reostockのブログ

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なんとなく、久しぶりの買い場なんだろうなと思う債券市場。

 

 

はじめに

株式市場の動きが不安定な日が続きますね。

 

こんなに株が不安定なら、債券でも良いのでは?!と思うような利回りに各国の債券はなってきています。

 

 

 

米国金利

US03M

3か月金利は、Tradingviewで見れる2014年からで最も高く、逆に言えば債券価格は最もこの8年間ではお得だったと言えそう。

 

CNBCでみてみると、2007年以来15年ぶりの金利の高さ!

 

 

US02Y

これまた2007年以来の高さ。

 

 

US10Y

こちらは2011年くらいのレベル。

 

 

US30Y

こちらはまだ2018年を超えたところ。

 

 

米国金利をみて

どの金利も3%以上であり、なんとなく買う高配当株よりも低リスクで良さそうにみえる。

 

円をドル転しなければならないのがネックにはなるが…

 

 

GB03M

イギリス3か月金利は、まだ米国と比して安い。

 

 

GB02Y

2年金利も米国以下。

 

 

GB10Y

10年金利も同様。

 

 

イギリス金利をみて

fx.minkabu.jp

30年ぶりのポンド安とのことで、どこかでポンド買いに入りたいなと思う今日この頃。

 

 

 

それでは米国債ETFを。

reostock.hatenablog.com

個人的にはTLT, VGLT, BNDを買っています。

 

TLT

iシェアーズ米国債20年超ETFは米国籍のETF(上場投資信託)。残存期間が20年を超える 米国債で構成される指数に連動する投資成果を目指す。

2014年レベルまで下落。

まだ金利が上がるとはいえ、既に8年ぶりくらいの価格水準であり、そろそろ買い出動しても良さそう?

 

Bloombergでみてみると、直近配当利回りは2.65%。もう一つ欲しいところではあるが。

 

 

VGLT

バークレイズ米国政府債浮動調整(10年超)インデックスのパフォーマンスへの連動を目指す。

さっきのTLTよりは広く長期債と言ったイメージの債券。

TLTと似たようなチャート。50週/200週SMAからの乖離がすごい。

 

こっちのが経費率は安めで、配当利回りは高め。

 

 

BND

バンガード・トータル債券市場ETF(Vanguard Total Bond ETF)は、米国籍のETF(上場 投資信託)。投資適格で課税対象の米国公債の幅広いパフォーマンスを測定するブルームバーグ総合債券指数に連動する投資成果を目指す。

うーん。これはかなり安く見える。

 

 

 

何となくずっと気になっているTIP

iシェアーズ 米国物価連動国債 ETFは、米国のインフレ連動国債で構成される指数と同等の投資成果を目指しています。

www.blackrock.com

 

fa3ily-office.com

実質金利(=名目金利-期待インフレ率)に逆連動するTIPですが、まだ実質金利が上昇傾向にあり、TIP価格は下落途中と思われ、入りにくい。

 

チャート的にもまだ下がる余地はありそうだが、重要なトレンドラインくらいの高さ。

そして恐るべきこの配当利回りは気になるところですね。

 

個人的にはまだ名目金利↑、BEI↓の流れが変わってからでも購入は良いかなと思っています。

 

 

まとめ

まだ何十年と投資期間はあるので、今じゃなくても良いのかもしれませんが、少なくとも米ドル価格でみれば数年~十数年ぶりのお買い得な価格水準まで債券価格は落ちてきており、債券をポートフォリオに組み込むタイミングとしては良いのかもしれない。

 

ただ、円換算した現実は以下であり、ドル資金がたんまりある人と円をドル転しないといけない人で状況は変わるかもしれない。

 

TLT(円換算)

 

 

VGLT(円換算)

 

 

BND(円換算)

なんという円安!!!

BNDはドルでみたら、設定来の安さになるのに円にしたら設定来最高値(´;ω;`)ウッ…