。それはよかったですね。ありがとうございました。

運営者

次の質問は、JPモルガンスターリング・オーティさんです。

スターリング・オーティ -- JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー -- アナリスト

 はい、ありがとうございます。お待たせしました。あなた方が話したコメントの数を考えると、準備されたコメントの使用が強さの原動力になっています。昨年の上半期には超過料金の項目がありました。

 今回はどう違うのでしょうか?また、現在の使用量や消費量はどのように増加しているのでしょうか?

デビッド・オブスラー:最高財務責任者

 私がお答えします。私たちは、昨年の第2四半期にフラット化と最適化を行ったと言ったと思います。それ以降、昨年の第3四半期から現在に至るまで、より正常な、あるいは長期的なトレンドに沿った状態に戻ってきています。第2四半期は、過去3、4四半期と同様に非常に好調で、当社の長期的なポジションと一致しています。

 これは、クラウドマイグレーションやデジタルプロジェクトの展開が通常に戻ったことを反映していると感じています。前四半期で述べたように、使用量の増加は非常に広範囲にわたっており、製品や顧客の種類もバランスが取れていて、当社の歴史の中で見てきたものと非常によく似ています。

スターリング・オーティ -- JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー -- アナリスト

 そうですね。素晴らしいですね。それから、簡単なフォローアップをひとつ。市場参入のための投資に関して、今四半期のガイダンスを発表した際、同様の項目があったと思います。

 明らかに、セールス&マーケティングは、当社や多くの企業の予測を大幅に下回っています。ガイダンスに織り込まれている前四半期比の増加分のうち、人員数によるものと、あなたが指摘したようにオフィスへの復帰や出張によるものとを比較して、どの程度把握していますか?

デビッド・オブスラー -- 最高財務責任者

 はい。まず、その点からお話します。私たちはずっと、2つの要因があると言ってきました。1つは、売上高に占めるマーケティング費用と出張費用の割合で、3%前後、つまり3%強が出張やイベントがないことによるメリットです。

 これは、第4四半期のようにre:InventとDashがある四半期であるかどうかによって、多少の変動があります。純利益については、売上高のラインを見ていただければわかるように、計画していた以上の成果を上げることができたと思っています。つまり、基本的には収益にポジティブなサプライズがあり、それが最終的には利益につながるということです。最後に、オリビエさんがおっしゃったように、私たちは非常に積極的な雇用計画を立てています。

 基本的には今年中に完了させようとしています。この市場でそれを実現するには時間がかかります。そのため、下半期には成長が加速し、人材面でも加速すると考えています。すでに採用数でそれを実感しています。

 しかし、ここ2、3年は、年の途中で採用を増やしてきました。

スターリング・オーティ -- JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー -- アナリスト

分かりました。ありがとうございました。

オペレーター

次の質問は、ゴールドマン・サックスのKash Ranganさんです。

Kash Rangan -- ゴールドマン・サックス -- アナリスト

 驚異的な業績おめでとうございます。Oliさん、Davidさん、本当におめでとうございます。質問は、標準化のメリットを実際に体験し始めたとき、販売サイクルはどのようになっているでしょうか。また、パイプラインに現れたこれらのオプションを推進するために、どのような雇用を想定していますか?また、結果として、今後2、3年の間に進化していく中で、Datadogがエンタープライズ市場の上位にどのように食い込んでいくのかについてもお話しいただければ、幸いです。また、もしお時間があれば、経済が上向きになれば、御社の業績は今のままで素晴らしいものになると思いますが、そのためにはどうすればよいでしょうか?

 私たちが旅行や外出をするようになったとき、経済が開放されることで、どのような利益が増加するでしょうか?ありがとうございました、そしておめでとうございます。

オリビエ・ポメル(共同創業者兼最高経営責任者
 ありがとうございます。まず、標準化について説明します。今のところ、販売サイクルに大きな変化はありません。というのも、私たちのやり方は、ほとんどが小規模から始めて、お客様とともに成長していくものだからです。そして、標準化を行う頃には、そのお客様にしっかりとした足場を築き、そのお客様のエンジニアが常に当社を使用しているので、標準化のためのケースを作るのがますます簡単になります。

 もちろん、当社のセールスフォースが世界各地をカバーし、当社との付き合いが長いお客様が増えれば、時間の経過とともに多少の変化はあるでしょうね。私は、時間の経過とともに、我々の運営方法にいくつかの変更を加えることを期待しています。しかし、現時点では、販売プロセスやそれにかかる時間に大きな変更はありません。標準化によって、製品の観点からのロードマップが明らかになりました。これは、標準化されたお客様が、レガシーITやオンプレミスITの一部を、同じまたは大部分のクラウド技術の下に戻すことができるようにするためのものです。

 これは、私たちの開発の一部に反映されています。また、おそらくプロフェッショナル・サービスに関する取り組みにも反映され、これらの顧客を取り込むためにより多くの時間を費やすことになるでしょう。経済開放についての質問ですが、私たちにとって興味深いのは、パンデミック以前のクラウドへの移行方法にほぼ戻っているように見えることです。これ以上早くなるかどうかはわかりません。

 これまでは非常に安定した歴史的傾向がありましたが、今はその安定した歴史的傾向に戻っていますので、満足しています。長期的な成長を維持するために現在取り組んでいる主なことは、プラットフォームの構築を継続し、製品を追加してお客様のすべての問題をカバーしたり、問題の大部分を解決したりできるようにすることと、同時に、市場参入チームを拡大して、世界中のあらゆる場所でお客様との会話に参加できるようにすることです。それを実現するためには、まだかなりの作業が必要です。

Kash Rangan -- ゴールドマン・サックス -- アナリスト

Oliさん、Davidさん、どうもありがとうございました。

オペレーター

次の質問は、シティのタイラー・ラドケさんです。

タイラー・ラドケ -- シティ -- アナリスト

 質問をお受けいただきありがとうございます。大まかな価格環境についてお聞きしたいと思います。明らかに1年前、COVIDの影響で、いくつかの顧客が支出を合理化しているのを目にしました。もちろん、今期はそれが問題になっているようには見えませんでした。

 しかし、長期的な価格戦略についてはどのようにお考えですか?また、技術革新や新機能の構築を続けていく中で、時間をかけてさらに課金できるような価格設定ができる可能性を感じていますか?

オリビエ・ポメル -- 共同設立者兼最高経営責任者

 ありがとうございます。ありがとうございます。この答えには3つの部分があると思います。まず1つ目は、昨年見られたのは価格圧力ではありませんでした。

 昨年は、お客様がAmazonやAzureなどのフットプリントを実感されていました。このようなお客様は、キャッシュにまつわる多くの不確実性に直面しているときに、この方法で大幅にコストを削減できると判断し、最大の取引を行ったのです。これが1つ目です。2つ目は、長期的に考えると、顧客に提供される価値の一部を把握するためには、交換される直線的なデータ量だけではなく、別の課金方法が必要になることがほとんどだということです。

 そのため、私たちはすべての製品でこの点に取り組んでいます。これは基本的に、お客様が得る価値とお支払いいただく価格を一致させ、そのためのレバレッジをお客様に与え、当社側でアンバンドリングを維持するための方法です。そのためには、彼らにその力を与え、我々の側でもアンバンドリングを維持するようにしなければなりません。この質問に対する3つ目の答えは、時間をかけて新しい機能を追加していくという選択をしたということです。主に新しいSKUの形で、お客様に新しいクラスの問題が発生したときに追加していきます。

 この方法は、基本的に価格を維持し、成長や機能性の向上に応じて価格を上げるというものです。この方法は、製品が提供する価値を示す非常に良いシグナルとなり、製品のロードマップを推進するのに役立ちます。

Tyler Radke -- Citi -- アナリスト

 ありがとうございます。競争環境についてのフォローアップですが、オーリーさん。お客様がオブザーバビリティ・ツールを統合しているという話をされていましたが、そのような機会があるとお考えですか?特にRPOの成長に関連して、今期の案件の規模が非常に大きくなっていますが、それに伴ってレガシーなオブザーバビリティソリューションの置き換えが増えているのでしょうか?これらの案件の規模が大きくなるにつれて、それが競争上どのような意味を持つのか、ご説明ください。

オリビエ・ポメル -- 共同設立者兼CEO(最高経営責任者

 これまでに見てきたのと同じです。その動きは、オンプレミスやレガシーをクラウドに統合しようというものです。私たちが見ているのはそれだけです。これまでに見てきたのと同じ傾向が見られますが、これについては特に面白いコメントはありません。

私たちが見ているのは、今も変わらないものなのです。

運営者

次の質問は、RBCキャピタル・マーケッツのマット・ヘドバーグさんです。

マット・ヘドバーグ -- RBCキャピタル・マーケッツ -- アナリスト

 こんにちは、皆さん。四半期決算、おめでとうございます。私の質問に答えてくださってありがとうございます。オーリーさん、脚本の中で、セキュリティソリューションのポートフォリオを構築することについて少し触れられていましたが、明らかに、買い手が少し違うようですね。

 明らかに、中核となるインフラやログ製品とは少し異なる買い手です。そこでどのように販売活動を展開しているのか、また、そこにどのような付加価値を見出しているのか、お話しいただけますか?

オリビエ・ポメル(Olivier Pomel):共同設立者兼CEO(最高経営責任者

 今のところ、Observabilityをベースにした販売活動を行っています。そして、これらの製品を構築する際には、すでにDatadogのプラットフォームに取り込まれていて、自ら選択してセキュリティ製品の導入を始めることができる顧客を重視しています。これがステップ1です。

 ステップ2では、これらの製品がGAに到達し、クリティカルマスに達すると、セールスフォースを通じて直接販売を開始します。そのためには、最近行ったSqreen社の買収から多くのことを学んでいると思います。この買収は、将来的に興味深いものになると期待しています。今日は特に何もお伝えすることはありませんが。

マット・ヘドバーグ -- RBCキャピタル・マーケッツ -- アナリスト

 了解しました。OKです。続いて、デビッドさんからもひとつ。コールの中で、複数年契約の数が増えているとおっしゃっていました。

 もちろん、あなたが必ずしもそれを求めていないことは承知しています。ただ、そのような行動につながったお客様との会話はどのようなものだったのでしょうか?

デビッド・オブスラー:最高財務責任者

 これは、標準化されたオブザーバビリティとしてDatadogへの投資を増やし、長期的にコミットしたいと考えている大規模な顧客との相関関係があると思います。一般的には、我々が出向くのではなく、顧客から引き抜くことになります。着陸して拡張する場合、時間の経過とともに成長し、契約を修正してより多くのコミットメントをするという動きがよく見られます。これは、企業のお客様や大規模なクラウドネイティブのお客様が、Datadogを中核的なプラットフォームとして採用し、その採用期間を長くしたいと考えていることに起因しています。

マット・ヘドバーグ -- RBCキャピタル・マーケッツ -- アナリスト

了解しました。とても参考になりました。ありがとうございました。

デビッド・オブスラー -- 最高財務責任者

はい。ありがとうございます。

オペレーター

次の質問は、ウィリアム・ブレアのKamil Mielczarekさんです。

カミル・ミエルザレック -- ウィリアム・ブレア社 -- アナリスト

 私の質問にお答えいただきありがとうございます。プラットフォームの拡大についてお聞きできてよかったです。2つの製品がありますね。

 数ヶ月後にはDatadog Dashが発売されますが、研究開発費は前年同期比で84%増加していると思います。研究開発費の水準を上げるという決定について、もう少し詳しく教えてください。また、新製品の導入ペースについてはどのように考えればよいでしょうか。また、製品の多様化が進む中で、これらの新しいソリューションの販売をサポートするために、営業組織にどのような変更を加える必要があるでしょうか?

オリビエ・ポメル(共同創設者兼最高経営責任者

 そうですね。私たちは、あらゆる面でできる限り積極的な投資を行っています。研究開発への投資を加速させる機会があれば、いくつかの買収を通じて行ってきましたが、これらは実際には研究開発費として継続的に計上されており、実行しています。観察可能性、セキュリティ、そして本日お話したCI/CDを中心とした開発者のユースケースなど、非常に大きなビジネスチャンスの中で、当社はまだ非常に早い段階にあると考えています。

 また、後には、リアルタイムBIや、おそらく[Inaudible]でできることがたくさんあるでしょう。様々なことに触れることができます。ですから、私たちは非常に早い段階から取り組んでいます。今後も長い間、研究開発に多大な投資をしていくつもりです。

 ゴーイング・マーケットへの影響という点では、ゴーイング・マーケットの面で最初に変化が必要になるのは、セキュリティ製品の販売面をより積極的に推進するのをやめるときだと思います。それはまだ起きていません。いくつかの製品がやっとGA(正式版)に到達したばかりなので、今はまだ何もしていませんが、将来的には必ず実行します。

ウィリアム・ブレア・アンド・カンパニーのアナリスト、カミーユ・ミエルザレック氏

 それはよかったですね。早速ですが、競合他社の状況について教えてください。誰が取引をしているかについて変化はありますか?また、勝率は向上していますか?また、製品によってどのような違いがありますか?

オリビエ・ポメル(共同創設者兼最高経営責任者

 非常につまらない話ですね。以前と同じことを繰り返しています。我々の立場からすると、会社の状況は変わっていません。私たちが注目しているのは、やはりグリーンフィールド、つまり新しい環境、私たちと一緒に小さく始めて、あらゆることを私たちに標準化するまで私たちと一緒に成長していくチームです。

 それが今も変わらない動きであり、我々を取り巻く環境もさほど変わっていません。

カミル・ミエルザレック -- ウィリアム・ブレア・アンド・カンパニー -- アナリスト

ありがとうございます。また、おめでとうございます。

オペレーター

次の質問は、Stifel社のBrad Rebackさんです。

ブラッド・バック -- スタンフォード・ファイナンシャル・コーポレーション -- アナリスト

 プラットフォームにおける新規顧客の増加について考えてみますと、最近の新規顧客は、より早くコミットメントを獲得しているのでしょうか?つまり、2、3年前のお客様よりも速いペースで増加しているのでしょうか?

オリビエ・ポメル(共同創業者兼CEO)

 初日のコミットメントが以前に比べて大きくなっていることもあるので、多少の違いはあります。これについては、前回、最初の数回の電話でお話ししました。全体的に見て、コホートは長く、規模も大きくなっています。一般的にASPは時間とともに上昇しています。

 しかし、私たちが見ている成長は、これまでに見てきたように、入社1ヶ月目から6ヶ月目、12ヶ月目までの使用量の伸びと非常によく一致しています。つまり、これは2つの部分からなるイベントなのです。

デビッド・オブスラー(最高財務責任者

 大まかに言えば、純保持率の一貫性とその持続性を見ると、土地と拡大では依然として非常に似通っており、前の期間と同様にコーホートが拡大しており、非常に重要なのは、長期にわたって拡大していることです。つまり、持続的に、かなり長い期間にわたってコーホートの拡大が続いており、これは過去の期間に見られたものと非常に一致しています。

Brad Reback -- Stifel Financial Corp.のアナリスト

それは素晴らしいことです。ありがとうございました。

オペレーター

次の質問は、ニーダム社のジャック・アンドリュースさんです。

ジャック・アンドリュース -- ニーダム・アンド・カンパニー -- アナリスト

 おはようございます。このたびの決算、おめでとうございます。Oliさんは、セキュリティへの取り組みを続けていますが、DevSecOpsを推進する上で、これまでに行ってきたDevとOpsのペルソナの変換から得られた教訓は何でしょうか。また、今回のセキュリティへの移行は、開発と運用が統合されたときとは異なり、どのような点を考慮する必要があるのでしょうか?

オリビエ・ポメル(Olivier Pomel):共同設立者兼最高経営責任者

 はい、素晴らしい質問ですね。そこには多くの共通点があります。多くの場合、摩擦を減らし、外に出て、多くの労力をかけて、多くの人が関わり、多くの部署が関わるようなことを、非常に簡単に、しかも早い段階でできるようにすることです。

 そうすれば、私たちはその方法を知っています。これが第1の部分です。第2の部分は、買い手は少しずつ異なり、場合によっては、買い手に少しずつ異なる対応をする必要があるということです。この点については、先ほどの質問でもいくつか触れられていますので、あまり繰り返しはしませんが、プラットフォームを設定するための動きに、どのように追加していくかという点では、まだ取り組んでいるところです。

ジャック・アンドリュース -- ニーダム・アンド・カンパニー -- アナリスト

 ありがとうございます。それから、ちょっとしたフォローアップです。御社のソリューションのポートフォリオが拡大していることについて、営業部隊やパートナーエコシステムが、最近提供しているすべての製品の価値提案やニュアンスを理解する能力をどのように維持しているのか、最新情報を教えてください。

オリビエ・ポメル -- 共同創立者最高経営責任者

 そうですね。これは大きな取り組みです。実は最近、最高執行責任者として加わったアダムが担当している分野のひとつです。今日の彼の主な仕事は、営業チームや市場開拓チームの全員に、製品の仕組みや誰を取引に参加させればよいかまで教え、適切な製品を適切な顧客に提供する方法を正確に理解させるための能力開発チームを拡大することです。

 それが彼の主要な関心事のひとつです。私たちはそのための投資を行っています。

ジャック・アンドリュース -- ニーダム・アンド・カンパニー -- アナリスト

ありがとうございました。

オペレーター

次の質問は、オッペンハイマーのイタイ・キドロンさんです。

イッタイ・キドロン -- Oppenheimer & Co. Inc. -- アナリスト

 やあ、みんな。素晴らしい四半期でした。セキュリティに関する質問の続きですが、今回発表された2つの新製品、ポスチャーマネージメントとワークロードプロテクションについてお話したいと思います。この時点で、これらのソリューションを提供していないセキュリティベンダーはありません。

 ですから、市場はまだ早いですが、誰もがこれを追い求めているように見えます。あなたの視点で、セキュリティ分野にどのような差別化をもたらすことができるのか、考えてみてもらえませんか?また、まだ初期段階であることは承知していますが、現時点でのクラウドセキュリティプラットフォームのARR貢献度についてお聞かせください。

オリビエ・ポメル -- 共同創業者兼最高経営責任者

 そうですね。2つ目の質問ですが、こちらはまだ何もありません。唯一言えることは、このプラットフォームのトレンドと成長ぶりに非常に満足しているということです。そして、いずれはもっと多くのことをお伝えすることになるでしょうが、今日は何も言えません。

 差別化については、これらのカテゴリーに何をもたらすかというと、我々はすでにこれらのワークロードをすべて計測しています。つまり、私たちはそれらのマシンに存在しています。当社のエージェントが稼働しています。ログはすでに当社が収集しています。

 また、すべてのクラウド構成に接続しています。そのため、お客様がセキュリティを有効にするために必要なことは何もなく、これが大きな差別化要因となっています。さらに、開発者や運用担当者が私たちの仕事ぶりを一日中見ています。彼らは、セキュリティチームに教えることもできます。

 彼らは、セキュリティチームとは別のサイロにいるのではなく、ソリューションの一部となることができます。彼らはワークロードのセキュリティを担当しています。この2つを組み合わせれば、非常に強力で、非常に異なるものができあがります。そして、セキュリティの観点からワークロードをインストルメントすることだけを目的とした競争では、ほとんど再現できないと言えるでしょう。

Ittai Kidron -- Oppenheimer & Co. Inc.のアナリスト

ありがとうございます。幸運を祈ります。

オペレーター

次の質問は、キーバンクのマイケル・テュリッツさんです。

マイケル・ツーリツ -- キーバンク・キャピタル・マーケッツ・インク -- アナリスト

 まず最初に、明らかに素晴らしい四半期でした。価格設定の話ですが、オーリーさんは、ある時点で価格設定を変更する必要があると少し話していましたね。市場ではすでにいくつかの競合他社が価格を変更していますが、これは特にデータ利用のコモディティ化を狙ったもののようです。これは、特にデータ利用のコモディティ化を狙ったものと思われますが、競争という点で何か影響はありましたか?また、長期的に価格設定をどうするかという考えとどう関連しているのでしょうか?

オリビエ・ポメル(共同創業者兼CEO)

 そうですね。市場ではそのような動きが見られますが、当社には直接の影響はありません。しかし、私たちは投資を行っており、お客様に課金するための新しいモデルに多くの投資を行っています。また、お客様が支出をコントロールできるようにし、お客様が作成するすべてのデータ量の価値調整に合わせられるようにしています。私たちが提供している上限なしのサービスの多くは、このようなものです。

 まずはログから始めました。また、APMやインフラについても同様で、当社を標準化することでお客様にご納得いただいています。コールセンターでもお話しましたが、お客様の中には、特にログへの支出を抑えることができ、重要なものに支出できるようになっています。その理由は、自分たちにとって重要なことにコストをかけられるからです。

 ログを分類して保存することができます。お客様が必要としている特定の目的のために、一部のログをインデックス化することができます。必要であれば、何でもできるように、必要に応じて直接問い合わせができるようにすることもできます。そのためのあらゆる手段と柔軟性を提供し、データ量に応じて請求額が直線的に増えないようにしています。

 これはすでに投資していることです。このように、我々にとっては大きな変化ではなく、これまでの取り組みを継続するものです。

マイケル・トゥリッツ -- キーバンク・キャピタル・マーケッツ・インク -- アナリスト

 それから、オーリーさんはレガシーについて興味深い指摘をされていましたが、レガシーの代替品のための研究開発への投資ですね。私たちは過去にそのようなことをしたことがあります。それを可能にするためには、研究開発や製品の観点から何が必要なのでしょうか?また、あなたにとって非常に重要なアップグレードサイクルを実現できる段階に来ているのでしょうか?

オリビエ・ポメル(共同創設者兼最高経営責任者

 今はまだその段階にあります。つまり、ネットワーク機器、物理的なネットワーク機器、配電盤など、あらゆる種類の非クラウド機器に接続しています。市場のかなりの部分がクラウドで成熟し、標準化の時期を迎えるまでは、どんどんやっていくつもりです。現在では、標準化してレガシーITをクラウドに移行するお客様は、まだ最先端を走っていると言えるでしょう -- あるいは、私たちはお客様のクラウド移行の最先端を走っています。

 このように、まだその領域に達しているわけではありませんが、来るべき兆しはあります。

マイケル・トゥリッツ -- キーバンク・キャピタル・マーケッツ・インク -- アナリスト

わかりました。ありがとう、Oli。ありがとうございます。

オペレーター

次の質問は、みずほ証券のグレッグ・モスコウィッツさんです。

グレッグ・モスコウィッツ -- みずほ証券 -- アナリスト

 わかりました。ありがとうございます。非常に好調な四半期であったことに、改めてお祝いを申し上げます。最初の質問は、クラウド・セキュリティ・プラットフォームについてです。アラカルトに加えて、CSPM、CWS、セキュリティ・モニタリング、アプリ・セキュリティをスイートとして提供する計画はありますか?

オリビエ・ポメル(共同創業者兼最高経営責任者

 おそらく、いくつかの価格オプションがあると思います。つまり、まだ何も伝えていませんが、これらの製品をどのようにパッケージ化するかを真剣に考えています。

グレッグ・モスコウィッツ -- みずほ証券 -- アナリスト

 わかりました。それから、オーリーさん、最近、競合他社の1社が、AWSやAzureなどのハイパースケーラーのパートナーとの契約数が大幅にアップしたと話していましたね。貴社のクラウドパートナーシップと、そこでの市場開拓活動について、最新情報を教えてください。

オリビエ・ポメル(共同創業者兼最高経営責任者

 私たちは、これまで通りの活動を続けています。クラウド・パートナーシップからはますます多くのものを得ていますし、これらのクラウド・パートナーシップはすべて、ますます発展しています。最近では、GCPマーケットプレイスで、お客様の導入を容易にしたり、Azureとのパートナーシップがさらに一歩進んで、コンソールに直接統合されました。しかし、このパートナーシップには、まだいくつかの部分で実装が必要です。

まだ完全には完了していませんが、それでも前進はしています。また、AWSとのより深いパートナーシップにも取り組んでいます。このように、全体的に見て、物事は正しい方向に向かっています。現時点では、これは当社の成功の主要な部分ではなく、むしろ将来的にはアップサイドの可能性があると言えるでしょう。

グレッグ・モスコウィッツ -- みずほ証券 -- アナリスト

わかりました。素晴らしいですね。ありがとうございました。

オペレーター

次の質問は、バークレイズのライモ・レンズチョーさんです。

ライモ・レンズチョー -- バークレイズ投資銀行 -- アナリスト

ありがとうございます。私の声が聞こえますか?

オリビエ・ポメル -- 共同創業者兼最高経営責任者

はい。

ライモ・レンズショー -- バークレイズ・インベストメント・バンク -- アナリスト

 はい。OKです。完璧ですね。私からもお祝いを申し上げます。

 オリビエ、今CI/CDに向かっているのですが、全く新しい市場であることは明らかですが、私の部下はこれまでそこには行ったことがありません。これがあなたにとってどのように作用するのか、少し話していただけますか?その機会はどれくらい大きいですか?どれくらい重要なのか?理論的には、そこからすべてが始まるのですが、モニタリングや観測可能性の観点からは考えたことがありませんでした。ありがとうございました。

オリビエ・ポメル -- 共同設立者兼最高経営責任者

 そうですね。これは興味深いことです。非常に早い段階です。エンジニアがテストや導入に多くの時間を費やしていることから、製品分野が非常に大きいことはわかっています。

 だからこそ、そこに多くの時間と費用を費やしているのだと思います。私たちにとって興味深いのは、私たちが活動している場所の境界を押し広げ、開発者のワークフローに近づき、より明確に組み込むことができるということです。開発者が失敗する環境の開発に到達する前に、ラップトップ上で改善策を書き、自分の環境でテストループを行う。そういう意味でも、非常に興味深いですね。そのような環境を観察し、最適化するという意味では、巨大なカテゴリーと言えるでしょう。

 そのため、どのような市場機会があるかを正確に見極める必要がありますが、問題領域が非常に大きいことは分かっています。

Raimo Lenschow -- Barclays Investment Bank -- アナリスト

 はい。OK、完璧です。それから、Davidに1つ質問があります。あなたは130 NRRという数字を挙げました。

 去年、数字が少し下がった時のことを覚えていますか?数字を教えてくれないのはわかっていますが、傾向として、今の数字は高くなっていますか?ラグ効果があるのか?あるいは、どのように考えればよいのでしょうか?数字を出さないのは承知していますが、上記の130の中で、方向性としては何が見えていますか?

デビッド・オブスラー -- 最高財務責任者

 そうですね。数字は言えませんが、傾向としては少し参考になると思います。好調な売上と、ユーザー側での製品使用数の増加および製品の採用による継続的な上昇、そして第2四半期の横ばいとの比較により、当四半期のポイント・イン・タイム・メトリクスは上昇したと述べたと思いますが、いかがでしょうか。

Raimo Lenschow -- Barclays Investment Bank -- アナリスト

おめでとうございます。ありがとうございます。

オペレーター

それでは、最後のコメントをオリヴィエさんにお願いします。

オリビエ・ポメル -- 共同創立者最高経営責任者

はい、ありがとうございました。ありがとうございました。最後に、今期の業績に大変満足していることを改めてお伝えします。また、全世界のDatadog社員の懸命な努力と、本当によくやってくれたことに改めて感謝したいと思います。

皆さん、ありがとうございました。

 

🌟まとめ

・こういう事業内容は個人的には難しくて競合他社との優位性がどうとかがいまいちわかりにくいのが難しいところですね。

・決算で追っかけていくしかないと思いますが、良い決算が続いており、この調子であることを期待したいです。

・PSRは平均からやや高めといったところでしょうか。

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2021/8/21

 

$ZI 銘柄分析

$ZIについての分析です。

 

○事業内容

・まとまっているサイトから引用。

note.com

note.com

・Investor Overview(2021/8/2)より引用

https://ir.zoominfo.com/static-files/6b2b565e-3049-4cc8-83a6-c8382252fc45

f:id:reostock:20210815194050p:plain

→TAMは$70Bnまで成長しており、その内の2021Q2売り上げは$696Mn。

LTV/CAC>10と強い一方で、NRRは108%と他のSaasに比べると弱い印象です。

sairu.co.jp

makitani.net

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→営業担当者は実際には1/3の時間しか販売に割けないのが問題であると。

担当者の移動や、意思決定権のある人が誰なのかなど、そういった情報収集に要する時間が多いのが現状で問題点。

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→上述の問題を、AIなどを駆使してリアルタイムで情報をアップデートして、情報を分類して、提案するといった形で問題解決を行っているようです。営業はやったことないのでいまいち実感がわかないですが、どの顧客に接触すべきかや優先すべき顧客をランク付けしたりなどができるようです。

f:id:reostock:20210815220546p:plain

→最近ではChorusやInsentなどの買収を行いました。

www.chorus.ai

note.com

note.com

 

○Investor Overview(2021/8/2)より2021年Q2決算

f:id:reostock:20210815222029p:plain

Q2

f:id:reostock:20210815222102p:plain

Q2

f:id:reostock:20210815222137p:plain

Q2

→順調に売上は伸び、営業利益も増えています。営業利益率は徐々に下がっているものの、43%と高い水準です。

f:id:reostock:20210815225802p:plain

Q2

todolab.blog.jp

→アンレバードFCFも順調に伸びています。QoQでは減少。

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Q2

 

f:id:reostock:20210815234924p:plain

Q2

→ガイダンスが弱かったですが、EPS/Revenueはpass

・以下、Earning callより

Henry Schuck

ありがとうございます、ジェリー、そして皆さん、ようこそ。第2四半期は、売上高の伸びが加速し、営業利益率も改善し、記録的な四半期となりました。営業、マーケティング、製品、データ、エンジニアリング組織への継続的な投資と、Go-to-Marketチーム全体のデジタルトランスフォーメーションを加速させるための強い需要環境が原動力となり、事業全体でポジティブな傾向が続いています。当四半期は、新規顧客の獲得数が過去最高となり、顧客維持活動と顧客エンゲージメントの両方において過去最高水準を記録しました。

最大手のお客様の成長は加速しており、年間10万ドル以上のご利用をいただいているお客様の数は前年同期比70%増の1,100社を超え、当四半期末には1,100社を超えました

また、海外への投資の成果も出ています。より多くのMRがこの機会に集中したことで、海外売上高は前年同期比で75%以上増加し、海外売上高は事業全体の11%を占めるまでになりました。

第2四半期のGAAPベースの売上高は1億7,400万ドルで、前年同期比57%増、第1四半期比では50%増、日数調整後では前四半期比12%増となりました。

継続的な改善、新たな可能性の定義、高いハードルの設定という当社の文化は、現在および将来の従業員の共感を得ています。先日、当社はComparably Awardsの「キャリアアップに最適な企業」および「最高のリーダーシップチーム」を受賞したほか、Fortune Best Workplaces for Millennialsを受賞したことを発表しました。

当社の強力な文化と、採用および人材獲得への投資の拡大により、今年は575人以上の従業員を採用し、全世界の従業員数は2,100人に近づきました。

今後もクラス最高の成長率を実現するために、全世界のチームを強化するための投資を行う予定です。この市場は、1年前の240億ドルから現在は700億ドル以上に拡大していると推定されます。

お客様との会話の中で、企業は市場開拓の方法を近代化する初期段階にあることがわかりました。直感ではなくデータやインサイトを利用し、一貫性のない単発の営業活動ではなく、自動化されたワークフローを利用し始めたところです。これは、今後加速すると思われる時代的変化です。

現在、市場への浸透率は1桁台にとどまっていると推定しています。また、ガートナー社は、2025年までにB2B営業組織の60%が、経験や直感に基づく販売からデータ駆動型の販売へと移行し、販売プロセス、販売アプリケーション、販売データ、販売分析を単一の業務慣行に統合すると指摘しています。

この目標を達成するために、当社はプロダクトチームとエンジニアリングチームの成長に深く投資し、全体的にシニアレベルの人材を追加しました。また、製品、エンジニアリング、製品マーケティングの間で、新しい計画、優先順位付け、調整プロセスを導入し、新しいソフトウェア開発と市場投入の厳密さ、規律性、予測可能性を強化しました。製品チームとエンジニアリングチームは成果を上げ、当社の歴史の中でも最も意義のある製品と機能を市場に投入しました。

有機的な開発の急速な進展に加えて、先月、当社は会話知能のリーダーであるChorus.aiの買収を発表しました。この買収が当社にとって変革をもたらすものである理由を改めて説明するとともに、お客様から寄せられた初期のフィードバックを紹介したいと思います。

まず、Chorusは、Go-to-Marketチームにとって常にトップレベルのソリューションと評価されている、高価値で高ネットリテンションのソリューションを提供することで、当社のアクセス可能な市場を大幅に拡大します。ZoomInfoとChorusは、同じ買い手をターゲットにしているわけではありません。私たちの売り手は、会話インテリジェンスの力を知っており、2万人以上の既存顧客および新規見込み客にこのソリューションを迅速かつ容易に提供することができます。当社のデータ資産との緊密な統合により、より価値のあるワークフローが生み出され、モダンで完全に自動化されたGo-to-Marketプラットフォームという当社のビジョンに近づいています。

一般的に、すべての営業チームは2つのことを行っています。それ以上のことをしているかもしれませんが、少なくとも、1つは新規ビジネスを見つけるためのプロスペクト活動、もう1つは営業担当者のパフォーマンスを向上させるためのオンボーディングとコーチングです。ZoomInfoは、すでに何十万人もの営業担当者やマーケティング担当者が、ファネルの最上段で新規ビジネスを見つけるのを支援してきました。Chorusが加わったことで、営業チームのオンボーディング、コーチング、レベルアップを支援できるようになりました。

Chorusは、最高のセールスプレイをハイライトし、最高得点のコールを自動的に推奨し、類似したトピックのコールライブラリを管理し、トーク・リスニング比率や類似した言葉などの指標をベンチマークし、新しい異議申し立てをサービスすることで、新人担当者のオンボーディングとトレーニングのプロセスを簡素化しました。これにより、営業担当者は新しい担当者を迅速に採用し、生産性を高め、継続的な改善を図ることができます。

コーラスはまた、エンゲージメントアプリケーション層への移行を加速させます。営業チームやマーケティングチームは、コーラスのワールドクラスのインテリジェンスを活用して、より自動化された効率的な方法で、電話、電子メール、チャット、ビデオ会議を通じて購買者とつながることができます。

当社の最新の市場開拓プラットフォームに統合することで、お客様は当社の企業情報、コンタクト情報、インテント情報の価値を高めることができると考えています。例えば、お客様がEngageを使用することで、当社のインテリジェンス製品の全体的な保持率、使用率、エンゲージメントが大幅に向上します。コーラスをZoomInfoプラットフォームに統合する際にも、同様の結果が得られると期待しています。

コーラスの買収については、お客様から素晴らしいフィードバックをいただいており、その価値提案は非常に高く評価されています。買収完了から3週間足らずで、いくつかの取引が成立しました。

あるB2Bソフトウェアリードジェネレーション企業のお客様は、競合他社の会話情報ソリューションを評価していましたが、より優れたトランスクリプションによるより正確な信号のために、Chorusを選びました。同社はコーラスをアカウント・エグゼクティブのスキルアップに利用しており、プロセスと営業手法を推進し、担当者が最も効果的なトークトラックを遵守し、適切な質問をしていることを確認しています。

オンデマンドのクラウドベースの労働力を提供している別の顧客は、競合他社の実証実験の結果、最も堅牢なソリューションであると判断し、Chorusを選択しました。彼らはChorusをアカウント・エグゼクティブやSDRチームに使用し、通話コーチングや通話中の一貫したメッセージングを行っています。

また、約2万人の従業員を擁する大規模なプロフェッショナルサービス企業は、新入社員の立ち上げ時間を短縮し、営業チームにおける勝利のための行動を特定して再現し、営業方法論の遵守を促進するために、コーラスを選択しました。彼らがChorusを選んだ理由は、より正確なシグナルを提供する優れた人工知能と、強力なプラットフォームの統合でした。Chorusは、ある部門のアカウント・エグゼクティブの一部に導入されました。そして、そこで成功を収めることで、さらなる拡大のための大きな機会を得ることができました。

また、プラットフォームの改善とユーザーの強化を継続して行い、プラットフォーム内でより多くの機能とワークフローを提供するとともに、データカバレッジとデータ品質の向上も継続して推進しています。

第1四半期には、全く新しいワークフロー製品を発表したことをお話ししました。この製品では、営業チームが自然言語を使って簡単に設定したり、営業やマーケティングのエンゲージメントやイネーブルメントを自動化するためのインサイトドリブンなプレイを実行することができます。

第2四半期には、ストリーミング・インテント、ウェブサイト、スクープ、ファンディングなど、ワークフローのトリガーとなるオプションを追加しました。このようなワークフローへの投資により、この高度な機能を利用しているエリートパッケージのお客様の割合は2倍になりました。今後もさらに新しいトリガーを追加し、実証済みのGo-to-Market Playbookを共有することで、お客様が新しいワークフローを採用し、テストし、反復することを支援していきます。

さらに、コーラスのキーワードやメンションをトリガーやワークフローとして追加することは、これまで収益チームが利用できなかったプレーを可能にする重要なイノベーションになると期待しています。

また、統合を通じてファーストパーティとサードパーティのデータの橋渡しを続けています。ZoomInfoの同期機能により、ファーストパーティの販売データをZoomInfoのデータと統合することができます。第2四半期には、セールスフォースの商談オブジェクトをZoomInfo Syncに追加しました。これにより、ユーザーは商談の所有者、ステージ、タイプ、リードソース、作成ゲートとクローズゲートの範囲に基づいて、検索結果を包含または除外することができます。

さらに、消費パターンに基づいて、市場調査チームが見込み客を特定し、購買プロセスの一環としてリサーチを行っている間に見込み客を評価できるようにするインテント製品は、2020年6月から2021年6月の間にアクティブユーザー数が5倍以上に増加し、大きな成長を続けています。

Clickagy社の買収後に利用可能となったストリーミング・インテントとカスタム・インテントの予約件数は、過去2四半期の各四半期で前四半期比約2倍となりました。また、前回の決算説明会でもお話した、セールスエンゲージメント・オートメーションプラットフォームであるEngageは、1四半期のACV増加量が過去最高となりました。

また、ZoomInfo Recruiterは、まだ規模は小さいものの、第2四半期に採用担当者のシート数が前四半期比で10倍以上に増加しました。第2四半期にリリースされた主な機能としては、Google Chrome拡張機能「reach out for recruiter」、採用担当者が多様性や採用目標を達成するための「ダイバーシティインクルージョン・スマートフィルター」、GreenhouseやJobDivaなどの主要なATSシステムとの新たな統合機能、採用担当者が特定の求人案件の候補者を育成するためのタレントフローコミュニケーションを設定できる「Engage for recruiters」などがあります。ZoomInfo Recruiterのロードマップには、世界中の人材獲得・採用担当者のデジタルトランスフォーメーションを促進すると確信している機能が含まれています。

運用やデータオーケストレーションの専門家向けには、Snowflakeクラウドベースのデータウェアハウスとの画期的な統合を発表し、ZoomInfoのデータをSnowflakeにシームレスに配信することを可能にしました。これにより、分析、ビジネスインテリジェンス、戦略立案など、組織全体でより多くの潜在的なユーザーに門戸が開かれます。

Fortune 100に選ばれたある金融サービス企業では、ZoomInfoのプラットフォームを使用して自社のアドレス可能な市場全体を定義し、Snowflakeインスタンスに直接リアルタイムのフィードを確立しました。刻々と変化するTAMのライブビューは、Snowflakeとの統合により提供できる数多くのユースケースの一つであり、お客様がGo to Market計画を策定している場所でリアルタイムにデータを充実させることができる当社の能力を強調するものです。

また、Microsoft Dynamics 365との連携も発表しました。これにより、ZoomInfoの全プラットフォームをダイナミックアプリケーション内で直接利用できるようになります。また、ZoomInfoからZoho CRMへのコネクター連携も発表しました。

国際的なビジネスの加速に伴い、国際的に、特にヨーロッパにおいて、データ品質とデータカバレッジの両面で重要な投資を行ってきました。過去12ヶ月間で、ヨーロッパにおける企業カバレッジ、ビジネスプロフェッショナル、コンタクトデータが60%以上増加しました。

これは、タイトル翻訳の拡充、Eメール予測・検証アルゴリズムの改善、国際的なデータに特化した専門チームの設置などによるものです。

毎月2億5,000万件を超える連絡先の変更を取り込み、処理するためには、堅牢で拡張性のあるシステムと、データ資産全体の精度とカバー率を高いレベルで維持する有能なチームが必要です。私たちはこのチームを強化し続け、現在では400人のグローバルエンジニア、アナリスト、データサイエンティスト、研究者が、高いデータ精度を維持しながらデータカバレッジを拡大することに専念しています。このチームは、180以上のダッシュボードを監視し、データの品質を定期的にテストしています。毎月、何万ものデータポイントを手作業でテストし、エビデンスに基づくアルゴリズムをさらに訓練して改良しており、その結果、当社の雇用精度は過去最高となっています。

これらの機能とプラットフォームの強化、およびデータ品質への継続的な投資により、ロゴの保持率と座席利用率が向上し、当四半期の保持活動と顧客エンゲージメントの両方が過去最高レベルとなり、純ドルの保持率も大幅に改善すると期待しています。

当四半期は、ベンチャーキャピタルのAndreessen Horowitz、HVACプロバイダーのComfort Systems、Sonesta Hotels、Bill.com、Staples、Office Depot、Monsterなど、多様なお客様との取引を拡大しました。また、人事・給与ソフトのプロバイダーとの取引もあり、前年比で80%増となりました。現在では、同社の営業チーム全体が費やす最大の技術スタックとなっており、当社のプラットフォームが、自社のGo to Marketの変革を目指す大企業にとって戦略的に不可欠なものとなっていることを裏付けています。

また、当社は企業向けビジネスにおいても成長を加速させています。6月30日現在、ACV10万ドル以上の顧客数は1,100社を超えており、前期の950社以上、前々期の850社から増加しています。

エンタープライズ分野での当社の強みは、いくつかの理由によります。第一に、企業データの範囲を大幅に拡大し、リーチとカバレッジを向上させたことで、レガシーベンダーに対するシェアを獲得することができました。

第二に、MicrosoftSnowflakeなどの企業との強固な統合やパートナーシップ、エンタープライズグレードのAPIなどのテクノロジーへの投資により、大企業は顧客データが存在する場所で充実したサービスを受けることができます。

第三に、人とプロセスへの投資として、企業向けセールスリーダーシップの拡大、より大規模で専門性の高い企業向けデータソリューションコンサルティング、企業向けに特化したデリバリーおよびデータサービスチームを設置することで、これらのお客様に高いレベルのサービスを提供しています。

また、企業にとっては、複数のベンダーが提供するGo-To-Market(市場参入)のための重要なインフラを切り替えることなく、必要なものをすべて一箇所で見つけることができるため、大きな価値を提供することができます。

最後になりましたが、当社はすべての成長戦略を継続して実行しています。第2四半期の新規顧客獲得数は過去最高となりました。また、リテンション活動も過去最高レベルを達成しました。また、当社のデータの精度とカバー率は過去最高となっています。お客様の導入、ユーザー体験の向上、統合への投資により、お客様の満足度が向上し、過去最高レベルのエンゲージメントを獲得しています。

国際的な活動も活発化しています。また、新しい機能の開発、獲得、統合を継続して行い、最新のGo-to-Marketプラットフォームのビジョンを実現しています。

それでは、チーフ・ファイナンシャル・オフィサーのキャメロン・ハイザーにご挨拶をお願いします。

Cameron Hyzer

ありがとう、ヘンリー。第2四半期は、予想を上回る好調な業績で、素晴らしい四半期となりました。その結果、通期の財務見通しを再び上方修正します。2021年の収益成長率は、幅広い分野での好調さを背景に、前回のガイダンスである中間点の41%から48%になる見込みです。新たな成長ベクトルへの投資を行うにあたり、当社が重視しているのは、持続的な収益成長を実現すると同時に、業界トップレベルの収益性を確保することです。

その結果、調整後営業利益の見通しを2億9,100万ドルから2億9,500万ドルに引き上げます。このガイダンスには、コーラスへの追加投資が含まれています。コーラスの収益は前年比で2倍以上に増加しており、その結果、調整後の営業利益に800万ドルから900万ドルのマイナスの影響がありますが、これは以前のガイダンスの仮定には含まれていませんでした。この結果、既存事業の成長が加速し、調整後の営業利益率は若干低下しましたが、収益性およびキャッシュフローの絶対水準は向上しました。

第2四半期のGAAPベースの売上高は1億7,400万ドルでした。当四半期のGAAPベースの売上高は1億7,400万ドルで、ガイダンスの範囲である1億6,100万ドルから1億6,300万ドルを上回り、前年同期の50%から57%に成長しました。当四半期の収益成長の加速は、54%の既存事業収益の成長に支えられています。第2四半期の既存事業売上高の増加は、事業全体を上回る成長を遂げている企業向け事業と海外向け事業の成功に支えられています。

第2四半期の調整後営業利益は7,600万ドルでした。これもガイダンスレンジである6,800万ドルから7,000万ドルを上回り、調整後の営業利益率は第1四半期から上昇して43%となりました。

費用面に目を移すと、従業員数への投資を全面的に拡大し、当四半期末の従業員数は約2,100人となり、IPO時の2020年6月の1,300人から増加しました。今後も組織全体での投資を継続し、特に製品およびエンジニアリングへの投資と、持続的な成長を促進するための販売能力の拡大に注力していく予定です。

貸借対照表キャッシュフローに目を向けると 当四半期の現金・預金および現金同等物・短期投資は4億米ドルでした。当四半期の営業キャッシュ・フローは8,900万ドルで、これには約500万ドルの支払利息が含まれています。

当四半期のレバレッジド・フリー・キャッシュフローは9,200万ドルで、調整後営業利益の120%でした。当四半期の平均フリー・キャッシュ・フローは9,200万ドルで、調整後の営業利益の120%でした。常に高水準のトップライン成長を実現してきた結果、当四半期の平均フリー・キャッシュ・フローの調整後営業利益に対する比率は100%から110%の範囲になると見込んでいます。

負債および将来の履行義務については、当四半期末の未収収益が2億7,600万ドル、残りの履行義務(RPO)が6億4,800万ドルで、このうち5億500万ドルは今後12ヵ月以内に履行される予定です。

これまで説明してきたように、計算された請求額やRPOは、期中の活動や今後の勢いを評価するには不正確な指標となります。そのため、当社では調整後の連続した日数での収益の伸びに注目しています。第2四半期は、第1四半期に引き続き、調整後の日数ベースで12%の増収を達成しました。この好調な収益成長を受けて、今年の期待値を引き上げることができました。

6月30日時点で、当社は7億5,000万ドルの総負債を抱えており、純レバレッジ比率は、12ヵ月後の調整後EBITDAの1.3倍、12ヵ月後のキャッシュEBITDAの0.9倍となっています(当社のクレジット契約では連結EBITDAと定義されています)。

当四半期の終了後、7月に完了した全額現金取引により、Chorus.aiの資産および特定の負債を約5億7,500万ドルで取得しました。この金額には、資産購入に関連した1億ドル以上の税効果が含まれており、現金納税額の減少という形で時間をかけて実現することが期待されています。

この買収と同時に、2029年2月に償還期限を迎えるアドオンのセキュリティノート3億ドルと、2026年2月に償還期限を迎えるアドオンのタームローンB2億ドルを発行しました。

この発表時に、S&P社は当社のコーポレート・デット・レーティングをBB-に、第一抵当証券をBBに、社債をBにそれぞれ格上げし、ムーディーズ社も第一抵当証券のイシュー・レベル・レーティングをBA2に格上げしました。

以上をもって、第3四半期の見通しと2021年通期の最新の見通しをお伝えします。第3四半期のGAAPベースの売上高は1億8,200万ドルから1億8,400万ドルの範囲で、これにはコーラス社からの約300万ドルの貢献が含まれます。調整後の営業利益は7,200万ドルから7,400万ドルの範囲で、これにはコーラス社からの約500万ドルのマイナスの貢献が含まれていると予想しています。

GAAPベースの純利益は、1株当たり0.11ドルから0.12ドルの範囲になると予想しています。第3四半期のGAAPベースの売上高は、中間点で前年同期比48%増、調整後の営業利益率は40%を見込んでいます。コーラス社からの寄与を除くと、コアビジネスの調整後営業利益率は43%になると予想しています。

2021年通年のガイダンスを以下のように更新します。GAAPベースの売上高は7億300万ドルから7億700万ドルの範囲になると予想しています。これは前回のガイダンスの6億7000万ドルから6億7600万ドルを上回るもので、前回のガイダンスには含まれていなかったコーラス社からの貢献分800万ドルから900万ドルが含まれています。

調整後の営業利益は2億9,100万ドルから2億9,500万ドルで、事前予想の2億9,000万ドルから2億9,400万ドルを上回り、事前予想に含まれていなかったコーラス社からの800万ドルから900万ドルのマイナス寄与が含まれています。

GAAPベースの当期純利益は、1株当たり0.50〜0.51ドルとなり、事前予想の1株当たり0.49〜0.50ドルを上回ります。

また、平均化されていないフリー・キャッシュ・フローは3億ドルから3億500万ドルの範囲になると見込んでおり、これは事前予想の2億9000万ドルから2億9500万ドルを上回るものです。

当社の通期見通しは、48%のGAAPベースの売上成長を見込んでおり、そのうち約4%は買収によるものです。これは、事前の見通しである41%と比較しても変わりません。

以上をもって、質疑応答を開始します。

 

質疑応答

Operator

ありがとうございました。最初の質問は、モルガン・スタンレーのスタン・ズロツキーさんからです。あなたの回線は開いています。

Stan Zlotsky

私の質問に答えてくださってありがとうございます。非常に高いレベルで、すべての業績を見渡してみると、確かにすべての成長指標が上方向に加速しています。今、根本的な変化が起きていて、その変化が実際に加速しており、その恩恵が成長率に反映されていると言ってもいいでしょうか?

Henry Schuck

企業が市場に参入する方法をデジタル化する傾向が続いていると思います。私たちは、より大きなセールスフォースを持ち、これまで以上に多くの企業に製品を提供し、市場に対してより完全な製品を提供していると思います。しかし、企業が市場に参入する方法をデジタル化するという世俗的なトレンドは存在しています。私たちが話をしているお客様の多くは、まだデジタル化の取り組みのごく初期段階にあるので、この傾向は長く続くと思います。

Stan Zlotsky

わかりました。Chorus.aiについては、ヘンリーさんが、キャメロンさんが、通年で800万ドルから900万ドルの収益とおっしゃいました。繰延収益の評価損による影響は大まかにどのくらいですか?

Cameron Hyzer

これは、現時点では公開している指標ではありません。

Stan Zlotsky

了解しました。わかった。みんな、ありがとう。好調な四半期をお楽しみください。

Operator

ありがとうございます。次は、ウォルフ・リサーチのアレックス・ズーキンさんです。お電話お待ちしております。

Alex Zukin

質問にお答えいただきありがとうございます。データベンダーからソフトウェアベンダーに移行することで、顧客に提供できる価値が増えていると思いますが、それを収入の面でどのように定量化すればよいでしょうか。この点をどのように考えているのか、ぜひ教えていただきたいと思います。

Henry Schuck

はい。まず最初の部分を私が担当し、キャメロンが何か付け加えることがないか確認します。まず、私たちが楽しみにしていることのひとつは、データとインサイトを使って着地できることです。すべてのお客様が市場に出るためには、データとインサイトが必要です。それは間違いありません。お客様の営業担当者は、新しいビジネスを開拓しています。しかし、それを効果的、効率的に行うためのデータやインサイトが手元にないのです。

このような状況を打開するために、お客様は市場参入のための動きをさらに洗練させたいと考えています。単にデータやインサイトを追加して、「これでデジタル化が進んだ」というだけではありません。ウェブサイトにチャットを追加したいと考えています。営業担当者が連絡を取る方法にセールスオートメーションを追加したい。ファネルの真ん中を最適化するために、会話のインテリジェンスを追加したいと考えています。

このようなお客様の高度化の動きに合わせて、私たちはすべての会話に立ち会うことができます。そして、それ自体がクラス最高のソリューションであるだけでなく、当社のデータ資産が組み込まれているため、競争力のある差別化されたソリューションを提供することができます。このようなソリューションを、今後も顧客ベースに加えていく大きなチャンスがあると考えています。

Cameron Hyzer

投資家説明会で発表したTAMの資料をご覧いただくと、公開時のコア・インテリジェンスのTAMは2,400万ドルでしたが、2,600万ドルに拡大しています。DASバージョンには、さらに追加のデータがあります。しかし、その後、他のセグメントを追加すると、それがビジネスのエンゲージメント部分であろうと、隣接するワークフローとしてのリクルーターであろうと、今回会話型のインテリジェンスを追加することで、我々が注力しているTAMをほぼ2倍にすることができます。これは、お客様のためにさらなる価値を提供し続けることで、お客様からどれだけの収益を得られるかを示す良い指標だと思います。

Alex Zukin

分かりました。それから、キャメロンさん、もうひとつお願いします。年末までに新プラットフォームに移行する割合を考えるとき、お客様を新プラットフォームに移行する際の平均的なアップリフトを教えてください。また、ChorusとInsentの導入はどうですか?

Cameron Hyzer

つまり、同じ数のシート、同じレベルの機能、統合しているデータを使用している場合、お客様が支払う金額には影響しません。つまり、同じ数のシート、同じレベルの機能、統合されたデータを利用しているということです。

しかし、お客様は機能を追加する傾向があります。より多くのユーザーに展開し、さらにデータも追加する傾向があります。これはまさに、新しいプラットフォームの価値を証明していると言えます。ですから、チャットやカンバセーション・インテリジェンスのような機能を追加することで、お客様との関係をさらに深め、より多くの価値を提供していくことができます。

Alex Zukin

はい、わかりました。ありがとうございました。

Operator

ありがとうございました。続きまして、JPモルガンのマーク・マーフィーさんです。お電話お待ちしております。

Mark Murphy

はい、ありがとうございます。非常に堅調な第2四半期にお祝いの言葉を述べさせていただきます。ヘンリー、第2四半期は顧客エンゲージメントの最高レベルに達したとコメントしていましたね。これをどのように定義し、測定しているのか興味があります。例えば、1日のログイン時間(分)、トランザクション数、APIコール数、デイリーアクティブユーザー数などでしょうか。また、強いエンゲージメントを得るための基本的な要因は何でしょうか?

Henry Schuck

そうですね。私たちは、さまざまな方法で利用状況を調べています。ログイン数と過剰使用数を比較しています。また、DAU/MAUについても調べています。また、特定の製品モジュールの利用状況も調べています。今期は非常にエキサイティングな四半期でした。Salesforce Sync製品、インテント製品、ワークフロー製品を通じたエクスポート、リーチアウト製品、Webサイト製品などの利用率が非常に有意に増加しました。また、全体的に見て、プラットフォームを利用するユーザーのエンゲージメントレベルが高く、今月から四半期を通して利用されています。

Mark Murphy

はい。続いて、典型的なお客様の営業組織における御社の席数は、現在どの程度浸透しているとお考えですか。私の記憶では、1年ほど前、大企業では3%程度だったと思います。一桁台前半のセグメントもありました。現在の状況をどのように見ているのか、また、今後どのようになっていくのか、興味があります。

Henry Schuck

そうですね、私たちは今でも顧客ベースで1桁台の普及率を維持していると思います。私たちが期待しているのは、既存の企業顧客の中に、10億ドル規模のチャンスがあると考えていることです。

また、アドレス可能な市場全体を考えると、米国には1,350万人の営業担当者がいます。私たちは、他の企業に製品やサービスを販売しているすべての人がZoomInfoの顧客であるべきだと考えています。ですから、私たちが販売しているさまざまなソリューションの前には、まだまだ大きな市場が広がっています。そして、Chorusは我々のアドレス可能な市場全体を拡大してくれます。

Mark Murphy

どうもありがとうございました。

Operator

ありがとうございました。次は、ゴールドマン・サックスのニコライ・ベリオフさんです。

Nikolay Beliov

前四半期比での増加や、10億ドルのキャプティブオポチュニティにおける企業の牽引力に見られるように、キャメロンさん、収益が再加速した要因を説明していただけますか?まず第一に、企業の牽引力が高まっていること、次に意図的なもの、あるいは場合によってはそういったものが挙げられます。

次に、もしよろしければ、企業の牽引力とそこでの勝利の理由をダブルクリックして、どのくらいの勝率を見ていますか?また、企業でのプラットフォーム導入の摩擦を減らすために、どのようなことをされましたか?

Cameron Hyzer

大まかな成長要因をお伝えして、その周辺の実行はヘンリーに任せます。しかし、Nikolayさんの質問は素晴らしいですね。私たちが注目しているさまざまな成長ベクトルは、ほぼ過去に特定した順序で実行し続けていると思います。最大のビジネスチャンスは、エンタープライズ・モーションです。ACVが100,000を超えたお客様の数という点でも、非常に良い牽引力を発揮しています。今では1,100社を超えています。これは、アップセルやリテンションの促進にもつながっています。ヘンリーが述べたように、当四半期のリテンション活動はこれまでで最高のものとなりました。引き続き、さまざまな業界や地域からの新規顧客が増えています。

2つ目の原動力は国際的な動きで、国際的な地域に特化したチームを設置したり、国際的なデータやプラットフォームを改善したりするなど、国際的な動きに焦点を当てて投資を行うことで、その動きが加速しています。そして3つ目は、代替ユースケース、隣接ユースケース、その他の機能や特徴が引き続き注目されていることです。ヘンリーは、Engageが引き続き好調であることを説明したと思います。リクルートプラットフォームは第2四半期に大きな勢いを得ており、私たちはこれに興奮しています。また、Chorusのような他の機能を導入することで、プラットフォームの中でどのような統合が可能になるか期待しています。

Henry Schuck

企業側では、実行に移すためにいくつかのことに触れておきたいと思います。第一に、ZoomInfoでは経験豊富なエンタープライズセラーのチームを採用しました。私たちは、企業向けの機会に集中しているわけではありません。また、カスタマーサクセスマネージャーがサポートすることで、これらのアカウントの健全性を保つことができます。

製品面では、Snowflakeのようなプラットフォームとの統合や、エンタープライズグレードのAPIMicrosoftMicrosoft Dynamicsとの統合に投資してきました。

EverStringとの統合により、データ・アズ・ア・サービスの観点から非常に強固なデータ資産が得られ、あらゆる規模の企業や契約に対して企業全体でエンリッチメントを提供できるようになりました。

また、Clickagy社の買収後にまとめたIntentデータとIntentパッケージも、企業内での動きを促進しています。

Operator

次の質問は、みずほ銀行のSiti Panigrahiさんです。

Siti Panigrahi

このような企業の牽引力を目の当たりにして、とても感動しています。しかし、中堅・中小企業ではどのような傾向が見られるのでしょうか。ACVやトレンドを開示していないのは承知していますが、昨年に対する今年のトレンドを教えていただければ助かります。昨年のIPO直後の数四半期は大変だったと思いますが、今年の傾向やセールスファネルのようなもの、あるいはリニアリティについてどのように考えればよいでしょうか。

Cameron Hyzer

当社のプラットフォームの優れた点は、規模に関係なく営業チームに適用できることで、成熟度の低い企業から高度な企業まで対応できます。つまり、あらゆる分野に適用できるということです。中小企業や中堅企業にも引き続き大きな力を感じています。

小規模な企業向けの案件を販売すれば、より大きな拡大機会があり、時間をかけて数百万ドルにまで成長させることができるからです。しかし、私たちにはまだ大きなチームがあります。なぜなら、これらのお客様は優良なお客様であり、可能性は小さいですが、時間の経過とともに成長する可能性があるからです。実際に、カスタマーサクセスモーションへの投資やプラットフォームへの継続的な投資により、全体的なリテンション指標が上昇していることを実感しています。そのため、より多くの中小企業のお客様にご利用いただいています。これは、現在の経済環境が改善していることもありますが、当社が価値を提供し続け、お客様の成長の原動力となっていることも理由のひとつです。

Operator

次の質問は、カナコードのDJハインズさんからです。

David Hynes Jr.

素晴らしい四半期を迎えられておめでとうございます。ヘンリー、あなたは海外データの改善に関する最新情報を教えてくれました。しかし、データのカバー率や品質は、実際の販売力を発揮するために必要なレベルに達していると思いますか?

そして、その質問の2つ目は、海外市場におけるデータ収集方法の違いを教えてください。何ができて何ができないのかという点で、ルールはどのように違うのでしょうか?

Henry Schuck

まず、私たちの業界全体で、私たちは最高の国際データプラットフォームを持っていると思います。また、国際的なものであれ、国内的なものであれ、私たちが持っているすべてのデータ資産を常に改善していこうと考えています。そして、そのデータ資産の改善に常に注力している400人のデータアナリストとエンジニアのチームがあります。

また、人の転職や企業の成長に伴う変化の数を考えると、1億社、1億3千万人のビジネスパーソンのすべての変化を把握するエンジンが必要です。それは人間だけではできません。機械だけでは無理です。最高の精度とカバー率を得るためには、それらを組み合わせる必要があります。私たちは、投資する価値のあるソリューションを持っていると信じています。私たちは、国際的な市場開拓のための組織に投資してきました。今後も、国際的なデータ整理のための投資を続けていきます。

データ収集方法やデータ収集の観点では、第一に、GDPRおよびコンプライアンスの観点から、当社の通知と選択のプログラムを業界のどの企業よりも多く実施しています。私たちは、データの収集方法や、お客様が自動化されたプラットフォーム内でデータにアクセスして更新する方法について透明性を確保するなど、プライバシーを第一に考える姿勢を誇りに思っています。その点では、業界をリードしています。

前四半期に行った、カバー率向上のための取り組みをご紹介します。欧州のカバー率が全体で60%増加していることをお話しました。私たちのチームが実際に行ったことのひとつは、データ資産を調べて、デンマーク語、フランス語、ドイツ語、イタリア語など、さまざまな言語の65万件のタイトルを翻訳し、それらのタイトルを英語にマッピングして、すでに収集したデータ資産の中から、プラットフォームで公開可能なレコードを見つけ出すことでした。このように、人間と既存のデータ収集方法を組み合わせることで、ヨーロッパや海外のデータセットの成長を促進しています。私たちは今後もこの分野に投資していきます。

Operator

続いて、バンク・オブ・アメリカの池田浩司さんにお話をうかがいます。

Koji Ikeda

素晴らしい四半期を迎えられておめでとうございます。私の質問に答えてくださってありがとうございます。私からは1つだけ。最近のコーラスの顧客獲得について、準備されたコメントをいただきありがとうございます。買収後間もない時期に顧客の支持を得ているというのは、本当に素晴らしいことですね。コーラスについてもう少し掘り下げていただけないかと思います。今回の買収について、パートナーや大口顧客からどのような声が聞こえてくるのか、また、コーラスの技術が彼らの全体的な市場戦略にどのように適合するのか、非常に興味があります。

Henry Schuck

買収後、お客様からは非常にポジティブなフィードバックをいただいています。コーラスの録音をいくつか持っていますが、お客様からは、「わあ、これがあるなんて知らなかった。買収のニュースを見て、私たちの会社にカンバセーション・インテリジェンスを導入するための話し合いを始めるのが楽しみになりました」。これは、当社の最大手のお客様から中小企業のお客様にまで広がっています。ZoomInfo側では、月の最終日に、ZoomInfoとChorusの両方のパッケージを新しい顧客層に販売できる担当者がいることを知っています。このように、統合されたソリューションについては、お客様から大きな支持を得ていますし、コーラスをZoomInfoに統合したときに何ができるかについても興奮しています。

もうひとつは、お客様がEverStringでの仕事、Clickagyでの仕事、Insentの製品ロードマップをご覧になっていることで、当社が技術資産を取得し、それを当社のデータ資産と統合し、さらにその上に革新を加えて、より強固で完全なソリューションを市場に投入する能力に大きな信頼を寄せていることです。会話情報の分野で我々が何をしてくれるのか、期待しています。

Koji Ikeda

ちょっとしたフォローアップをお願いします。コーラスがZoomInfoに完全に統合されたら、とおっしゃいましたが、それはいつ頃になるのか、スケジュールはどうなっているのでしょうか?

Henry Schuck

コーラスがZoomInfoに完全に統合されるのは、2022年前半の終わり頃になると考えています。

Koji Ikeda

素晴らしい四半期になっておめでとうございます。

Operator

続いて、ウェルズ・ファーゴのマイケル・タリンさんにもお話を伺います。

Michael Turrin

キャメロン、「100の法則」のおかげで、あなたは珍しい存在になりましたね。トレードオフをどのように管理しているのか、もう一度お聞きしたいのですが。以前、販売能力が成長の最大の制約であるとおっしゃっていましたね。あなたが提示したマージンのフレームワークを再検討してみませんか?また、トップラインが加速していることを踏まえて、何か有用なコメントがあればお願いします。

Cameron Hyzer

私たちは、長期的に持続的な成長を実現するための投資に引き続き注力しています。私たちの目の前には大きなチャンスがあり、そのチャンスを生かすための体制が整っていると思います。しかし、成長を促進するために、ビジネスへの投資、製品やエンジニアリング能力、そして販売能力への投資を続けていきます。アナリスト・デイで説明したように、当社のビジネスの自然な状態は、4日間の成長レベルで、40%台半ばの営業利益率を実現することだと考えています。そして、明らかに成長レベルを少し上回る加速ができたことで、利益率は43%としっかりとしたレベルになり、次の四半期も40%を達成できると考えています。

今後も成長を持続させるために、営業やマーケティングの能力、技術や製品の能力を高めていきたいと考えています。

当然のことながら、大きな数字の法則に従うようになると、より大きな基盤から成長することになるので、成長レベルは少し下がると思います。しかし、より大きな基盤からの成長が少しずつ下がることで、マージンは40%台半ば以上になるでしょう。

Michael TurrinMichael Turrin

ちょっとしたフォローアップです。明確にしておきたいことがあります。フリーキャッシュフローへの転換の期待が高まっているとおっしゃいました。今期も期待値が上昇しています。このような改善をもたらした要因について、もう少し詳しく教えてください。その期待値は、継続的なものなのか、それとも期限付きのものなのでしょうか?

Cameron Hyzer

特に成長が加速している中で、調整後の営業利益に対する平均フリーキャッシュフローの割合を、今後しばらくの間、100%から110%の範囲で提供できるよう、継続的に期待しています。

Operator

次は、Stifel社のパーカー・レーンさんですね。

Parker Lane

ヘンリー、コーラスについてもうひとつ。買収が完了してからの最初の会話では、ここでの予算のほとんどがグリーンフィールドになると感じられましたか?今日のセールスコーチングの機会に対応するために、学習管理システムのような隣接したシステムを使用している顧客はたくさんいます。

Henry Schuck

そうですね。私たちの感覚では、これは新しいカテゴリーのテクノロジーだと思います。ZoomInfoに見られるように、機会のほとんどはホワイトスペースです。セールスリーダーが、ZoomInfoのようなツールやChorusのようなソリューションを導入したときに得られる機会を知れば、この種のソリューションに予算を割くようになります。ZoomInfoで得られる迅速な価値とROI、Chorusで得られるカンバセーション・インテリジェンスは非常に魅力的で、両ソリューションの販売サイクルは、ZoomInfo側では30日以下と似通っていますので、このことを市場に示し続けることができることを非常に楽しみにしています。

Operator

次は、UBSのテイラー・マクギニスさんです。

Taylor McGinnis

四半期決算おめでとうございます。私の質問に答えていただきありがとうございます。昨年のNRRは確か108%程度だったと思います。しかし、保持率の向上と取引規模の拡大を受けて、最近の傾向について説明していただけますか?また、企業と中小企業の構成がこの傾向に影響することも知っています。また、その第2弾として、Engageリクルーティングやその他のサービスが、より意味のある貢献をし始めているかどうかも気になります。

Cameron Hyzer

純保持率は年単位で報告していますが、これは年度末から翌年末までの年次計算であるためです。私たちが注目しているのは、リテンション活動です。第2四半期は、リテンション活動の観点から見て過去最高の四半期となりました。

その理由のひとつは、カスタマーサポートチームやカスタマーサクセスチームへの投資、製品の改良や機能追加への投資など、オペレーション能力の面で行ってきたすべての投資にあります。確かに、より多くのお客様が高度な機能やEngageなどのアドオン機能を利用されるようになると、それが定着率の向上にもつながっていると思います。また、確かに要因のひとつではありますが、あまり影響のない要因だと思いますが、ビジネスの構成比の変化も時間の経過とともに助けになるはずです。

Engageの部分とChorusはまだ比較的小さいと思います。しかし、これらが成長すれば、そして確かに事業全体よりも早く成長しているので、より意味のあるものになっていくと考えています。しかし、2021年よりも2022年、2023年のほうが、より重要な意味を持つと考えています。

Operator

続いて、Truist社のTerry Tillman氏からも質問があります。

Joseph Meares, Jr.

テリーさんに代わってジョー・ミアーズです。10万ドルの顧客という非常に大きな基盤を手に入れた今、今後のKPIの進化をどのように考えればよいのでしょうか。例えば、100万ドル規模のお客様の可能性など、他に注目している指標はありますか?例えば、100万ドル規模の顧客の可能性とか、顧客1人当たりの平均製品数などです。

Cameron Hyzer

まずは、お客様一人あたりの平均製品数からお話します。確かに、当社はお客様がさまざまなレベルの機能を利用できるプラットフォームを開発してきました。そして、そのレベルに機能がバンドルされている場合もあれば、アドオンで追加される場合もあります。そのため、顧客1人当たりの平均製品数は、最もクリーンな指標ではないと思います。特に、今後バンドルを変更する可能性もあります。

100万ドル規模のお客様については、引き続き評価していきます。当社には100万ドル以上ご利用いただいているお客様も少なくありませんが、当社がお客様に提供している価値の大きさという点では、10万ドルレベルがかなり大きな差別化要因であることがわかりました。そのようなお客様は、企業としての視点をお持ちで、当社が提供するツールを活用するために、小規模なお客様よりも社内の能力に投資し続けている傾向があると思います。ですから、これが現時点で最も重要な指標だと考えています。

Operator

次は、レイモンド・ジェームズのブライアン・ピーターソンさんです。

Brian Peterson

非常に好調な業績を達成されておめでとうございます。早速ですが、国際的な話題に触れてみたいと思います。国や市場、ユースケースの観点から見て、海外での成功には何か共通点があるのでしょうか?何が成功の原動力になっているのかを知りたいのです。

Henry Schuck

まず、国際的に見て、海外での市場開拓の動きは、米国での市場開拓の動きに比べて大きく遅れていると思います。アメリカよりも5~7年遅れていると考えていいでしょう。そのため、私たちがその市場に参入し、私たちが提供するソリューションを見たとき、それは主に伝道的なものになります。私たちが注目している他の分野は、現在、英語圏のヨーロッパに注力していることです。現在は英語圏のヨーロッパに注力しており、その市場に集中しています。そして、残りの国際的なデータ資産の構築を続けています。そして、残りの国際的なデータ資産の構築を継続しており、その構築に伴って、各国での市場開拓のための投資を継続していきます。

Cameron Hyzer

さらに付け加えると、実際の成功例としては、販売促進のためにチームに投資しているところでは、それによって実際の効果が上がっていることがわかります。第1四半期と第2四半期には、チームへの投資を続けてきました。COVIDの制約をすべてクリアして物理的に現地に行けるようになるまで、ボストンに滞在し、早起きしてヨーロッパのタイムゾーンに合わせ、主に英国とアイルランドを中心に、他の国のお客様もお連れしています。このようにして、我々は最大の効果を上げていますが、それは主に我々が行っている投資によるものです。特に今後、世界が少しずつ開けていく中で、多くの国で現地での投資を続けていくことを楽しみにしています。

Operator

次は、バークレイズのライモ・レンズショーさんです。

Raimo Lenschow

こちらこそ、おめでとうございます。またコーラスの質問をしてもいいですか?申し訳ありません。ヘンリーさん、今の状況を見ると、B2Bでは本当の意味でのパワーハウスになると思います。しかし、会話型AIとその可能性を考えると、B2Cにも多くの可能性があり、それに関連して市場では多くのことが起こっています。この機会をどのように考えているのか、また、この資産でどこに焦点を当てたいのか?

Henry Schuck

私たちはB2Bの機会に集中しています。これは非常に大きなチャンスだと考えています。このように、カンバセーション・インテリジェンスには、実に多くの興味深いユースケースがあると考えています。今日は、B2Bユースケース、特にリクルートと市場開拓に焦点を当てますが、リクルートや人材獲得の分野でも会話のインテリジェンスを活用するチャンスがあると考えています。私たちは、そのような分野でも活躍できると考えています。

Raimo Lenschow

海外についての補足です。非常に力強い成長ですね。セールスカバレッジが大幅に増加しているとのことですが、その理由は?その構築について、少しお話いただけますか?というのも、全体の売上に占める割合はまだ小さいからです。これはどのように進化していくと思いますか?現時点では、明らかに低いベースからスタートしていますが、長期的には、目標としているミックスの観点から、どのような形になるとお考えですか?おめでとうございます。

Cameron Hyzer

ライモさんの考えでは、同じような道のりを歩んできた大企業に注目しています。例えば、セールスフォースのような企業です。彼らは、収益の30%以上を海外市場から得ています。私たちにとって素晴らしいことは、国内にはまだ多くのチャンスがあるということだと思います。ですから、国内では大きな成長が期待できます。しかし、長期的には、収益の3分の1以上を海外市場から得ることは現実的な可能性であり、目指すべきことだと思います。

Operator

続いて、パイパー・サンドラーのブレント・ブラチェリンさんです。お電話お待ちしております。

Clarke Jeffries

クラーク・ジェフリーズがブレントに代わりました。まず最初の質問ですが、過去数四半期の間に注目された新規および拡張の顧客を見てみると、ソフトウェアやビジネスサービス以外の垂直方向の牽引力が引き続き目立っているように思います。最初の質問は、10万件の取引を加速させる上で、これらの顧客の貢献をどのように評価するかということです。

次に、従来の業界では、ワークフローの自動化や請求書の発行など、B2Bプロセスを改善するシステムに過剰な投資をしてきましたが、セールスインテリジェンスや、機会のファネル全体を向上させる機会があることを認識していなかったという可能性があります。

Cameron Hyzer

私はまず、貢献度について説明します。確かに、非アーリーアダプターと呼ばれる業界は、ソフトウェアやビジネスサービス以外の業界に比べて成長が早いですが、ソフトウェアやビジネスサービスも引き続き成長しています。しかし、現時点では、当社のACV(売上高)全体の3分の2以下がソフトウェアおよびビジネスサービスによるものです。このことは、小規模なお客様だけでなく、10万人以上のお客様の中にも、他の業界のお客様が増えていることを示しています。これは、お客様が当社のソリューションを知り、より良い動作やデータに基づく動作を市場全体に適用する方法を検討し続けているためです。ヘンリーには、お客様からの声を具体的に聞いてもらいたいと思います。

Henry Schuck

クラークさん、企業との会話の中でいつも驚かされるのは、多くの大企業の営業プロセスがいかにアナログでマニュアル化されているかということです。それを変えようとする意欲が経営者レベルにあるのです。彼らは、CRMに多大な投資をしたことを理解しており、CRMには魅力的で洞察力に富んだものを求めています。そして、ZoomInfoは、こうした洞察力を提供し、最前線の営業チームのためのCRMを実現する架け橋であると考えています。特に、非伝統的な業界では、市場への参入方法をデジタル化したいという欲求が非常に強いと考えています。

Operator

ありがとうございました。これ以上の質問はありませんね。それでは、最後にCEOのヘンリー・チャックから閉会の挨拶をさせていただきたいと思います。

Henry Schuck

ありがとうございます。皆さん、ありがとうございます。2021年の下半期に向けて、より多くの投資家の皆様とお会いできることを楽しみにしています。ありがとうございました。

Operator

皆さん、ありがとうございました。これで電話会議を終了します。ご参加いただきありがとうございました。どうぞお帰りください。

 

○これまでの決算

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Q2

→全てpassしています。

 

🌟まとめ

・営業などに携わったことがないので、どれだけ素晴らしい事業なのかは実体験できませんが、事業内容は面白いと思いました。

・ガイダンスが弱かったのは懸念ですが、EPS/Revenueのpassし続けています。

・PSRを見ると高めで推移しており、様子をみつつINするかは検討します。

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2021/8/15