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資産運用の見直し~指数CFD~

今後の資産運用に指数CFDの運用を検討しているのは、以下の記事に書いた通りです。

reostock.hatenablog.com

※結婚関連資金の調達のために現在はまだポジションは取っていませんのでご注意を。

 

上記の記事に書いた通り、

レバレッジをかける対象はS&P500

レバレッジをかける証券会社はGMOクリック証券

を予定しています。

 

レバレッジをどこまでかけるかについても上記の記事に記載の通りで、

投資素人の自分がヘッジファンド以上の運用が出来るとは思わないので

資産全体に対して最大で1.5-2.5倍までです。

 

以下、具体的な運用方法について検討します。

①投資金額(自分の場合には毎月10万円の予定)

・定期的に資金を入れるものが、

 投資信託・ロボアド

 仮想通貨などのコモディティor債権のいずれか

 指数CFD

 マネックス証券への自動引き落とし

  ※青文字がコア部分

  ※赤文字がサテライト部分

コアサテライト戦略をコア:サテライト=70%以上:30%未満で運用する予定(コア部分が)であり、定期的に入れる資金がこの70%以上:30%未満の比率になるように入金することとします。

・自分の場合は

 投資信託(毎月8万)・ロボアド(2万)

 仮想通貨などのコモディティor債権のいずれか(2万)

 指数CFD(10万入金し、レバレッジ1.5-2.5倍で実質15-25万運用の予定)

 マネックス証券への自動引き落とし(5万)

  ※青文字がコア部分

  ※赤文字がサテライト部分

コア(8+2+2+15~25万円):サテライト(5万円)=27~37:5≒6~8:1でコア部分がかなり大きくなりますが、サテライト部分でもレバレッジETFを運用することやサテライト部分の個別株を十分に吟味する時間が仕事柄得られないリスクを考慮して、サテライト部分が小さくなるのは許容しています。

1か月あたりの入金額に対するレバレッジ比率は、運用額が8+2+2+15~25+5=32~42万円に対して、入金額が8+2+2+10+5=27万円であり、1.185-1.55倍になります。そのため、現在の全く適当にやっている運用方法から切り替えることで長期的にはポートフォリオレバレッジ倍率はこの1.185-1.55倍に収束していくはずです。

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※ただ、指数CFDに関してはCFD口座で行うのでポートフォリオ全体に対するレバレッジ比率が1.5倍未満であったとしても、CFD口座だけでみると1.5-2.5倍のレバレッジが常にかかっている状態であるため、下落相場では特にロスカットされないかCFD口座の残高は要確認です。

例)

ポートフォリオ全体の資産(レバレッジ込みで150万円)

ポートフォリオ全体の資産に対して実際に入金している金額(100万円)

ポートフォリオ全体のレバレッジは1.5倍

その中で

ポートフォリオ全体の中でCFD口座に実際に運用している金額(85万円)

ポートフォリオ全体の中でCFD口座に実際に入金している金額(35万円)

→CFD口座ではレバレッジ85/35=2.43倍

こういった場合には、ポートフォリオ全体のレバレッジ比率は低くてもCFD口座内のレバレッジ比率が高い状況であり、CFD口座の指数CFDはレバレッジ2.43倍(指数が41.5%下落)でロスカットされてしまいます。

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・上記内容を考慮して、

 基本的には毎月10万円をCFD口座に入金

 相場が荒れている時には追加での入金を考慮

 

②投資対象

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・全世界を対象としたACWIというETFレバレッジをかけたCFDで購入することも検討しましたが、どうしても保有コストがかさむことと、VOOと比較してもパフォーマンスが劣ることから、現状はS&P500指数を対象とします。

NASDAQも検討しましたが、GMOクリック証券で2.5倍のレバレッジとした時にS&P500指数で20万円かかるのに対してNASDAQはその3倍以上の資金が必要となり、現在の資産状況から積み立てに向かないと判断しました。

 

レバレッジ比率

ヘッジファンドでも1.5-2.5倍のレバレッジであることを鑑みて、1.5-2.5倍までのレバレッジとしました。

 

④具体的な積み立て方針

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・必要証拠金のみではレバレッジが10倍となってしまうので、レバレッジが2.5倍になるように必要証拠金×4倍の証拠金を入金した上で1単位ずつ購入する方針とします。

レバレッジ1.5倍にするためには必要証拠金×6.67倍の証拠金が必要です。

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・2021/9/26時点でS&P500を1単位買うための必要証拠金は約5万円であり、レバレッジ比率2.5倍とするなら1単位購入に必要な証拠金は20万円、レバレッジ1.5倍とするなら33.3万円が必要です。

・以上から

 毎月10万円を入金して証拠金が20万円確保できたタイミングで、

 S&P500を1単位購入する(レバレッジ2.5倍)

 

⑤相場が荒れた場合にどうするのか

・相場が荒れた時にどうレバレッジを管理するかが指数CFDを管理する上には重要になります。

・冒頭で引用した記事に書いたように、リーマンショック時にはS&P500先物は60%弱も暴落しており、これを耐えられるように管理するとなるとレバレッジ1.5倍までに落とす必要があります。

※ちなみに世界恐慌では86%も暴落しています。

レバレッジを下げる方法についてはCFD積み立てを一部利確して現金化する or 追加での入金が考慮されます。

・暴落に対処する方法としては、積み立て時からレバレッジ1.5倍で管理するorレバレッジ2.5倍で積み立てつつ相場が怪しいときにレバレッジを1.5倍に落とす、のいずれかになります。

・個人的には後者を選択したいと考えており、以下に相場が下落する前にレバレッジを管理するか検討してみました。

→結論としては絶対にこれが良いというものはやっぱりありませんでした。

・いくつか検討した方法を挙げてみます。

ⅰ)VIX指数

moneyworld.jp

chartpark.com

fisco.jp

→VIX20 or 30を目安にするのが良さそうです。

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・Tradingviewでは1998年以前はES1!(S&P500先物)が使用できないため、それ以降の30%以上の暴落で検証します。

【ITバブル崩壊

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→3年くらいかけてじわじわとS&P500は下がりました。その間、VIXは20-30を推移しています。

→ここからはVIX20で区切ってレバレッジを下げることでロスカットは避けられたはずである。だが、VIX30で区切ると一時的に30を超えているタイミングはあるが、結局は高いレバレッジで管理する期間が長く、ロスカットの危険が高かった。

リーマンショック

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→2年くらいかけてじわじわとS&P500は下がった。その間VIXは20-30を推移した。

→VIX20で区切ってレバレッジを下げていればロスカットの危険は低そう。VIX30で区切るのでは遅い印象あり。

【コロナショック】

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→1か月で急落。VIXも20以上/30以上に一気に急上昇した。

→VIX20超えの時点でレバレッジ下げれば損失は減らせそうである。VIXが急上昇しており、VIX30の時点でレバレッジ減らしてもVIX20で区切るのと比較してあまり変わりなかった印象。

【VIX20で区切る弊害】

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→2000年以降の長期チャートでみて分かるように、VIX≧20の期間はかなり長く、騙しも多い。

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・結論としては、VIXでの管理を見据えると以下が良さそうである。

 VIX<20の相場ではレバレッジ2.5倍(40%までの下落に耐えられる)

 20≦VIX<30の相場ではレバレッジ2倍(50%までの下落に耐えられる)

 30≦VIXの相場ではレバレッジ1.5倍(66.7%までの下落に耐えられる)

 

ⅱ)ロボアドバイザーの資産比率から危機を察知する

selfinvest.net

・上記記事が由来です。株式比率の減少から暴落リスクを先回りして判断する方法です。

・ただ、何を基準にレバレッジ比率を下げるか(ロボアドの株式比率が●●%以下でレバレッジ下げるなど)は現状では決め兼ねる状況です。

 

ⅲ)インフルエンサーの情報・ニュースを参考に危機を察知する

・これまた100%相場を当てるインフルエンサーなんて存在し得ないことから、曖昧な基準にしかなりません。

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⑤相場が荒れた場合にどうするのか(結論)

・現状はVIXを基準に、ロボアドやニュースから相場の危機感を察知するのが妥当なのかもしれません。

 VIX<20の相場ではレバレッジ2.5倍(40%までの下落に耐えられる)

 20≦VIX<30の相場ではレバレッジ2倍(50%までの下落に耐えられる)

 30≦VIXの相場ではレバレッジ1.5倍(66.7%までの下落に耐えられる)

 

■指数CFD運用方針まとめ

①投資対象:S&P500指数

②投資証券会社:GMOクリック証券

③投資金額 毎月10万円

レバレッジ管理

・CFD積み立ては積み立て時のVIX値で判断

・CFDをある程度積み立てている状態では、VIX値で一部利確を検討する

【VIX<20の相場】

レバレッジ2.5倍(40%までの下落に耐えられる)

=証拠金が20万円貯まった段階で1単位

【20≦VIX<30の相場】

レバレッジ2倍(50%までの下落に耐えられる)

=証拠金が25万円貯まった段階で1単位

【30≦VIXの相場】

レバレッジ1.5倍(66.7%までの下落に耐えられる)

=証拠金が33.3万円貯まった段階で1単位