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$9984 ソフトバンクグループ 銘柄分析

最近株価が下がってきており、買い時かなと感じたため、$9984(ソフトバンクグループ)を調べてみました。

 

ざっくりまとめると、テクノロジー関連の銘柄に投資している会社です。

投資事業以外に子会社としてZホールディングス(LINEやZOZOと関連)、ARM社(半導体で有名な企業で今後$NVDAに売却)、Paypay、ソフトバンク・ワイモバイル等の通信事業などが含まれています。

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〇企業概要(マネックス証券より引用)

日本を代表するIT投資会社、時価総額国内2位。情報革命(AI革命)への投資会社として、NAV(時価純資産)を価値尺度に世界の有力企業(AI、モバイルインターネット、半導体、通信)に投資。ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF1、SVF2)による投資事業が中核。投資先は通信インフラやサービス、ロボティクス、ライドシェア、自動運転、バイオメディカル、金融、保険会社など(アリババ、Tモバイル、ウィーカンパニー、滴滴出行、ウーバー、英ARM社売却先の米エヌビディア社、ブライトスター売却先の親会社等)。主要な連結子会社ソフトバンク<9434>、Zホールディングス<4689>、ソフトバンクビジョンファンド。2013年米携帯電話3位のスプリント・ネクステル社買収によりグローバル展開への布石に着手。2015年Netflixと提携(映像配信サービスを開始)。2016年半導体設計の世界最大手・英ARM社を買収(3.3兆円)。2017年10兆円のファンド「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」設立。2018年自動運転でトヨタ自動車<7502>と提携。2020年米スプリントはTモバイルとの合併に伴い連結外へ、英ARM社を米エヌビディアに売却(4.2兆円)、ブライトスターを売却。

→投資会社のような存在です。$NVDAの買収で話題のArm社、LINEで有名なZホールディングスなどが子会社に含まれています。

 

〇構成セグメント

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決算短信より、構成セグメントは上記のようになっています。

持株会社投資事業

ソフトバンクグループおよび子会社が行う投資事業のセグメントです。

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→投資先は有名な企業が多い印象です。

②SVF1等SBIAの運営するファンド事業

ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)で知られているセグメントです。

・100%子会社である英国SB Investment Advisers (UK) Limited (SBIA)が運営しています。

・SVF1は「ユニコーン(投資時において企業価値が 10 億米ドル以上と推定される非公開企業)」を中心に、AI を活用した成長可能性の大きな企業への投資を保有しており、中長期的視点から投資成果を最大化することを目指しているようです。

・SVF2は、テクノロジーを活用して各市場をリードする成長企業への投資を通じて、AI 革命を持続的に加速することを目的に、2019 年 10 月にソフトバンクグループ㈱から出資コミットメントを取得して設立されています。

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→SVF1については当期に上場した Coupang および DoorDashならびにUberなどの投資先が好調に推移したことが良い結果につながったようであり、SVF2については上場した KE Holdings などの株価の好調な推移が影響しているようです。

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→これから上場予定の投資先もあり、注視していく必要がありそうです。

ソフトバンク事業

・移動通信サービスとしてメインブランドの“ソフトバンク”、低価格のサブブランド“ワイモバイル”、そして“LINEモバイル”だったり、法人向けのモバイル/テレワークの売り上げだったり、Zホールディングス(LINEと統合しており、ZOZOを子会社化している)のEコマースの売り上げなどが関与するセグメントです。

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④アーム事業

・$NVDAへ売却される予定のARM社のセグメントです。

・「Armv9」アーキテクチャーが発表されており、注目されています。

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⑤その他

ソフトバンクラテンアメリカ・ファンドおよび Fortress Investment Group LLCといった投資事業に加え、決済サービスのPaypayが関わるセグメントです。

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〇チャート

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→日足チャートはちょうどMACDがクロスしたタイミングです。

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→PBRの推移でみると、ここ1年間では最も割安な位置にあります。

 

〇直近の決算

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→ともに決算はPassしています。投資事業の好調で純利益がとても高く、$AAPLに次いで世界2位になったようです。

jp.reuters.com

 

 

🌟まとめ

ETFのように、$9984に投資することで間接的に世界中の色々な企業に投資するようなものとなりそうです。

・テーパリング、その後の利上げが懸念される中、難しい相場の中で投資事業がどれだけの成果を上げられるかで業績も変わってくると思います。

 

💰個人的には・・・

・日本の企業がこうして世界のランキングで上位を取ることができるのは、すごく誇らしいなと感じました。

コロナウイルス感染症の流行に伴う株価下落後の急回復による、株価上昇の影響が今回の決算には含まれていると思いますので、今後もこの好調な業績が維持できるかは何とも言えないかなと感じています。

・難しい相場の中ではありますが、個人的にはこうして高い利益を上げて世界のランキング上位に食い込むような企業を応援したい気持ちもあるので、投資事業がうまくいくことに期待して投資していくつもりです。

USDCHFにINしてみます。

DXYが日足チャートで上昇トレンドになっており、FXでポジションを取ろうと思っています。

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→ダブルボトムをつけて、MACDもクロスしています。

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→ドルのポジションは5年でみると平均からやや低いですね。

 

それでは、DXYが上昇→USD高で探していきます。

〇USDJPY

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→USDJPYチャートは日足でMACDがクロスしてしまいそうで、50日移動平均に位置しています。MACDとしては逆張りになってしまいますね💦

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→円のポジションは5年でみると平均的です。

 

〇EURUSD

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→EURUSDもMACDクロスしており、こちらは狙う方向にあったクロスです。

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→5年でみるとEUROのポジションはやや高めですね。

〇GBPUSD

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MACDクロスは狙う方向です。ただ、強い上昇トレンドラインがあるのが懸念。

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→5年でみるとポンドのポジションはやや高め。

 

〇AUDUSD

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→狙う方向と逆向きにMACDがクロスしそうです。

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→5年でみると、ポジションは平均的。

 

〇NZDUSD

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→狙う方向のMACDですが、やや見にくいMACDですね。

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→5年でみると、ポジションはやや高め。

 

〇USDCHF

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MACDは狙う方向ですね。

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→ポジションはやや高め。

 

 

チャートやポジションからは、

EURUSD/USDCHFあたりでしょうか。

GBPUSDも良かったのですが、強い上昇トレンドラインが気になります…

 

MACDがスムーズである点からUSDCHFにINします。

とりあえず、トレーリングストップはかけておきます。

$AMD 銘柄分析

$AMDについての銘柄分析です。

昨日の$NVDAに続いて半導体銘柄ですね。

 

AMD半導体の中のCPU/GPUを開発するファブレス企業(開発を行って、実際の製造は他社に依頼する企業)です。

ledge.ai

 

☆CPU市場

CPU領域については、$INTC, $AMDが主に関わっています。

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https://www.cpubenchmark.net/market_share.html

最近にかけて$INTCから徐々にmarket shareを奪ってきている状況です。

CPUについては、PC領域で主に用いられるx86/x64、タブレットスマホで用いられるArm($NVDAが買収を進めている企業ですね)があります。

urashita.com

CPU市場の今後の展望(CAGRなど)は見つけられませんでした...

 

GPU市場について☆

GPU領域に関しては、$NVDA, $AMD, $INTCが関与しています。

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https://www.reddit.com/r/hardware/comments/m1gays/graphics_card_market_share_q42020_amd_17_vs/

"AIB GPU"=アドインボード=デスクトップグラフィックスカード

"dGPU" = ディスクリートGPU = 統合されていないディスクリートのモバイルおよびデスクトップソリューションを含む

"all PC GPUs" = すべての統合型ソリューション(AMDIntelのPCプロセッサに内蔵されたiGPU)を含む

tech-camp.in

デスクトップPCのグラフィックスカード領域、dGPU領域(CPUとは独立してグラフィックボードに内蔵されているGPU/CPU内蔵のGPUよりも性能が高い)では$NVDAにmarket shareを奪われているものの、市場自体が拡大しており、売上高は伸びてきています。

g-pc.info

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また、今後GPU市場は31.1%のCAGRで成長すると報告されています。

www.gii.co.jp

manelite.jp

 

☆Investor Presentation☆

Investor Presentationから$AMDについて見ていきます。

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→High performance computingということで、クラウドや5G、AIなど個人的にはとても心躍るような分野での活躍を目指しています。

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→$AMDが関与する市場のTAMは$79Bになります。

www.inglow.jp

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https://d1io3yog0oux5.cloudfront.net/_05bc0b12fa5401815909e4519ed7459a/amd/db/778/6634/file/AMD+Q1%2721+Financial+Results+Slides.pdf

AMDの主力商品は上のスライドの通りです。

RYZENが一般的なPC向けのCPU、EPYCがサーバー向けのCPUで、RADEONGPUになります。

SEMI-CUSTOMは、AMDの持つCPU/GPU技術を駆使してそれぞれの顧客にオーダーメイドのCPUやSoCを作成する部門で、プレイステーションXboxなどに用いられています。

www.4gamer.net

k-tai.watch.impress.co.jp

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→$AMDのクライアント向けのCPUラインナップです。

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→クライアント向けのCPUは、ZEN/ZEN2/ZEN3とグレードアップされています。

ZENシリーズの違い、半導体の性能評価に関わる指標(トランジスタ/動作周波数/プロセスルールについての説明)については以下に引用します。

ちなみに、ZEN4では5nmのプロセスルールになるようです。

subcash.info

note.com

jp.ext.hp.com

pc.watch.impress.co.jp

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GPUのラインアップです。

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→RDNA3についてはまだ詳細があまりわかっていないようです。

gazlog.com

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→データセンターにもフォーカスしており、サーバー用のCPUであるEPYC、GPUがINSTINCTです。

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→データセンター事業は多様な企業と関連しています。

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→CPUにおいてZEN4では5nmのプロセスルールが採用予定です。

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GPUにおいて、次はCDNA2になるようです。

pc.watch.impress.co.jp

 

☆$AMDの最新決算と構成☆

だいたいの商品を見たところで、決算に移ります。

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①Computing and Graphics

・クライアント用のPC向けのCPU、GPU(クライアント向け+データセンター用)の売り上げで構成される部門です。

-----以下、2021 Q1のPresentation slidesよりDeepLで翻訳-----

▪ 売上高は21億ドル
- 主に、Ryzen™プロセッサおよびRadeon™グラフィックス製品の売上増加により、前年同期比46%増、前四半期比7%増
- モバイル・プロセッサの売上高は6四半期連続で過去最高を記録
▪ 平均販売価格(ASP)について
- クライアント・プロセッサの平均販売価格は、Ryzenデスクトップおよびノートブック・プロセッサの売上がより豊富になったことにより、前年同期比および前四半期比ともに上昇
- GPUの平均販売価格は、ハイエンドのRadeonグラフィックス製品が牽引し、前年同期比および前四半期比ともに上昇
営業利益は4億8,500万ドル
- 前年同期の営業利益2億6,200万ドル、前四半期の営業利益4億2,000万ドルに対し
- 営業利益の改善は、主に、前年同期比および前四半期比での増収によるものです。
▪ 戦略的ニュースとハイライト
- フォーチュン500社の航空宇宙、自動車、電子機器、エンジニアリング企業において、複数の大量受注を獲得
- お客様は、AMD Ryzen 5000シリーズ・モバイル・プロセッサーおよびAMD Ryzen PRO 5000シリーズ・モバイル・プロセッサーを搭載したノートブックの数を順調に増やしています。
AMD Ryzen PRO 5000シリーズ・モバイル・プロセッサーを搭載したノートブックの数は、大手OEM企業が新しいシステムを発表したことにより、増加傾向にあります。
- Radeon RX 6700 XT GPUを発表、1440pの卓越したPCゲーム体験を提供、AMD
RDNA 2ゲーミング・アーキテクチャーと最先端の7nmプロセス・テクノロジーを採用。

-----以下、Earning callよりDeepLで翻訳-----

 次に、コンピューティング&グラフィックス分野についてご説明します。第1四半期の売上高は、RyzenおよびRadeonプロセッサの両方の売上が増加したことにより、前年同期比46%増の21億ドルとなりました。クライアント・コンピューティング分野では、クライアント・プロセッサの売上高およびASPの記録を更新したことにより、売上高は前年同期比で2桁の大幅な伸びを示し、前四半期比でも増加しました。PC全体の需要が堅調であることを背景に、当社の収益は、特に超薄型、ゲーム、商用分野において、市場を大幅に上回るペースで成長しています。

 その結果、当四半期はクライアント・プロセッサの売上シェアを拡大することができたと考えています。当社の収益シェアは、プレミアム製品での拡大に伴い、過去2年間で倍増しています。ノートPCでは、Ryzen 4000シリーズプロセッサに対する持続的な需要と新しいRyzen 5000シリーズプロセッサの発売に基づき、6四半期連続で過去最高のモバイル・プロセッサの売上を達成しました。Ryzen Mobile 5000シリーズプロセッサの売上は、前世代の2倍の速さで増加しています。

 2021年には、新しいプロセッサーを搭載したノートブックプラットフォームの数が前世代に比べて50%増加する見込みであり、継続的な成長を期待しています。また、Ryzen PROプロセッサの出荷台数は前四半期比で2桁の大幅な伸びを示し、商用市場においても順調に推移しています。

 当四半期には、フォーチュン500社に選ばれている航空宇宙、自動車、エレクトロニクス、エンジニアリング関連企業から複数の大量受注を獲得しました。また、今年に入ってからは、最大手のOEM企業から獲得した商業用ノートブックのデザインを3倍に増やしており、さらなる成長に向けた態勢を整えています。

 グラフィックス分野では、ハイエンドのRadeon 6000 GPUの売上が前四半期比で2倍以上に増加し、チャネル販売の成長に牽引されて、売上は前年同期比および前四半期比ともに2桁台の大幅な増加となりました。3月には、1440pのゲームにおいてリーダーシップを発揮するRadeon 6700 XTデスクトップCPUを発表し、今四半期末には、最先端のモバイルRDNA 2アーキテクチャを採用した最初のノートブックを発売する予定です。Radeon 6000シリーズGPUの売上は、生産の拡大に伴い、今後数四半期にわたって大幅に増加する見込みです。

 データセンター向けグラフィックス製品の売上は、クラウドやHPCのお客様によるInstinctアクセラレータの採用が主な要因となり、前年同期比および前四半期比で増加しました。データセンター用GPUのロードマップは順調に進んでおり、米国初のエクサスケール・スーパーコンピューターであるFrontierをはじめとする複数のHPC案件をサポートするために、次世代AMD Instinct GPUの生産を開始することで、下半期に収益が拡大すると予想しています。

 Frontierは、次世代AMD CPU、GPU、ソフトウェアを使用して、これまでにない科学的コンピューティングとAIの能力を実現し、科学、クラウド、企業の顧客が今後数年間でエクサスケールクラスのコンピューティングとAIのパフォーマンスを実現するための青写真を作成します。

 

②Enterprise, Embedded and Semi-Custom

・サーバー向けCPUであるEPYC、SEMI-CUSTOMが含まれる部門です。

-----以下、2021 Q1のPresentation slidesよりDeepLで翻訳-----

▪ 収益は13億5,000万ドル
- 主にセミカスタム製品の売上およびEPYCプロセッサの売上の増加により、前年同期比286%増
- 前四半期比5%増 主に、セミカスタム製品の売上減少により相殺されたEPYCプロセッサの売上増加による。
営業利益:277百万ドル
- 前年同期は2,600万ドルの営業損失、前四半期は2億4,300万ドルの営業利益であった。
- 営業利益の改善は、主に、前年同期比および前四半期比での増収による。
▪ 戦略的ニュースとハイライト
- AMD EPYC 7003シリーズ・プロセッサーを発表し、AMDのパーソケットおよびパーコア・パフォーマンスにおけるリーダーシップを拡大
 - 大手クラウドプロバイダーのMicrosoft Azure、Oracle Cloud、Tencent Cloud、Amazon Web ServicesGoogle Cloudが新製品および発売予定のインスタンスとソリューションを発表
 - シスコ、デル、HPE、レノボ、スーパーマイクロが新しいプラットフォームを発表
- HPEとスウェーデン王立工科大学(KTH)は、次世代のAMD EPYCプロセッサとAIを搭載した新しいプリエクサスケール・スーパーコンピュータを発表しました。
次世代のAMD EPYCプロセッサーAMD Instinct GPU
- AMD EPYC CPUとAMD Instinct GPUは、Siemens NXやPTC Creoなど、拡張されたクラウドベースのHPCソリューションを支えています。
とPTC Creoを含むクラウドベースのHPCソリューションを強化しています。これらはいずれもMicrosoft Azure NVv4インスタンス上で動作します。

-----以下、Earning callよりDeepLで翻訳-----

 次に、エンタープライズ・組み込み・セミカスタム分野について説明します。売上高は、セミカスタムおよびEPYCプロセッサの売上がともに堅調に推移したことにより、前年同期比286%増の13億5,000万ドルとなりました。セミカスタム製品の売上は、前四半期比で1桁の減少となりましたが、これは通常の季節性よりも良好です。セミカスタムの売上は、ソニーおよびマイクロソフトの最新世代ゲーム機に対する大きな需要に牽引され、2021年を通して好調を維持すると予想しています。

 サーバ分野では、「EPYC」プロセッサの売上が前年同期比で2倍以上に増加し、前四半期比でも2桁台の大幅な伸びを示したことから、当四半期もサーバ・プロセッサの売上は記録的なものとなりました。

 これは、第2世代のEPYCプロセッサの採用が進んだことに加え、第3世代のEPYCプロセッサが複数のクラウド企業やエンタープライズ企業で順調に稼働を開始したことによるもので、第2世代、第3世代ともに売上は前四半期比で増加しました。第3世代EPYCプロセッサーは、前世代に比べて1ワットあたりの性能が25%向上しており、データベース、ERP、データ分析、Java、仮想化、クラウド、スーパーコンピューティングなどのワークロードにおいて、ソケットあたりおよびコアあたりのリーダーシップを発揮します。

 当四半期のクラウド需要は、ティア1プロバイダーがEPYCプロセッサーの導入を拡大して社内インフラを強化し、新たに11のAMD搭載インスタンスを導入したことにより、特に好調に推移しました。

 Microsoft Azure、AmazonGoogleIBMOracle、Tencentが第3世代のEPYCプロセッサーを搭載した製品を大幅に拡大していることから、AMD搭載インスタンスの数は年末までに2倍の400になると予想しています。

 企業向けには、シスコ、デル、HPエンタープライズレノボ、スーパーマイクロの各社が、AMDベースの製品を拡大する計画を発表し、優れたパフォーマンスと総所有コストを実現する第3世代EPYCプロセッサー搭載のサーバープラットフォームを新たに100台以上導入しました。

 HPC分野では、国立大気研究センターやスウェーデン科学研究所などの大規模システムを新たに獲得し、勢いを増しています。また、イギリスの国家気象モデリングサービス向けに、オンプレミスとクラウドを組み合わせた独自のソリューションを提供しており、これは世界で最も強力な気象・気候予測スーパーコンピューターとなります。

 一歩下がって考えてみると、EPYCプロセッサーの新世代が前世代よりも大幅に速く立ち上がるたびに、ここ数年のデータセンター事業の進展に非常に満足しています。

 私たちは、リーダーシップを発揮する複数世代のCPUロードマップを開発し、一貫して提供することで、最大規模のクラウドエンタープライズおよびHPCのお客様にとって、信頼できる戦略的パートナーとしてAMDを確立しました。

 2021年は、当社のEPYCおよびInstinctプロセッサーの規模、エコシステムのサポート、顧客の採用という点で、変曲点となります。

 第1四半期のデータセンター製品の売上高は、前年同期比で2倍以上に増加し、全体の売上高に占める割合は10%台後半となりました。データセンター製品の売上は、クラウドエンタープライズ、HPCなどの新規案件を獲得するための強力なパイプラインに牽引され、年内に大きく成長すると見込んでいます。

 これは、当社製品が顧客に採用されていること、市場全体が堅調であること、サプライチェーンパートナーからの追加供給があることなどによるものです。

 

☆その他のニュース☆

www.bloomberg.co.jp

news.mynavi.jp

半導体企業の買収報道が続いていますが、$AMDザイリンクスを買収して自動車やネットワーク分野などの新規市場への切り込みを進めています。主力となるデータセンターへも良い影響が出ることに期待ですね。

 

☆これまでの決算振り返り☆

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→時折決算をミスすることはありましたが、ここのところは取りこぼし無しですね。

 

☆チャートその他☆

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→直近の決算はガイダンス含め問題ありませんでしたが、地合いが悪く下落トレンドです。

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→PER(NTM)は37倍程度でやや高めですが、ここ1年では最安値付近です。

 

🌟まとめ

・$NVDA同様に多くの場面で用いられるであろう半導体銘柄であり、今後も$INTCからmarket shareを奪えるかが注目だと思います。

・$INTCを含め、競合他社の開発状況には注意が必要です。

・$NVDAのArm買収が進むことで、$AMDにどのような影響が出てくるかが懸念です。

ザイリンクス買収は2021年末くらいまでかかるようです。

・決算上はクライアント向けのCPU/GPU、サーバー向けのCPU/GPUいずれも売り上げが伸びていますが、この後の動向を見守りたいと思います。

・個人的には$NVDAと$AMDで2択を迫られれば、$NVDAかなという気がしますが、決算も良好であり、このまま現在保有分はholdの予定です。

$NVDA 銘柄分析

半導体株である$NVDAについてです。

半導体にあまり詳しいわけではないので、この記事を通して自分自身も半導体への理解を深められたらと思います。

 

 

$NVDAはGPUで有名な企業であり、ファブレス企業(製造は他社に依頼して開発を自社で行うような会社)です。

GPUとCPUの違いについては以下に引用します。

ledge.ai

GPUは単純演算処理が得意で、PCゲームなどの画像処理に多く使われていましたが、最近ではAIやディープラーニング、自動運転、5Gなど膨大な演算処理が必要となる様々な場面で使われるようになったようです。

また、最近ではCPU領域にも参入しており、CPUで有名なArm社の買収を行っていて、これによりさらに機械学習の速度が上がることが期待されています。

www.businessinsider.jp

 

GPU市場について☆

GPU領域に関しては、$NVDA, $AMD, $INTCが関与しています。

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https://www.reddit.com/r/hardware/comments/m1gays/graphics_card_market_share_q42020_amd_17_vs/

"AIB GPU"=アドインボード=デスクトップグラフィックスカード

"dGPU" = ディスクリートGPU = 統合されていないディスクリートのモバイルおよびデスクトップソリューションを含む

"all PC GPUs" = すべての統合型ソリューション(AMDIntelのPCプロセッサに内蔵されたiGPU)を含む

tech-camp.in

デスクトップPCのグラフィックスカード領域、dGPU領域(CPUとは独立してグラフィックボードに内蔵されているGPU/CPU内蔵のGPUよりも性能が高い)では$NVDAがMarket shareの80%を占めています。

g-pc.info

また、今後GPU市場は31.1%のCAGRで成長すると報告されています。

www.gii.co.jp

manelite.jp

 

☆$NVDAの決算・構成☆

最新の決算は2022年Q1で2021/05/26に発表されました。

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いずれの構成領域も順調に伸びているのが分かりますね。

①Gaming領域

GPUのもともとの活躍分野ですね。

・巣ごもり需要もあったと思いますが、eSportsなどゲーム市場に注目が集まっている中でこれからも成長が期待されます。

・最近では仮想通貨のマイニングにも用いられています。

GPU領域ではGeForce RTX 30シリーズが人気のようです。

chimolog.co

www.nvidia.com

NVIDIA DLSSはゲームのフレームレートを向上させ、より鮮明な画像となります。

www.nvidia.com

GeForce Nowはサブスクリプションで毎月お金はかかるものの、高性能のグラフィックボードなどは要さず、スマホなどで手軽に高負荷なゲームがプレイできるサービスです。

www.nvidia.com

ascii.jp

www.youtube.com

-----以下$NVDA IR情報より(DeepLで翻訳)-----

 第1四半期の売上高は、前年同期比106%、前四半期比11%増の27億6,000万ドルを記録しました。
 NVIDIAの第2世代RTXグラフィックスを搭載したラップトップの波を広げ、999ドルからのGeForce RTX™ 3060 Laptop GPUシステムを発表し、799ドルからのGeForce® 3050 Tiおよび3050 Laptop GPUシステムを発表し、ゲーマーやクリエイターを対象としました。
 Call of Duty Modern Warfare」、「Crysis Remastered」、「Outriders」など、60以上のゲームでRTXの勢いを加速。
 ゲーマーのGeForce GPUへのアクセスを向上させるため、RTX 3060のハッシュレートを下げる以前の措置に加え、新たに製造されたRTX 3080、3070、3060 Tiグラフィックスカードのイーサリアムのハッシュレートを下げる措置を講じました。
 NVIDIA DLSSがUnreal Engine 4で利用可能になり、近日中にUnityゲームエンジンでも利用可能になることを発表しました。
 システムのレイテンシーを低減する「NVIDIA Reflex」が、「Call of Duty Warzone」、「Overwatch」、「Rainbow Six: Siegeを発表しました。
 2年目を迎えたGeForce NOW™は、70カ国以上で1,000万人以上のメンバーを抱え、ライブラリのゲーム数が1,000に近づいていることを発表しました。

-----以下Earning callより(DeepLで翻訳)-----

 まずはゲーミングから。売上高は28億ドルで、前四半期比11%増、前年同期比では106%増となりました。これは3四半期連続で前年同期比の成長を加速させていますが、その背景には、秋に発売したGeForce RTX 30シリーズGPUの存在があります。アンペールGPUアーキテクチャを採用した30シリーズは、これまでで最も成功した製品であり、驚異的な需要を喚起し、デスクトップおよびノートPC向けGPUの両方で販売記録を更新しました。

 チャンネルの在庫は依然としてトップレベルであり、下半期も供給不足が続くと予想しています。当社のAmpere GPUアーキテクチャーは、デスクトップとラップトップの両方のスタックで稼働しており、当社のGPUインストールベースの大部分がアップグレードを必要としていることから、RTXアップグレードサイクルが本格化すると予想しています。

 ノートPCは、Ampere GPUアーキテクチャーがラインナップ全体で強化されたことにより、今期も力強い成長を遂げました。今月初め、すべての主要なPC OEMは、春の新製品の一環として、3080、39、3070、3060をベースにしたGeForce RTX 30シリーズのラップトップを発売しました。

 さらに、3050および3050 Tiをベースにしたメインストリームバージョンは、今夏、学校帰りに間に合うように799という低価格で発売されます。これは、ゲーマー、クリエイター、学生の間で高まっている、NVIDIAの電源を搭載したノートPCへの需要にOEMメーカーが対応するためのもので、GeForceゲーミングノートPCとしては過去最大の140機種を超えるシリーズとなります。

 RTX 30シリーズは、これまでで最大の世代的な性能の飛躍を実現します。また、第2世代のレイトレーシング技術とフレームレートを向上させるAI搭載のDLSSを搭載しています。RTXは、60以上のアクセラレーションゲームでグラフィックスのリセットを実現します。今期は、『Call of Duty, Modern Warfare』、『Crysis Remastered』、『Outriders』など、多くのゲームを追加しました。また、DLSSがUnreal Engine 4で利用可能になり、近々Unityゲームエンジンでも利用可能になることを発表し、ゲーム開発者が最小限の労力でフレームレートを加速できるようにしました。

 また、RTX 30シリーズは、システムのレイテンシーを低減する新技術「NVIDIA Reflex」を搭載しています。Reflexは、「Call of Duty: Warzone」、「Fortnite」、「Valorant」、「Apex Legends」などの対戦型タイトルをプレイするeスポーツゲーマーにとって、必須の機能として登場しています。当社は、GeForceゲーマーの約75%がe-sportsゲームをプレイし、e-sportsプロの99%がGeForceで競技を行っていると推定しています。

 ゲームは、どの程度かを判断するのは難しいですが、暗号化されたマイニングの需要からも恩恵を受けていると考えています。当社は、GeForce GPUをゲーマー向けに最適化する一方で、暗号通貨マイニング・プロセッサ(CMP)によるマイニング需要にも別途対応しています。先週、新しく製造されたGeForce RTX 3080、RTX 3070、RTX 3060 Tiグラフィックカードは、イーサリアムのマイニング機能が半分になり、低ハッシュレート(LHR)の識別子が付けられることを発表しました。

 また、RTX 3060の更新に伴い、パートナー企業はより多くのGeForceカードをより良い価格でゲーマーに提供できるようになります。マイニング需要に対応するため、当四半期に発売されたCMP製品は、GeForce GPUに要求される仕様を満たしていないため、マイニングのパフォーマンスと効率に最適化されており、ゲーマーへのGeForce GPUの供給に影響を与えることはありません。第1四半期のCMPの売上は1億5,500万ドルで、OEMおよびその他のカテゴリーに含まれています。また、第2四半期の見通しでは、CMPの売上高を4億ドルと想定しています。

 当社のクラウドゲーミングプラットフォーム「GeForce NOW」は、当四半期に登録数が1,000万を超えました。GFNは、他のクラウドゲーミングサービスよりも多い300社以上のパブリッシャーから約1,000本のPCゲームを提供しており、その中には最も人気のある無料ゲームプレイのゲームが80本含まれています。GFNは、パワー不足のWindows PC、MacChromebookAndroidバイスiPhoneiPadを持つ数十億人のユーザーにGeForceの可能性を広げます。GFNは、オーストラリア、シンガポール、南米など、最新の拡張により70カ国以上で提供されています。

 

②Data center

・Arm CPUを用いたNVIDA Graceが注目ですね。

・AIやディープラーニングの領域です。

・メラノックス社を買収して発売したBlueField DPU(従来はCPUが担っていた業務をDPUに負担させることでシステム全体の効率を改善するもの/グレードアップしたBlueField-3、BlueField-4も作成中のよう)も今後の注目のようです。

・AI推論としてのTritonは画像診断など多様な領域に用いられているようです。

www.nvidia.com

cloud.watch.impress.co.jp

www.nvidia.com

-----以下$NVDA IR情報より(DeepLで翻訳)-----

 第1四半期の売上高は、前年同期比79%増、前四半期比8%増の20億5,000万ドルを記録しました。
 史上最大規模のGPUテクノロジ・カンファレンスをバーチャルで開催し、195カ国から20万人以上の登録があり、オープニング・キーノートの視聴回数は1,400万回を超えました。
 NVIDIA Grace™を発表しました。これは、巨大なスケールのAIとハイパフォーマンス・コンピューティングのために設計された初のArmベースのデータセンター用CPUで、現在の最速のサーバの10倍のパフォーマンスを実現し、スイス国立スーパーコンピューティングセンターにある世界で最も強力なAI対応のスーパーコンピュータを駆動します。
 Amazon Web Servicesとのコラボレーションにより、GPUで加速されたAWS Graviton2ベースのAmazon EC2インスタンスを通じて、NVIDIA GPUの推論を展開し、GPUで加速されたゲームをAWS上でネイティブに実行できるようにし、Armベースのワークロードのパフォーマンスを向上させました。
 VMware、Splunk、NetApp、Cloudflareなどがサポートする、AIとアクセラレーション・コンピューティングのために作られた最初のデータ処理ユニットであるNVIDIA® BlueField-3® DPUを発表しました。
 会話型AI、創薬、自律走行車などの顧客を持つ、初のクラウドネイティブなマルチテナント型スーパーコンピュータである、新しいNVIDIA DGX SuperPOD™を発表しました。
 メインストリームサーバー用のNVIDIA A30およびA10 GPUで拡張されたAI推論プラットフォームが、様々なワークロードにおけるAIパフォーマンスのMLPerfベンチマークの最新リリースにおいて、あらゆるカテゴリーで記録を更新したことを発表しました。
 VMware vSphere向けのNVIDIA AI Enterpriseソフトウェア・スイートを発表し、様々なアプリケーションやデータサイエンスのためのスケールアウト、マルチノードのパフォーマンスと互換性を実現。
 NVIDIA Morpheus AIアプリケーションフレームワークを発表し、サイバーセキュリティプロバイダがAIとNVIDIA BlueField DPUを用いてサイバー侵害を即座に検知できるようにしました。
 インタラクティブな会話型AIのためのフレームワークであるNVIDIA Jarvisと、リアルタイムのビデオベースの体験のためのフレームワークであるNVIDIA Maxine™の提供を発表しました。
 エンタープライズAIアプリケーションの作成を加速させるフレームワークであるNVIDIA TAOを発表しました。
 NVIDIA Clara Discoveryによる創薬支援を拡大し、Schrödinger社とのパートナーシップを発表し、創薬ワークフローを高速化するAIソフトウェアで製薬業界を支援。

-----以下$NVDA Earning callより(DeepLで翻訳)-----

 データセンターに移行。売上高は初めて20億ドルを超え、前四半期比8%増、メラノックスを含まない前年同期比では79%増となりました。今期の成長を牽引したのはハイパースケールのお客様で、自社サービスのAIを商品化するためにインフラを構築しました。また、クラウドプロバイダーは、企業、新興企業、研究機関のAIに対する需要の高まりをサポートするために、A100を採用しました。

 お客様は、NVIDIAのA100とDGXプラットフォームを導入し、AIの中でも最も急速に成長している2つの分野である自然言語理解とディープ・レコメンテーターを筆頭に、計算強度が高まっているディープ・ニューラル・ネットワークを学習しています。3月には、Google Cloud PlatformがA100の一般提供を発表し、初期の顧客にはsquare社のキャッシュアプリケーションやAlphabet社のDeepMindが含まれています。A100は、世界中の主要なハイパースケールおよびクラウドサービスプロバイダーに導入されています。そして、今後数四半期の間に需要が強化されると見ています。

 あらゆる産業がテクノロジー産業となり、クラウドとオンプレミスの両方を通じたAIインフラへの投資を加速しています。当社の垂直産業は、コンシューマー・インターネット企業に牽引され、前四半期比および前年同期比ともに成長しました。例えば、韓国と日本の大手インターネットテクノロジー企業であるNAVERは、巨大なAI言語モデルをDGX SuperPOD上で大規模にトレーニングし、Eコマース、検索、エンターテイメント、決済アプリケーションにわたる新しいサービスを開拓しています。

 フランスでは、ハイパースケールやバーティカルインダストリーのお客様からの支持を得て、GPOポートフォリオを拡大しています。推論用GPUの出荷台数は過去最高となりました。推論の成長は、当四半期に好調だったT4だけでなく、汎用のA100 Tensor Core GPUや、Ampereアーキテクチャを採用した新しいA10およびA30 GPUをも牽引しています。

 お客様がAI推論のためにCPUからGPUに移行するケースが増えていますが、その主な理由は2つあります。第一に、GPUはディープニューラルネットワークのサイズと複雑さの指数関数的な増加にうまく対応し、必要な低レイテンシーで応答することができます。4月に実施されたAI推論ベンチマーク「MLPerf」において、NVIDIAは、コンピュータビジョン、医療画像、レコメンダーシステム、音声認識自然言語処理など、すべてのカテゴリーでトップの結果を出しました。また、トリトンと推論サーバーソフトウェアを含むNVIDIAフルスタック推論プラットフォームは、すべての主要なフレームワークのモデルをサポートし、バッチ、リアルタイム、ストリーミングを含むさまざまなクエリタイプに最適化することで、AIアプリケーションの展開の複雑さを簡素化します。

 Tritonは、AmazonGoogleMicrosoft、Tencentなど、クラウドサービスの複数のパートナーによってサポートされています。顧客がNVIDIAの推論プラットフォームをどのように使用しているかの例としては、Microsoftがオフィスでの文法チェックに、米国郵政公社がリアルタイムの荷物分析に、T-Mobileカスタマーサービスに、Pinterestが画像検索に、GE Healthcareが心臓病の検出に使用しています。

 また、Mellanox社のネットワーク製品も好調です。当社のコンピュートビジネスと同様に、イーサネットとインフィニバンドの両方でハイパースケールのお客様が力強い成長を遂げました。私たちは、クラウドサービス・プロバイダーやコンシューマー・インターネット企業向けのNVIDIA BlueField-2 DPUにおいて、重要なデザインウィンと概念実証実験を達成しました。また、VMware、Splunk、NetApp、Cloudflareなどのサポートを得て、AIとアクセラレーション・コンピューティングのために作られた初のDPUであるBlueField-3を発表しました。

 BlueField-3は、業界初の400ギガのDPUで、最大300のCPUコアに相当するデータセンターサービスを提供します。BlueField-3は、ビジネスアプリケーションのデータセンターサービスをオフロードして分離することで、従来のサーバーインフラを、すべてのユーザーが認証されるゼロトラスト環境に変えます。BlueField-3では、DPUのロードマップにおいて、3年間で100倍の性能向上を実現します。

 メラノックスの買収完了後、最初の1年間を振り返ってみると、事業の成果に非常に満足しています。財務予測を上回っただけでなく、DGX SuperPODやBlueField DPUなどの主要な新プラットフォームに貢献し、当社のデータセンター・スケール・コンピューティング戦略を可能にしてくれました。

 4月には、195カ国から20万人以上の登録者を集め、過去最大規模のGPUテクノロジーカンファレンスを開催しました。ジェンセンの基調講演の視聴回数は1400万回を超えています。GTCでは、何兆ものパラメータを持つ巨大な次世代AIモデルの処理をターゲットにした、当社初のデータセンター用CPU「NVIDIA Grace」を発表しました。このアームベースのプロセッサは、今日の最速のサーバの10倍のパフォーマンスとエネルギー効率を可能にします。

 NVIDIAはGraceによって、GPU、DPU、そして今回のCPUという3つのチップ戦略をとっています。スイス国立スーパーコンピューティングセンターと米国エネルギー省のロスアラモス国立研究所は、Graceを搭載したスーパーコンピュータの構築計画を発表した最初の企業です。Graceは2023年初頭に利用可能になる予定です。

 GTCは何よりもまず、開発者のためのものです。私たちは、NVIDIAが開発・最適化した事前学習済みモデルを、NVIDIA GPUクラウドレジストリで提供することを発表しました。開発者は、事前に学習されたモデルを選択し、当社の転送学習ソフトウェアであるNVIDIA TAOを使って特定のニーズに適合させることができます。TAOは、顧客自身の小さなデータセットを使ってモデルを微調整し、ニューラルネットをゼロから訓練するのに必要なコストや手間、膨大なデータセットを使わずにモデルを慣らしていきます。

 モデルが最適化され、展開の準備ができたら、ユーザは用途に合ったNVIDIAアプリケーションフレームワークと統合することができます。例えば、対話型会話AIのためのNVIDIA Jarvisフレームワークは、現在、一般的に利用可能であり、T-MobileやSnapなどの顧客に利用されています。また、ディープ・レコメンテーターのためのNVIDIA Merlinフレームワークは、SnapやTencentなどの顧客に利用されているオープンベータ版です。選択されたアプリケーションフレームワークで、ユーザーはNVIDIA Fleet Commandソフトウェアを起動して、様々なNVIDIA GPU搭載デバイスにAIアプリケーションを展開・管理することができます。

 企業のお客様向けには、永久ライセンスまたはサブスクリプションとして利用可能な、新しいエンタープライズグレードのソフトウェアを発表しました。NVIDIA AI Enterpriseは、AIワークロードの開発と展開を高速化し、エンタープライズAIインフラストラクチャの管理を簡素化するAIソフトウェアの包括的なスイートです。VMware社とのパートナーシップにより、何十万人ものvSphereユーザーが、IT管理者がVMware社のインフラストラクチャ・ソフトウェアを購入する際に使用しているのと同じ馴染みのある価格モデルで、NVIDIA AI Enterpriseを購入できるようになります。

 また、GTCでは、NVIDIA AIとアクセラレイテッド・コンピューティングの両方を、世界最大の産業界の企業やエッジユーザに提供することを加速するために、いくつかの発表を行いました。主要なサーバーOEMは、NVIDIA EGXプラットフォームをベースにした業界標準のサーバーであるNVIDIA認定システムを発表しました。これらのシステムは、NVIDIA AIエンタープライズソフトウェアを実行し、NVIDIA A30およびA10 GPUによってサポートされています。ロッキード・マーティン社やマス・ジェネラル・ブリガム社などが初期の顧客です。

 さらに、高性能な5GラムとAIアプリケーションを実現するために、NVIDIA EGXサーバでサポートされるNVIDIA AI on 5Gプラットフォームを発表しました。このAI on 5Gプラットフォームは、NVIDIA Aerialソフトウェアと、当社のGPUとDPUを組み合わせたNVIDIA BlueField-2 A100コンバージドカードを活用しています。当社は、富士通Google Cloud、Mavenir、Radisys、Wind Riverと協力して、AI on 5Gプラットフォームをベースにしたソリューションを開発し、スマートシティや工場、先進的な病院、インテリジェントな店舗の実現を加速していきます。

 GTCでのもう一つのハイライトは、クラウド・データセンター、HPC、エンタープライズ、エッジとPCにまたがるArmのエコシステムを強化するための幅広い取り組みを発表したことです。クラウドでは、AWSのGraviton2プロセッサとNVIDIAのDPUを組み合わせて、コストの削減、仮想ゲームのストリーミング体験のサポート、Armベースのワークロードのパフォーマンス向上など、さまざまなメリットを提供します。

 HPCでは、Ampere Altra CPUとNVIDIA GPU、DPU、NVIDIA HPCソフトウェア開発キットを組み合わせています。最初に導入されたスーパーコンピューティングセンターは、オークリッジ国立研究所ロスアラモス国立研究所です。エンタープライズおよびエッジでは、Marvell ArmベースのOCTEONプロセッサとNVIDIA GPUを組み合わせることで、ビデオ分析やサイバーセキュリティのソリューションを加速させています。また、PCでは、MediaTekのArmベースのプロセッサとNVIDIA RTX GPUを組み合わせることで、Armベースの新しいクラスのノートPCにおいて、リアルなレイトレースグラフィックスと最先端のAIを実現します。

 Arm社の買収については、主要地域の規制当局との連携が着実に進んでいます。当初予定していた2022年初頭の取引完了に向けて、引き続き順調に進んでいます。Arm社のIPは広く利用されていますが、同社が新たな高みに到達するためには、それを支援してくれるパートナーが必要です。NVIDIAは、Armの能力を強化できる独自の立場にあります。私たちは、Armのエコシステムの開発、研究開発の強化、IPの追加、開発のターボチャージに投資して、データセンター、IoT、組み込み機器など、Armが軽いフットプリントしか持たないか、場合によってはまったく持たない分野で新しい市場に成長することを約束します」と述べています。

③Professional Visualization

NVIDIA Omniverse™ Enterpriseソフトウェアが注目ですね。オンライン上で共有された3Dの仮想空間の中で、制作やデザインができるソフトのようです。

www.nvidia.com

www.nvidia.com

prtimes.jp

-----以下$NVDA IR情報より(DeepLで翻訳)-----

 第1四半期の売上高は、前年同期比および前四半期比ともに21%増の3億7,200万ドルを記録しました。
 リアルタイム3DデザインとコラボレーションのためのNVIDIA Omniverse™ Enterpriseソフトウェアを発表し、BMW Group、Foster + Partners、WPPが初期の顧客となりました。
 デスクトップ向けのNVIDIA RTX A4000およびA5000、ラップトップ向けのA2000、A3000、A4000およびA5000など、次世代のラップトップおよびデスクトップ・ワークステーション向けのNVIDIA RTX™ GPUを発表しました。
 標準的な2D画像から3Dオブジェクトモデルを作成するAIモデル「GANverse3D」を公開。

-----以下$NVDA Earning callより(DeepLで翻訳)-----

 Pro Visに移動します。第1四半期の売上高は、前四半期比および前年同期比ともに21%増の3億7,200万ドルとなりました。ノートブックは、RTXを搭載した洗練されたパワフルなモバイルワークステーションがMax-Qテクノロジーを採用したことや、企業がリモートワークの取り組みを継続的にサポートしていることなどにより、堅調な伸びを示しました。デスクトップ・ワークステーションは、企業がロックダウン中に延期していた支出を再開したことで回復し、オフィスのオープンに伴い継続的な成長が見込まれます。

 第1四半期の需要を牽引した主な業種は、製造業、ヘルスケア、自動車、メディア・エンタテインメントなどです。GTCでは、NVIDIA Omniverse Enterpriseが近日中に一般発売されることを発表しました。これは、グローバルな3Dデザインチームが共有スペースで複数のソフトウェアを使ってリアルタイムにコラボレーションできるようにする世界初の技術プラットフォームです。

 この驚くべき技術は、NVIDIAの全作品の上に構築されており、急速に成長している大規模なエコシステムに支えられています。初期の導入企業には、洗練されたデザインチームや、BMWグループ、Foster + Partners、WPPなどの世界有数の企業が含まれています。

 400社以上の企業が「Omniverse」を評価しており、約17,000人のユーザーがオープンベータ版をダウンロードしています。Omniverse」は、ユーザーごと、サーバーごとのソフトウェアサブスクリプションとして提供されます。世界がよりデジタル化、バーチャル化、コラボレーション化していく中で、Omniverseには大きな収益機会があると考えています」と述べています。また、次世代デスクトップおよびラップトップ・ワークステーション向けのパワフルな新アンペア・アーキテクチャGPUを発表しました。RTXを搭載した新しいワークステーションは、すべての主要なOEMメーカーから発売される予定です。

 

④Automotive

・近年注目されている自動運転領域です。

・様々な企業とパートナーを組み、今後の売り上げ拡大も見込まれています。

NVIDIA DRIVE Atlan™という半導体が最近の注目のようです。

www.nvidia.com

blogs.nvidia.co.jp

jidounten-lab.com

jp.techcrunch.com

www.nvidia.com

-----以下$NVDA IR情報より(DeepLで翻訳)-----

 第1四半期の売上高は1億5400万ドルで、前年同期比で1%減、前四半期比で6%増。
 自動車メーカーの2025年車両をターゲットに、1,000TOPSとデータセンター級のセキュリティを備えた自律走行車用のAI対応プロセッサ「NVIDIA DRIVE Atlan™」を発表。
 車両にAIとサラウンド・センサーを搭載するための時間とコストを削減する、完全運用可能なオープン・プラットフォームの最新世代であるNVIDIA DRIVE Hyperion™ 8を発表。
 NVIDIA DRIVE™は、2022年からSAIC R Auto、IM Motors、Faraday Future、VinFastのインテリジェント新エネルギー車に搭載されることを発表しました。
 Amazon Zoox社、DiDi社、Oxbotica社、Pony.ai社、AutoX社に続き、Cruise社がNVIDIA DRIVEを採用する最新のロボットタクシー会社であることを発表しました。
 ボルボ・カーズが、2022年に発表されるXC90をはじめとする次世代自動車の自律走行コンピュータにNVIDIA DRIVE Orin™を採用することを発表しました。
 メルセデス・ベンツの新型セダン「EQS」のAIコックピット「MBUX Hyperscreen」をNVIDIA DRIVEプラットフォームが支えることを発表。
 TuSimple社とNavistar社が、NVIDIA DRIVE AGX™プラットフォームを搭載した自動運転トラックを製造することを発表。また、自動運転トラックの会社であるPlus社が、来るべき自律走行車のプラットフォームにNVIDIA DRIVE Orinを採用することを発表しました。

-----以下$NVDA Earning callより(DeepLで翻訳)-----

 オートモーティブに移動します。第1四半期の売上高は、前四半期比6%増、前年同期比1%減の1億5,400万ドルとなりました。AI コックピットの売上の伸びは、予想されていたレガシー・インフォテイメントの売上の減少により一部相殺されました。当社は、次世代のNVIDIA DRIVE Atlan SoCを発表し、技術面でのリーダーシップを拡大しました。

 Atlanは、他に類を見ない毎秒1,000兆回の演算性能を実現し、データセンタークラスのNVIDIA BlueFieldネットワーキングとセキュリティ技術を統合することで、車両の性能と安全性を向上させ、車輪上の真のデータセンターを実現します。自動車メーカーの2025年モデルをターゲットとするAtlanは、来年からの生産スケジュールに向けて大手自動車メーカーに採用されている254TOPSを実現するNVIDIA DRIVE Orin SoCを踏襲します。

 NVIDIA DRIVEプラットフォームは、輸送業界においてグローバルな採用を達成しています。当社の自動車設計における勝利のパイプラインは、2027年度までに80億を超えています。最近では、Volvo CarsがNVIDIA DRIVE Orinを使用することを発表し、Mercedes Benz、SAIC、Hyundai Motor Groupなどの大手自動車メーカーとの間で次の大きな勢いが生まれています。

 robotaxi'sでは、GM Cruiseを加え、Amazon ZooxやDiDiなど、NVIDIA DRIVEプラットフォームを採用する企業の数が増えています。また、新エネルギー自動車メーカーにも大きな影響を与えています。最近では、Faraday Future、R Auto、IM Motors、VinFastが採用されており、これまでに発表されたSAIC、NIO、XPeng、Li Autoに加えて採用されています。

 また、トラック運送業界では、NavistarがTuSimpleと提携し、自律走行用にNVIDIA DRIVEを採用しました。NVIDIAは、輸送業界の革命に貢献しています。私たちのフルスタックソフトウェア定義AVおよびAIコックピットプラットフォームは、シリコン、システム、ソフトウェア、AIデータセンターインフラにまたがり、車の寿命を通じた安全性と運転の喜びを高めるための無線によるアップグレードを可能にします。当社のリードパートナーであるメルセデス・ベンツをはじめ、NVIDIA DRIVEは、新しいソフトウェアおよびサービスのビジネスモデルを通じて提供される素晴らしい技術によって、自動車業界を変革することができます。

 

☆これまでの決算振り返り☆

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→決算についてはEPS・Revenueともに取りこぼすことなく来ています。

 →ガイダンスも問題ありません。

 

☆チャート☆

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→4月中旬からの日足チャートでの下降トレンドラインをブレイクした後、現在は過去最高値を記録しています。

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→PERもコロナウイルス時の2021年3月時点に迫るくらいです。

 

☆その他ニュース☆

nvidianews.nvidia.com

→6/3に株式分割の予定(1株が4株に)です。

 

🌟まとめ

・決算/ガイダンスともに問題なく、チャートも過去最高値を更新しました。

GPU/CPU/DPUを主幹に、AIや自動運転、量子コンピューティングなど多くの場面で活躍が期待されます。

・Earning callの質疑応答を踏まえると、決算ではGaming(仮想通貨マイニングCMP含む)、Data centerが稼ぎ頭として注目されます。

・ただ、NVIDIA® BlueField-3® DPUなどはまだしばらく時間がかかるようであり、Arm買収についても注目されます。

・僕としてはこのままHoldの予定です。

長期投資枠の個別ETF買い付け

2021年6月分の定期ETF買い付けです。

今月は

 FXI 1万円

 EPI 1万円

 GLDM 1万円

 SLV 0.7万円

 DBA 1万円

 GSG 0.5万円

 EPHE 1万円

 HDV 1万円

で買い付けです。

次の米国市場が空くのが6月初めになるので、休みのタイミングで注文出しておきました。

定期買い付けなので、割安だとか割高だとかはあまり気にせずルールに沿って買い増しです。

$RPRX買い増し

$RPRXをチャート的に買い増ししました。

 

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→短期的には下降トレンドラインの突破が上昇には必要と思われますが、何度かテストしている支持線まで価格下落しており、買い増しました。

 

事業内容・決算については以下のサイトにまとまっていたので、引用させて抱きます。

hotaru-assets.com

papa-plus.com

lovesuke.com

around35.net

医療現場で働いていて

DPP-4阻害薬で低血糖リスクが低く使いやすいジャヌビア

しびれ症状に良く処方されるリリカ

あたりは良く使用されている薬剤だと思います。

 

決算・ガイダンスも問題ないので適宜買い増していく予定です。

短期投資CFD

テーパリングの懸念は残るものの、米国の先物市場は徐々に回復傾向に見えます。

そのため、CFD短期枠でS&P500、NASDAQを購入しました。

 

S&P500先物

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→日足チャートでMACDはちょうどクロスするところです。

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→週足でも上昇トレンド(MACDが紛らわしく調整してます)。

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先物のポジションは平均的であり、高すぎることはない状況。

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→IG証券のポジションも平均的。

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SPYのImplied Volatilityも平均的。

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SPYのskewも平均的。

👉短期的には上昇トレンドとしてCFDで買いポジションを取りました。

 

NASDAQ先物

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→日足チャートでは下落のトレンドラインを突破し、MACDも上昇トレンドへ。

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→週足チャートでは下落トレンドラインは突破も、MACDはまだ下落トレンドであるのは懸念。

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→ポジションは平均的。

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→IG証券のポジションも平均的。

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→QQQのImplied volatilityも平均的。

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→QQQのSkewも平均的。

👉週足チャートに懸念はあるが、上昇トレンドとして買いポジション。

 

テーパリングの懸念とともに注目される米国10年債の利回り

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→日足チャートでは落ち着いている印象です。

 

基本的に相場に張り付いているわけではないので、トレーリングストップをかけてどちらも買いポジションエントリーとしました❕