reostockのブログ

資産運用や医療などなど

MENU

明日からのヘッジ戦略

FOMCが終わり、先日ブラード総裁の発言から2022年にも利上げが行われる可能性が考慮され、米国市場・ヨーロッパ市場は下落しました。

www.bloomberg.co.jp

www.bloomberg.co.jp

 

セクター別にみると、

インフレに伴う利上げでインフレが抑えられることから、コモディティ関連のETF(XMEやXLE、XOPなど)の低下が目立ちます。

また、イールドカーブフラットニングにより、銀行株は利益を稼ぎにくくなることから、XLFの低下が目立ちました。

f:id:reostock:20210620223506p:plain

 

 

さて、明日から日本市場も開くことになりますが、様々な市場が下がりつつある現状でヘッジが必要と思われるので、どこをショートするか検討してみようと思います。

・S&P500

f:id:reostock:20210620223749p:plain

先物では、コロナで下落した時から支えていた上昇トレンドラインを割っています。出来高も激増ではないが、多めであり、MACDも下落トレンドです。現在の価格は50日平均線のあたり。

f:id:reostock:20210620224104p:plain


SPYのimplied volatilityも上昇

f:id:reostock:20210620224222p:plain

SPYのskewも上昇

f:id:reostock:20210620224403p:plain

→ポジションも1年間では高め

f:id:reostock:20210620224555p:plain

SPYのshort volumeは平均からやや高め

f:id:reostock:20210620224735p:plain

→CFDのポジションは何とも言えず。

f:id:reostock:20210620231915p:plain

→構成セクターでみると、今回下がっている金融などで12-20%程度

 

🌟S&P500 まとめ

・Implied volatilityやSkew、SPYのshort volumeなどをみると、市場の懸念が含まれていそう。

・コロナで下落してからのトレンドラインを割ってしまったのは、ダメージが大きい印象だが、明日以降の相場で完全にトレンドラインを割ってしまうか確認が必要そう。

 

 

・Dow Jones

f:id:reostock:20210620225007p:plain

→こちらは完全にコロナ後からの上昇トレンドラインを割ってしまった形。出来高もそれなりにあってMACDも下落。現在価格は100日移動平均線あたり。

f:id:reostock:20210620225150p:plain

→DIAのImplied volatilityも急上昇

f:id:reostock:20210620225231p:plain

→DIAのSkewはそこまででもない

f:id:reostock:20210620225316p:plain

→ポジションは平均的

f:id:reostock:20210620225432p:plain

→DIAのshort volumeは平均的

f:id:reostock:20210620225634p:plain

→CFDのポジションをみると、楽観的な人が多そう

f:id:reostock:20210620232116p:plain

→構成セクターでみると、今回下がった分野で20%程度

 

🌟Dow Jones まとめ

・チャート的には米国市場の中では下がっている方であり、トレンドラインは完全に割っている状況。

・一方で、SP500より市場の懸念はあまりなさそう。

 

 

NASDAQ

f:id:reostock:20210620225932p:plain

→上昇トレンドラインは割っておらず、MACDも上昇方向。6/18の売られたVolumeよりも6/17の買われたVolumeの方が多い。50日移動平均線すらタッチしておらず、他の市場に引っ張られて下がるなら下がる余地が大きいとも言えるが・・・

f:id:reostock:20210620230137p:plain

→QQQのImplied volatilityは変わりなし

f:id:reostock:20210620230219p:plain

→QQQのSkewも変わりなし

f:id:reostock:20210620230309p:plain

→ポジションは平均的

f:id:reostock:20210620230612p:plain

→QQQのShort volumeはやや高め

f:id:reostock:20210620230701p:plain

→CFDは売りが優勢

f:id:reostock:20210620232640p:plain

→直接下落に関係しそうな分野はないが、SOXXも下げていたのでそれは懸念

🌟NASDAQ100 まとめ

・チャートとしては下がる余地が大きいとも言えるし、まだトレンドは上昇とも言える。

・それなりに下がる懸念も含まれていそうなshort volumeとCFDポジション

 

 

・RUSSEL 2000

f:id:reostock:20210620230926p:plain

→大きな上昇トレンドを切ったとは言えない状況で、下がる余地はあると思われる。MACDは下がりトレンドで、6/18のVolumeも大きい。現在価格は100日移動平均線

f:id:reostock:20210620231116p:plain

→IWMのImplied volatilityは急上昇

f:id:reostock:20210620231150p:plain

→IWMのSkewは平均的

f:id:reostock:20210620231234p:plain

→ポジションは過小評価

f:id:reostock:20210620231325p:plain

→IWMのShort volumeは高め

f:id:reostock:20210620231417p:plain

→CFDポジションは楽観的

f:id:reostock:20210620232338p:plain

→今回下がった分野で20%ちょっと。

🌟ラッセル2000 まとめ

・チャートとしてはまだ下がる余地がありそう。

 

 

💡米国指数で何をヘッジするか

・悩ましいの一言。

・DIAはボリンジャーバンドを連日切って下げているので、ショートしにくいように感じます。

・個人的にはS&P500が上昇トレンドを切っているので、まずは少額S&P500をショートして数日見て完全にトレンドライン切るならショート額増し。または、NASDAQ100 のMACDクロスなどがみられれば、そこを買い増し。はたまた、ラッセル2000を追加でショートするかですね。

 

 

日経平均

f:id:reostock:20210620233247p:plain

→3月頃から高値を切り下げる下落トレンドがまずは嫌な感じ、RSIも下落トレンドを突破できず、MACDは下がりトレンドへとクロスしてチャートとして嫌な感じがします。唯一の救いはボリンジャーバンドの下端にタッチしていることくらい。現在価格は100日移動平均を切った位置。

f:id:reostock:20210620233535p:plain

→CFDは楽観的

 

TOPIX

f:id:reostock:20210620233651p:plain

→RSIやMACDの下がりトレンドは嫌な感じですが、日銀が買い支える可能性があるかもしれず、どこまで下がるか微妙かもです。

f:id:reostock:20210620233911p:plain

日経平均より楽観的なCFD

 

 

💡日本指数のどれをヘッジするか

・どっちもどっちな気がします。

・銀行株の比率の高いTOPIXをまずはヘッジしてみようかと思います。

 

 

🔵個人的には・・・

・とりあえず米国株はS&P500>ラッセルをヘッジして、NASDAQ100 はチャートをみてヘッジ追加の予定。

日本株TOPIXをヘッジして様子見しようと思います。

$NIO 銘柄分析

TSLAに続いて、EV関係のNIOについての銘柄分析をしてみようと思います。

 

○事業内容(NIO IncのHPより)

NIO Inc.は、中国のプレミアム電気自動車市場のパイオニアです。スマートでコネクテッドなプレミアム電気自動車の設計、共同製造、販売を行っており、コネクティビティ、自律走行、人工知能などの次世代技術の革新を推進しています。また、ユーザーエクスペリエンスを再定義し、包括的で便利で革新的な充電ソリューションやその他のユーザー中心のサービスをユーザーに提供しています。NIOの中国語名である「微来」(Blue Sky Coming)には、より環境に優しい未来を目指すというビジョンとコミットメントが込められています。

私たちが最初に開発したモデルは、2016年に登場したスーパーカー「EP9」です。EP9は、魅力的なデザインと力強い走行性能を兼ね備え、驚異的な加速力とクラス最高の電動パワートレイン技術を実現し、プレミアムブランドとしての地位を確立しました。

当社は、2017年12月16日に開催されたイベント「NIO DAY」で、当社初の量産型電気自動車「ES8」を一般公開し、2018年6月28日から納車を開始しました。ES8は、卓越したパフォーマンス、機能性、モビリティ・ライフスタイルを提供する7人乗りのオールアルミ合金ボディのプレミアム電動SUVです。NIOは、2018年12月に5人乗りの高性能プレミアムエレクトリックSUV「ES6」を正式に発売し、2019年6月から最初のデリバリーを開始しました。私たちは、自動車のスマートコネクティビティと強化されたレベル2の自律走行の先駆者です。中国企業が開発した最も先進的な車載AIアシスタントの一つであると考えているNOMIは、ユーザーの運転体験をパーソナライズする音声起動型AIデジタルコンパニオンです。

私たちは、包括的な付加価値サービスと、便利で革新的な一連の充電ソリューションをユーザーに提供しています。これらのソリューションには、家庭用充電ソリューションの「Power Home」、革新的なバッテリー交換サービスの「Power Swap」、充電トラックによるモバイル充電サービスの「Power Mobile」、24時間オンデマンドのピックアップ&ドロップオフ充電サービスの「Power Express」があります。これらのソリューションやサービスを組み合わせることで、クルマのライフサイクル全体を通じた包括的なユーザー体験を実現できると考えています。

私たちは、NIOハウスやモバイルアプリケーションなど、独自の販売ネットワークを通じてクルマを販売しています。NIOハウスは、クルマのショールームであると同時に、さまざまな機能を備えたユーザーのクラブハウスでもあります。モバイルアプリケーションでは、ダイナミックでインタラクティブなオンラインプラットフォームを構築しています。オンラインとオフラインを統合したコミュニティは、ユーザーのエンゲージメントを維持し、NIOブランドへのロイヤリティを高めることができると考えています。

NIOでは、スマートな電気自動車技術の向上と、自動車の所有体験の向上が相まって、スマートな電気自動車の評価と導入が促進され、地球のより持続可能な未来につながるという未来を描いています。

strainer.jp

 

 

○NIOの事業内容をさらに分かりやすく

①自動車販売事業

・2022年に納車開始となるET7です。最も高性能なバッテリーで1000kmを超える航続距離になるようです。

f:id:reostock:20210620175801p:plain

www.youtube.com

www.youtube.com

blog.evsmart.net

・直近のカンファレンスコールでも取り上げられていたEC6です。

f:id:reostock:20210620182653p:plain

www.youtube.com

・NIOの初めての量産型EV

f:id:reostock:20210620183429p:plain

www.youtube.com

・NIOにとっては2つ目の量産型EV

f:id:reostock:20210620184252p:plain

www.youtube.com

 

🚗NIOのEVの特徴

①自動運転・運転支援システム

・運転支援システムとしてNIO pilot、最新のET7から導入される「NAD (NIO Autonomous Driving)」があります。

www.youtube.com

・LiDARを用いており、$NVDAの技術も用いられています。

・NIO pilotに関しては、TSLA同様に無線で更新されていくようです。

・また、NADに関しては2022年初頭からサブスクリプションで販売されるようで、抜かりないですね(笑)

jidounten-lab.com

→認識アルゴリズムローカリゼーション、自社開発のプラットフォームソフトウェアを使用した自動運転システム「NAD」の構築を進めている。NADは、高速道路や都市部、駐車場、バッテリー交換のユースケースを徐々にカバーしていくという。センシングシステムは「Aquila Super Sensing」と名付けられ、超長距離高解像度LiDARをはじめカメラやミリ波レーダー、超音波センサー、高精度ローカリゼーションユニット、ドライバーモニタリング向けカメラを含め計33台のセンシングユニットを備えている。このシステムはET7に搭載される見込みだ。自動運転レベルなど具体的な機能には言及されていないが、将来的にレベル3以上にアップデート可能なシステム構成と思われる。

②NOMI

・車に搭載されるAIです。アレクサのような感じですね❕

www.youtube.com

 

③バッテリーが交換形式

・バッテリーがサブスクリプション形式となっていて(BaaS)、他のEVと違って「充電する」のではなく、「交換する」タイプである。

・Power Swap Station 2.0などを中心にバッテリー交換ができる場所も増えつつあります。

www.youtube.com

・また、NIO dayでバッテリーとして全固体電池が発表されたことがニュースになりましたが、この全固体電池がこれまで販売された車種にも取り付けられるのも、バッテリー交換形式の強みですね。

→2022Q4には開始になるようです(全固体電池に取り組むTOYOTAはまだ具体的な日程すら提示できない状況にもかからわず)。

36kr.jp

 

④充実のアフターサービス

・こちらもサブスクリプション形式ではありますが、車のメンテナンスの際に自宅まで車を取りに来たり、洗車を含めたアフターサービスがかなり充実しています。

engage-mate.jp

 

②その他の事業(気になる情報を含めて)

・「NIO House」

→NIOの所有者が利用できるカフェ、ワーキングスペースなどです。

www.youtube.com

www.nio.com

・「NIO power」

→充電システムやバッテリー交換システムを扱う。

www.nio.com

www.gqjapan.jp

・「NIO Life」

→衣類や食べ物などを取り扱う部門。Eコマースにも従事しているようです。

www.nio.com

 

○直近のニュース

・Neo Park

→NIOを含めた企業が集まる産業パークの建築に着工しており、さらなる生産体制の拡充が見込まれます。

36kr.jp

・ドイツに進出予定

ノルウェーに続いてドイツにも進出するようです。

www.recordchina.co.jp

 

○直近の決算

・カンファレンスコールを含めて以下に綺麗にまとめられていたので引用

www.okustock.com

→車両の販売数は順調であり、半導体不足がQ2にかけても懸念されます。

 

○これまでの決算

f:id:reostock:20210620200044p:plain

→度々、決算のmissがみられます。

 

○他社との比較

f:id:reostock:20210620194723p:plain

f:id:reostock:20210620194802p:plain

f:id:reostock:20210620194845p:plain

→Gross profit marginはTSLAの高さが目立ちますね。PSRはEVメーカー内では平均的といったところでしょうか。

 

○チャートなど

f:id:reostock:20210620195015p:plain

→PSR推移でみると、平均からやや高めくらいですね。

f:id:reostock:20210620195219p:plain

→一時の弱気相場からは抜けてRSIも70%程度まで上昇しています。

🌟まとめ

・中国で有名なEVメーカーで、XPEVとは違い高級車の提供に従事しています。

・中国の国策としてEVが推されている環境にあり、Neo parkの着工など中国の国や市からのバックアップも強い印象です。

・自動車の販売のみならず、NIO houseやNIO Lifeなど自動車を買うことでNIOの提供する生活環境に入り込むことができるようなサービスが魅力的に感じました。

・自動車の性能や国からのバックアップ体制など、これからに期待ですね。

 

🔵個人的には・・・

・TSLAと並んで買いたいEVメーカーの1つですね。

・直近の不穏な相場が懸念です。

 

👨‍🏫参考にしたサイト(上記解説内に記載していないもののみ)

note.com

→XPEVも買いたくなりますね。

 

$TSLA 銘柄分析

何かと話題の$TSLAですが、なんとなくEV売ってるんだろうなくらいの感覚でいたので、ざっくりと$TSLAについて調べてみました。

 

○事業内容(マネックス証券より)

テスラは、カリフォルニア州パロアルトに本社を置く垂直統合再生可能エネルギー企業である。2003年に設立された。電気自動車の開発・製造を手掛け、電動モビリティ社会への移行を目指している。エネルギー発電のためのソーラーパネルやソーラールーフ、また、住宅や商業用ビルおよび公共事業者向けに電力貯蔵のためのバッテリーを販売する。2008年に電気自動車「テスラ・ロードスター」、2012年に「モデルS」、2015年に「モデルX」、2017年に「モデル3」、2020年に「モデルY」を発売した。2020年度のグローバル自動車納入台数は49万9,647台であった。2010年に株式公開しおよそ7万1千人の従業員を擁する。

→EVメーカーでありながら、ソーラパネルやバッテリーなどの販売も行っている企業です。

strainer.jp

 

○製品(未販売のものも含む)

f:id:reostock:20210614225140p:plain

www.tesla.com

f:id:reostock:20210614225620p:plain

www.tesla.com

f:id:reostock:20210614225924p:plain

www.tesla.com

f:id:reostock:20210614230201p:plain

www.tesla.com

f:id:reostock:20210614230354p:plain

www.tesla.com

f:id:reostock:20210614230913p:plain

www.tesla.com

f:id:reostock:20210614230550p:plain

 

www.tesla.com

f:id:reostock:20210614224835p:plain

www.tesla.com

f:id:reostock:20210614224945p:plain

www.tesla.com


○直近の決算を振り返ってみる(2021/04/26 2021Q1)

blog.evsmart.net

f:id:reostock:20210620131813p:plain

(2021Q1 presentationより)

第1四半期の総売上高は前年同期比74%増となりました。
これは主に、車両納入台数が大幅に増加したことと、その他の事業部の成長により達成されたものです。
これは、主に、車両販売台数が大幅に増加したことに加え、その他の部分も増加したことによるものです。一方、車両の平均販売価格は前年同期比13%減少しました。これは、第1四半期に製品アップデートによりModel SおよびModel Xの販売台数が減少したことや、低価格帯の中国製車両の構成比が高まったことによるものです。

→売上高(Total revenues)はYoY+74%の上昇となりました。売上総利益率は21.3%と他の自動車メーカーと比較しても高い水準を維持しており、この高い売上総利益率の維持には販売単価の減少等に関係しているようです。規制クレジットによる売上もYoY+46%と増加しています。

f:id:reostock:20210620133504p:plain

→販売価格の高いModel S/X(高級車)は生産されておらず、販売価格の安いModel 3/Y(大衆向け)の納車が増加し、売り上げもほとんどModel  3/Yからのもののようです。ソーラー関係やエネルギー貯蓄関係、スーパーチャージャーなどのその他の部門も順調に売上が伸びています。

※Model Xはアップグレードされて、生産・販売される予定です。

f:id:reostock:20210620134314p:plain

→2020年の自動車売上の内97%ICE車(ガソリンなど内燃エンジンを搭載した車/以下に引用)であり、OEM製品(以下に引用)が増えることでさらにEVへの信頼が高まり、ICE車からEVへの切り替えが進むと考えられています。

www.webcartop.jp

mynavi-agent.jp

f:id:reostock:20210620140028p:plain

→TSLAのModel 3が最も売れた高級セダンになったとのこと。

f:id:reostock:20210620134858p:plain

カリフォルニア州フリーモントの工場でのModel Yの生産は順調に増えており、フル稼働に近づいています。テキサスの工場は急速に建築が進んでおり、年内にCybertruckを含めた生産・納車が開始される予定です。

・上海工場での製造も順調であり、四半期ごとに生産量を増やしていく予定です。

・ベルリンのギガファクトリーも建造が進められており、2021年後半の製造・納車開始を目指しています。

→まだ開発途中、製造途中の工場も多いですね。

以下、建築途中のベルリン工場

f:id:reostock:20210620141736p:plain

以下、テキサス工場

f:id:reostock:20210620141838p:plain

以下、上海工場

f:id:reostock:20210620142018p:plain

f:id:reostock:20210620140340p:plain

→バッテリーなどの改良に伴い、航続距離も伸びてきています。

・バッテリーについては「4680」がこれから1年から1.5年程度のスパンで量産体制に入ることを予定しており、単価の減少や航続距離の延長などを図る予定です。

blog.evsmart.net

f:id:reostock:20210620141346p:plain

太陽光発電/蓄電システムについても順調であり、アメリカでの大寒波も相まって蓄電システムであるPowerwallが人気のようです。現在はSolar roofとセット販売に限定しているような状況です。

f:id:reostock:20210620142553p:plain

→中古車の販売も順調のようです。

f:id:reostock:20210620142517p:plain

→車両販売数はQ4に向かって増加する傾向があり、その中でこのQ1の売上はすごいと思いました。

・カンファレンスコールは以下

note.com

 

 

○これまでの決算まとめ

f:id:reostock:20210620143224p:plain

→決算をたまにmissしていますが、概ね良好な印象です。

 

○他社との比較

f:id:reostock:20210620143337p:plain

→PSR/PBRなど割高なのは否めませんね💦

f:id:reostock:20210620143437p:plain

→売上高の伸びなどは$NIOには見劣りしますが、他社と比較すると高い水準です。

f:id:reostock:20210620143552p:plain

→Gross profit marginは他社と比較してもTSLAの高さが目立ちます。

 

○チャートその他

f:id:reostock:20210620143731p:plain

→他社と比較したPSRは高めですが、TSLAの推移においてはこの1年間で平均的。

f:id:reostock:20210620143836p:plain

→ピンク線で囲まれた三角形持ち合いをどちらに抜けるかが気になります。

○最近のニュース

・Model S Plaidのイベントがありました。

www.youtube.com

 

🌟まとめ

・車両販売台数は順調に増えており、工場の建築が進めば更なる生産台数の加速が見込めると考えられます。

・規制クレジットがあるから云々といった話もありますが、自動車販売台数自体がこれだけ順調に伸びていて、その他の太陽光関係事業も順調な伸びであることを考えるとすごい企業だと思いました。

・あとは割高と感じるかどうかでしょうか。

 

🔵個人的には・・・

・利上げが懸念されて不穏な空気が相場にある中なので、様子をみて買いますかどうかでしょうか。

・企業としては素晴らしいと思うのですが、仮想通貨関連のイーロンマスクの発言は個人的には嫌いです。

$DKNG 銘柄分析

$DKNGについての銘柄分析です。

ファンタジースポーツ、スポーツベッティング、オンラインカジノを手掛ける企業です。

 

○事業内容について

・以下に綺麗にまとめられているので引用です。

note.com

 

○直近の決算について(Earning call込み)

www.okustock.com

イリノイ州のことが懸念点で、今後もスポーツベッティングやオンラインカジノ(iGaming)に関する規制に大きな影響を受けそうです。

f:id:reostock:20210613210727p:plain

→SLING TVというベッティング情報チャンネルを開始したり、Spanish 21というカジノゲームを考案したりしたようです。

 

○上場している競合との比較(Seeking αより引用)

f:id:reostock:20210613205855p:plain

f:id:reostock:20210613210027p:plain

f:id:reostock:20210613210120p:plain

→PSRなどは高めですね。

 

○チャートその他

f:id:reostock:20210613211635p:plain

→$SKLZ同様に最高値からは値を切り下げていますが、ここ最近の市場の中で徐々に値を戻しつつあります。

f:id:reostock:20210613211833p:plain

→PSRは17.8倍でここ1年の中で比較すると割安圏内です。

 

🌟まとめ

・ファンタジースポーツ、スポーツベッティング、オンラインカジノなど魅力的な市場で活躍する企業です。

コロナウイルス流行下で米国内の各州が財政面で難渋する中で、スポーツベッティングやオンラインカジノの認可が広がりつつありますが、その規制の認否で大きく影響を受けてしまう市場とも言えると思います。

・スポーツベッティングやオンラインカジノなどの規制がどうなっていくか、米国以外の市場をどのように開拓していけるかが鍵となりそうです。

 

🔵個人的には・・・

・現時点ではMUPやARPMUPはともに順調な伸びを維持しており、これがどこまで維持できるか注視していく予定です。

コロナウイルスが徐々に落ち着きつつある米国内でスポーツも再開されつつあり、スポーツの再開によるポジティブな要素と、イリノイ州のようなベッティングに対する規制の変更といったデメリットなどを追っていく必要がありそうです。

$SKLZ 銘柄分析

$SKLZの銘柄分析です。

eSportsのplatform企業になります。

 

〇まとまっている記事・サイト

・とても綺麗にまとめられていて、事業内容などは以下を参考にするのが良いと思います。

note.com

youtu.be

 

〇直近の決算に関して

www.okustock.com

→Earning callまでまとめられています。順調にpaying MAUは増えており、Androidへの展開・ゲームジャンルの拡大・インドを含めた世界進出へと事業が進んでいるようです。

 

〇直近のニュース

・Adtech関連のAarki社(広告会社)の買収が話題となりました。

www.excite.co.jp

https://seekingalpha.com/news/3703509-skillz-viewed-favorably-by-ark-invest-and-canaccord-genuity-after-aarki-deal

ARK Investは、Skillz (NYSE:SKLZ)がアドテクノロジープラットフォームであるAarkiを現金と株式で1億5000万ドルで買収するという戦略的取引について、建設的な見方をしている。
Aarkiの英国、インド、韓国へのエクスポージャーは、Skillzの国際的な拡大目標を加速するのに役立つとしている。"また、新規ユーザー獲得のためのサードパーティDSPへの依存度を下げることで、Skillzのユーザー獲得コストを下げ、既存の月間アクティブユーザーの収益化を強化することができると考えています」とARKはコメントしています。
Canaccord Genuity社も、Aarki社の買収について、広告の効率化につながるとポジティブに捉えています。今回の買収が業界全体に与える影響について、Baird社は、パブリッシャーが貴重な1Pのオーディエンスデータを求めて競争することで、業界の統合がさらに進むと予想しています。

 

〇チャート、その他

f:id:reostock:20210613190936p:plain

→2021年2月の高値からは、かなり値を下げていますが、ダブルボトムを形成しており、このまま上昇トレンドとなっていくことに期待です。

f:id:reostock:20210613191252p:plain

→PSRは31.5倍程度と2021年4月頃の水準です。

 

🌟まとめ

・eSportsのオンラインプラットフォーム企業です。

・Gross profit marginが90%以上で高く、これからはiOSのみでなくAndroidへも展開し、ゲームジャンルの拡大、世界的な市場の開拓へと進んでいく方向性も明確であり、そのためのAarki社の買収も行っています。

・売上高もYoY+90%程度の驚異的な伸びであり、paying MAU獲得のために多額の投資を行う中でpaying MAUの増加を維持できるかが鍵になると思います。

 

🔵個人的には・・・

・現在のpositionをholdの予定です。

・積極的に買い増していくかはチャートをみつつ検討しようと思います。

$VUZI 銘柄分析

AR/VR関連銘柄でもある$VUZI。

今後投資を継続すべきか否かの判断に銘柄を一度振り返ってみたいと思います。

 

〇事業内容($VUZI ホームページよりDeepLで翻訳)

 当社は、スマートグラスやAR(拡張現実)グラスなどのヘッドマウントディスプレイ(HMD)と呼ばれる拡張現実ウェアラブルディスプレイおよびコンピューティングデバイスの設計、製造、マーケティング、販売を行っています。当社のARウェアラブル・ディスプレイ・デバイスは、メガネのように装着したり、頭部に装着するマウントに取り付けたりします。これらのデバイスには通常、ウェアラブルコンピュータ、カメラ、センサーが搭載されており、ユーザーはコンピュータデータ、インターネット、企業データ、ソーシャルメディア、エンターテイメントアプリケーションなどのビデオやデジタルコンテンツを見たり、記録したり、操作したりすることができます。当社のウェアラブルディスプレイ製品は、マイクロディスプレイ技術と当社の高度な光学技術を統合して、対角線が0.5インチ以下のコンパクトな高解像度ディスプレイエンジンを製造しており、当社のスマートグラスやAR製品を通して見ると、コンピューターのモニターや大画面テレビと同等の大きさに見えるバーチャルな画像を作り出すことができます。これには、AR(拡張現実)、MR(複合現実)、VR(仮想現実)などの代表的な形態と、それらを補った領域が含まれます。XR(Extended Reality)とは、現実と仮想の複合的な環境を総称する言葉です。当社のウェアラブル・ディスプレイ製品は、リアリティ・バーチャリティの概念に基づき、「完全な現実」から「完全な仮想」までをカバーしています。

 ARグラスは、歴史的にはシースルーのHMDで、目の前に半透明の光学系を置いて現実世界を表示していました。VRでは、大きなゴーグルを装着して外界を遮断します。どちらのHMDも大きくてかさばるため、一般にはあまり普及していませんでした。私たちは、導波路と呼ばれる完全なシースルーの薄型光学部品を開発し、HMDのテンプル(つる)部分に小型のディスプレイエンジンを搭載することで、スマートグラスのフォームファクターを従来のメガネと同等にすることに成功しました。当社のスマートグラスとARグラスは、一日中使用できるように設計されており、ユーザーのポケットや財布に入るほど小さくなっています。

 当社の導波路光学系とディスプレイエンジンは、他のウェアラブルディスプレイソリューションと比較して、高コントラスト、高電力効率、軽量化、小型化、屋外での高輝度画像など、多くの重要な利点があると考えています。また、当社の導波路光学系は、他の導波路を含む競合他社の光学系と比較して大きな優位性があると考えています。これは、当社のソリューションにより、ARや企業向けスマートグラスのアプリケーションに必要な高輝度を提供しながら、オフ時には完全に透明な光学系を製造できるためです。

 私たちは、企業、医療、民生用電子機器、OEM、防衛、セキュリティの各市場が主要な成長分野であると考えています。当社はこれらの市場のほとんどに、自社の完成品を開発・販売し、社内や付加価値再販業者(VAR)、開発者、エンドユーザーとともに、ソフトウェアやサービスの成長するエコシステムを構築することで対応しています。また、これらの市場へのもう一つの潜在的なチャネルとして、導波路光学部品やディスプレイエンジンの量産品を、厳選された第三者の製品に供給することも考えています。

当社の導波路技術と小型ディスプレイエンジン技術は、企業や一般消費者向けの次世代ARやスマートグラスのハードウェアを実現するための重要な差別化要因であり、最終的にはHMDを通常の眼鏡とほとんど見分けがつかない状態にすることができると考えています。

 当社は、特許、22年以上にわたる製造ノウハウ、ソフトウェア、独自のプロセス、材料、装置などを含む独自の知的財産ポートフォリオを開発し、高性能な導波路やニアアイディスプレイ製品を生み出してきました。当社は、当社の技術、知的財産ポートフォリオ、市場での地位により、ARおよびスマートグラス製品、導波路光学およびディスプレイエンジン技術において、リーダーシップを発揮できると考えています。

→スマートグラスやヘッドマウントディスプレイなどのウェアラブルバイスを製造するAR/VR銘柄のようです。

 

〇販売商品

www.vuzix.com

・現在販売されている個人向けのVuzix BladeではアプリをインストールしてAmazon Alexaと連携できたり、写真や動画を取ったりできるようです。

www.youtube.com

・一方で、企業向けのM400/M4000は業務の効率化などに用いられています。

youtu.be

www.youtube.com

・次世代製品として以下が企業HPに掲載されています。

www.vuzix.com

youtu.be

→もはや眼鏡ですね。声などでスマホと連携もできるようです。

・その他にも水泳中にゴーグルに装着できるものだったり、色んな商品があるようです。

www.vuzix.com

 

〇スマートグラスの市場規模

・2025年まで15%前後のCAGRでの成長が見込まれています。

www.gii.co.jp

 

〇AR/VR市場規模

・80%程度のCAGRで成長するともいわれています。

xtech.nikkei.com

 

〇決算振り返り

f:id:reostock:20210611190855p:plain

→決算はmissしていることが多いですね。

 

〇直近決算(2021/5/10)

f:id:reostock:20210611191007p:plain

→YoY+156%の売上成長、Gross marginも27.6%に上昇しています。

f:id:reostock:20210611191248p:plain

→スマートグラスの売上はYoY+177%となりました。

・ヘルスケア領域も拡大中のようです。

f:id:reostock:20210611191543p:plain

f:id:reostock:20210611191608p:plain

www.youtube.com

KDDIベライゾンなどの通信企業との連携も進めているようです。

・特許の数も順調に増えています。

f:id:reostock:20210611191901p:plain

・以下、Earning callよりDeepLで翻訳

Paul Travers

 ありがとうございます、エド。皆さんこんにちは、Vuzixの2021年第1四半期のカンファレンスコールにようこそ。Vuzixのスマートグラスは、様々な市場やユースケースにおいて、業務上の課題を解決するために、企業のお客様から引き続き求められています。Vuzixスマートグラスへの需要は、業界の垂直性と地域性の両方の観点から広範囲に渡っており、当社の顧客基盤と平均注文量は増加し続けています。

 過去5年間を振り返ると、第1四半期はVuzixにとって年間で最も軟調な四半期のひとつであり、これは多くのテクノロジー・ハードウェア企業に共通する現象です。しかし、このような季節性にもかかわらず、第1四半期のスマートグラスの売上高は380万ドルとなり、過去最高を記録しました。当社の第1四半期の総売上高は390万ドル強で、スマートグラスの売上高が177%増加したことにより、四半期ベースで156%の増加となりました。

 当四半期には、継続的な新株予約権の行使によりバランスシートが大幅に強化され、8,000万ドルの四半期資金調達と、4月1日に実施された引受会社によるオーバーアロットメントオプションの完全行使により、1,200万ドルの純収入が得られました。これらの措置により、4月1日時点でのVuzixのプロフォーマ・キャッシュポジションは約145百万ドルとなりました。

 このキャッシュポジションにより、Vuzixは、業績、ひいては株主価値に重要な影響を与えるであろう多くの戦略的機会を追求するための資本を得ることができます。さらに、バランスシートが大幅に改善されたことで、大企業やOEMのお客様から一様に好意的な評価をいただいています。

 繰り返しになりますが、スマートグラスの需要に関して、第2四半期が好調なスタートを切ったことをご報告できます。当社の顧客注文のパイプラインは引き続き強化されており、今年の終わりまで顧客注文に関するニュースをお届けできることを楽しみにしています。スマートグラスの四半期ごとの販売動向を見てみましょう。

 安定した需要の増加という明確なパターンが続いていることがわかります。Vuzixにとって非常にエキサイティングな時期です。この業界は重要な牽引力を持ち始めており、今後数年間で数十億ドル規模の業界になると思われます。2021年に向けた当社の主要な経営目標をいくつかご紹介したいと思います。そのうちのいくつかは、3月の電話会議で話したものですが、当社のMシリーズとBladeスマートグラスの売上とオーダーサイズの展開を引き続き拡大することです。

 社内で開発されたソフトウェア、パートナーシップとの戦略的な取り組み、および買収の可能性によるSaaSの経常収益の増加、主要な顧客や戦略的パートナーに紹介するための次世代のマイクロLEDベースのスマートグラスの開発の継続、MREプログラムのフォローアップや量産の開始につながるOEMプログラムの契約内容の拡大、マイクロLEDベースのディスプレイエンジン技術や導波路光学など、次世代のスマートグラスに関するVuzixのIPポートフォリオの強化と拡大などです。

 COVIDは、世界中の経済状況に影響を与え続けています。当社の電子商取引物流および倉庫業のセグメントは、2020年にCOVIDの影響を受け、具体的には、スマートグラス技術の計画パイロットおよび大量導入が無期限に保留されました。COVIDの問題が続いているにもかかわらず、企業は明らかに未来に目を向けています。そのため、COVIDの影響でオフラインになっていた多くの企業から、経済の再開に関連するオーダーフローへのインバウンドの関心が高まっています。

 その結果、物流、倉庫、小売店ピッキング、Eコマース、サードパーティロジスティクスなどの新規および既存のお客様から、数百台から数千台の規模での展開を検討している依頼を受けています。

 これらの企業の多くは、オンライン取引や荷物の量の増加に加えて、最低賃金の上昇に伴う人的コストの上昇、さらには成長を支える労働力の不足に悩まされています。これらの要因は、業務のマージンをさらに圧迫し、その結果、労働者の生産性を高めるためのスマートグラスの需要を促進しています。

 Vuzix Smart Glassesは、ピッキング時間を短縮し、エラーを最小限に抑え、これらの産業におけるオペレーションのコストを削減します。Vuzixのスマートグラスは、様々なユースケースをサポートするために企業に導入されています。最近の顕著な例としては、第1四半期の終わり頃に発表した、40万ドルと400個のスマートグラスの注文があります。これは、Fortune 100企業である保険会社の顧客の1つをサポートするためのもので、リモートサポートのカテゴリーに入ります。

 このケースでは、お客様の代理店に現地での目と耳を提供し、嵐の被害などに関連したクレームを案内・支援しています。また同時期に、ソフトコンタクトレンズの世界的メーカーであるCooperVision社が、275,000平方フィートのニューヨーク州ウェストヘンリエッタの物流拠点において、Vuzix Vision+拡張現実倉庫ソフトウェアを搭載した当社のM400スマートグラスを導入し、ハンズフリーピッキングガイダンスに成功したことを発表しました。

 COVID期間中に明らかになったヘルスケアは、Vuzixにとって最も急速に成長している市場分野の1つであり、2020年の第1四半期にはほぼゼロだったスマートグラスの収益の約25%を占め、2021年も引き続き加速しています。当社のヘルスケア分野での実績は世界的に拡大しており、当社のスマートグラスは急速に業界標準となっています。

 Vuzixのスマートグラスは、現在、ヘルスケアにおいて、特定の手術を行うための基本的なツールとして、外科手術に使用されています。また、病院内での臨床トレーニング、高齢者施設での遠隔医療ソリューション、ICUでの患者ケア、手術室での医療機器技術者による遠隔指導など、バーチャルな存在感を示しています。特に手術室はエキサイティングです。

 Vuzixが商業的に成功しているメドテック社は、医療技術サービスとソリューションの世界的リーダーです。メドトロニック社は、手術室でのスマートグラスの使用を受け入れ、支持している企業の好例で、準備時間の短縮、出張の必要性の制限、手術室での仮想的な重要なサポートの提供など、スマートグラスが提供する利点を活用しています。

 また、革新的な整形外科製品を提供する世界最大級の企業であるMedacta社は、医療の持続可能性に重点を置いており、当社のスマートグラスは彼らの次のAR手術ARプラットフォームをサポートしています。Medacta社では、Vuzixのハードウェアを使用して、スマートグラスを使用した膝関節全置換手術を行っていますが、彼らの技術により、肩、股関節、脊椎の手術に拡張現実を活用する新しいアプリケーションが推進されています。

 また、Pixee Medical社やRods & Cones社など、急速に台頭してきている企業とも密接に連携しています。Pixee社は、膝関節置換術用のソリューションで米国の510-K許可を取得したばかりです。また、最近ではVuzix M400スマートグラスを発注しており、これまでに外来手術センターに導入されたシステムの2倍以上になります。

 Rods & Cones社もその一例です。VuzixのMシリーズスマートグラスは、外科医と医療機器の技術者との最適な遠隔対話をサポートするビデオ共有デバイスとして使用されています。また、需要が拡大しているため、追加注文も行っています。

 世界中で、COVIDのために延期された手術の需要が高まっていました。そして、現在の需要に対応できるだけの外科医や医療機器技術者が不足しています。Vuzix Smart Glassesは、この問題を解決するために、トレーニングを受ける外科医や医療技術者の手術室へのリモートアクセスを増やすことで、手術室のゲームを変えています。

 このバーチャルなアクセスを可能にすることで、日常的に可能な手術の数を増やしています。

 このように、Vuzixはヘルスケア分野で成長を続けており、他の多くの主要産業にもスマートグラスを提供し始めています。これだけでも、数十億ドル規模の巨大な市場機会であり、当社のソリューションは独自に適しています。私たちは今後、この市場をできるだけ多く獲得したいと考えています。

 当社のスマートグラスに対する全体的な需要を要約すると、ヘルスケア、リモートサポート、物流、製造など、当社の中核となる垂直市場において、当社のMシリーズ製品とVuzixのアップグレード版スマートグラスを中心に、規模を拡大し、より多くの注文を行う適格なプログラムの数が増加しています。

 ワイヤレス分野では、北米、欧州、アジア太平洋地域の大手通信事業者から、社内使用やワイヤレスカスタマーのサポートのためのソリューションを中心に、さらなる関心が寄せられています。アジアのKDDIのような地域の大手企業との関係は継続的に拡大しており、リモートサポート、顔認識、言語翻訳などを用いたカスタムアプリケーションによる売上が増加しています。

 また、ベライゾン社との収益事業は、これまでは控えめでしたが、今後もプログラムの市場投入が期待されています。最近、ベライゾン社との間で、ベライゾン社の社内外の顧客向け販売プログラムのためにベライゾン社が開発したスマートグラスインターフェースを備えたグローバルなリモートコラボレーションプラットフォーム「Blue Jeans by Verizon」のスマートグラス対応を発表しました。当社は、VerizonのXRチームと緊密に連携し、Vuzix M400およびM4000スマートグラスのプラットフォームと全体的なエンタープライズユーザーエクスペリエンスを最適化していきます。

 VuzixはVerizonと共同でいくつかの公開ウェビナーやポッドキャストに参加し、COVIDの課題にもかかわらず、展開に向けて前進を続けている公共安全、ファーストレスポンダー、国防総省向けのEMSバンドルをサポートしています。5G、モバイルワークフォース、ARスマートグラスなどについて、今後のイベントやその他の全国的なマーケティング活動に注目してください。

 OEMの面では、この半年間に、OEMパートナーに導波管やディスプレイエンジンのアセットを多数納入し、評価を受けています。これらのお客様からのフィードバックはポジティブなもので、お客様は次のステップの詳細を検討しています。

 繰り返しになりますが、当社は2021年1月、Jade Bird Display社との間で共同製造・供給契約を締結したことを発表しました。この複数年の契約に基づき、Jade Bird DisplayはマイクロLEDディスプレイを提供し、Vuzixはこの新しいタイプのマイクロディスプレイと連携するために新たに開発された独自の導波路とプロジェクションディスプレイエンジンを提供します。

 さらに、両社は、特にアジア市場において、潜在的OEM顧客に向けて、マイクロLEDディスプレイエンジンからサードパーティ向けのARスマートグラスのリファレンスデザインに至るまでの完全なソリューションを提供し、共同で販売およびマーケティング活動を行うことに合意しました。

 来週開催されるSociety for Information and Displayでは、さらに多くの情報を提供する予定です。私たちはこの技術面で大きな進歩を遂げており、これはスマートクラスのフォームファクターと機能に対する業界の重要な変化の始まりとなります。

 当社の知的財産ポートフォリオは引き続き拡大しており、現在の特許および出願中の特許は192件で、1年前に比べて35件増加し、3年前の2倍以上になっています。マイクロLEDを採用した次世代スマートグラスの開発は順調に進んでいます。詳細については、所有権の関係でまだお伝えできませんが、この次世代技術は2021年後半に主要な顧客や戦略的パートナーに紹介し、テストを行う予定です。

 マイクロLED製品に加えて、我々は既存の製品の新バージョンにも取り組んでおり、性能や機能をさらに向上させることで、Vuzix製品が可能な限りリーダーであり続けることを目指しています。これらの改善には、より高いディスプレイ解像度、視野の拡大、エルゴノミクスの強化、新しいアクセサリー、既存製品と新製品の両方で改善された音声コントロールナビゲーション、新しいセンサー、OSプラットフォームとコア機能のアップグレードなどが含まれます。

 2022年以降には、現在の強力な基盤を活かしたエキサイティングな製品ラインアップを提供することができるでしょう。Vuzixは現在、研究開発と製品をよりよく実行するための資本資源を持っており、賢明な投資を行うつもりです。私たちは、光学、ディスプレイ、飛行時間、その他のセンサー技術、ユーザーインターフェース技術など、スマートグラスのコア技術に投資していきます。

 また、当社のスマートグラスや現在対応していない市場を対象とした垂直ソフトウェアアプリケーションの開発にも注力し、充実した導入支援サービスを提供していきます。これらのSaaSベースのアプリケーションは、お客様にとってスマートグラスをより魅力的なものにし、Vuzixにとっては経常的な収入源となるはずです。将来的には、当社の垂直型SaaSソリューションの1つを含むハードウェアの販売ごとに、アプリケーショ ン自体からさらに大きな経常収益が得られるようになると期待しています。

 それでは、グラントに2021年第1四半期の業績について説明してもらいましょう。

Grant Russell

 ありがとうございます、ポール。エドが言ったように、今日の午後にSECに提出する10-Qには、当社の四半期財務状況についての詳細な説明があります。ここでは、いくつかの数字の説明をさせていただきます。2021年3月31日に終了した3ヵ月間の当社の第1四半期の総売上高は、前年同期比156%増の390万ドルでした。

 この増加は主に、M400スマートグラスの売上が好調で、2020年の同時期と比較して売上が3倍になったことによるものです。スマートグラス全体の売上は、前年同期の140万ドルに対し、当四半期は179%増の380万ドルとなりました。2021年3月31日に終了した3ヵ月間の全体の売上総利益は、2020年同期の0.1百万ドルに対し、110百万ドルでした。

 全体の純粗利益率は、2020年第1四半期がわずか5%だったのに対し、2021年第1四半期は28%でした。この改善は主に、製品の販売レベルが向上したことにより、比較的固定的な製造間接費をより完全に吸収することができ、2020年の前年同期の構成比と比較して、製品総利益率が多少改善したことによるものです。

 研究開発費は、2020年同期の200万ドルに対し、2021年3月31日に終了した3ヵ月間で210万ドルとなり、約3%増加しました。研究開発費の増加は、主に給与、給与手当株式報酬費の増加によるもので、M400スマートグラスの開発・保守に関連する外部コンサルティング費用の減少によりほぼ相殺されました。

 2021年3月31日に終了した3ヵ月間の販売費・マーケティング費は、前年同期比8%増の120万ドルになりました。これは、トレードショーの費用が減少したものの、給与および株式報酬、ウェブサイトおよび広告宣伝費の増加により相殺されたためです。2021年3月31日に終了した3ヵ月間の一般管理費は370万ドルで、141%(220万ドル)の増加となりました。これは主に、給与および株式報酬関連費用が180万ドル増加したことによるものですが、これには新しい長期インセンティブプラン(LTIP)のマイルストーン賞の権利確定に関連する160万ドルの非現金支出が含まれています。

 経験豊富なジェネラル・マネージャーの加入および代理店への人材紹介料。この現金支出を伴わないLTIP費用を除くと、G&A費用は37%増加しました。その他の主な純増減としては、法務・規制関連費用が0.3百万ドル増加しました。2020年同期の純損失590万ドル(1株当たり0.18ドル)に対し、2021年3月31日に終了した3ヵ月間の純損失は660万ドル(1株当たり0.12ドル)となりました。

 次に貸借対照表のハイライトをご紹介します。第1四半期の継続的な戦争と演習、および3月の株式公開の結果、当社のバランスシートは年末から大幅に強化されました。2021年3月31日時点のキャッシュポジションは1億3,270万ドルでした。また、純運転資本のポジションは1億4,060万ドルでした。

 運転資本の変動を除く営業活動に使用した現金は、2020年第1四半期の430万ドルに対し、2021年第1四半期は380万ドルとなり、12%の減少となりました。投資活動に使用した現金は、設備投資、特許およびライセンスへの投資が前年同期に比べて増加したことにより、前年同期の0.3百万ドルに対して0.7百万ドルでした。

 これには、2021年3月31日に終了した公募増資による8,000万ドルの純収入と、ワラントの現金行使による3,500万ドルの純収入が含まれています。これらの収入は、2021年1月下旬に普通株式に転換された未払いのシリーズA優先株式の配当金の決済のためにインテルに支払った1,000万ドルで一部相殺されました。

 また、4月1日には、引受人によるオーバーアロットメントオプションの完全行使に基づき、追加で1,200万ドルの純収入を得ました。これにより、4月1日時点のプロフォーマ・キャッシュ・ポジションは約1億4,500万ドルとなりました。2020年3月31日に終了した3ヵ月間、当社は財務活動による収入を得ていません。また、2021年3月31日時点で、当社は現行または長期の債務残高はありません。

 2021年3月31日時点の流動資産残高について特記すべきは、2021年12月31日から製造業者の前払い金への投資を230万ドル、約180万ドルに増やす必要があったことです。この膨大な投資は、実際には異なるコンポーネントの在庫であり、現在需要があり、新品の代わりにある程度の確率で寿命が尽きる特定の電子機器の供給を確保するために行われました。

 現在のところ、このような投資をさらに行う大きな必要性はないと考えています。しかし、2022年までに特定のアイテムを十分にカバーできるよう、サプライチェーンを注意深く監視しています。その結果、このような投資が増える可能性があります。2021年の残りの期間を展望すると 2021年度の投資活動は、引き続き新製品の金型製作、開発、知的財産などを中心に、実績および2020年度比で少なくとも2倍の水準を見込んでいます。

 また、研究開発費についても、2020年と比較して少なくとも50%増加すると見込んでいます。さらに、成長の機会が多い海外を中心に、販売・マーケティング活動にも追加の支出を予定しています。Vuzixは現在、将来のビジネスに合わせて賢く投資し、成長するための資本資源を持っています。そして、2021年以降に予定されている収益の伸びを考えると、競争力のあるIPを拡大しながら、そのような成長のためにさらなる投資を行うことに大きな価値を見出しています。

 しかし、私たちは単純に、株主、顧客、スタッフの利益のために、増加した資本資源を配置し、活用することを目的としています。それでは、ポールに質問をお返しします。

Christian Schwab

 皆さん、こんにちは。バランスシートが充実していることから、M&Aの計画はありますか?あるいは、今後2~3年の間に、どのように考えていけばよいのでしょうか。

Paul Travers

 クリスチャン、いい質問ですね。Vuzixが戦略的な買収を検討していることは間違いなく、特にソフトウェア面で会社に大きな成長をもたらすでしょう。技術面ではいくつかの部品やパーツがありますが、通常はかなり良い状態です。

とはいえ、ソフトウェアの分野では、すでに業界内にあるいくつかの組織が非常に有利な立場にあり、今後、当社に大きなソフトウェア収益をもたらしてくれると信じています。また、スマートグラスの分野に参入していない企業の中にも、参入すべき企業があります。ですから、これ以上は言えません。しかし、この資本を活用してベンチャー企業を立ち上げ、買収もその一環であることをお伝えしたいと思います。

Christian Schwab

 素晴らしいですね。そして、スライド11の最新情報をありがとうございます。ティア1の航空宇宙・防衛関連企業で、生産交渉の段階に入ったものです。コールの中で聞き逃したかもしれません。しかし、そこで発生する可能性のある収益機会を定量化されましたか?

Paul Travers

 それはまだお伝えしていません。クリスチャン

Christian Schwab

 そうですか。他の部分を見てみましょう。

Paul Travers

 申し訳ありませんが、私はもう少し色をつけることができます。以前にもこの話をしたことがあります。この人たちは評価をしていて、いろいろなものを作っていて、あまり詳しくは言えません。しかし、これは1000台規模のユニットになるでしょうし、構成などを考慮すると4000から7000の価格帯になると思います。こんなことは言いたくないのですが、皆さんには待っていただくしかありません。すみません。

Christian Schwab

 いいえ、その点は心配ありません。他の4つの機会は、フェーズ1とフェーズ2の間の異なる段階にあります。フェーズ1から最初のハイライト顧客との製品交渉まで、どのくらいの時間がかかったか覚えていますか?また、他の主要なビジネスチャンスについても、予想される典型的な時間枠なのでしょうか?

Paul Travers

 よく似た内容だと思います。ただ、今のところ、1つだけ例外があります。それは、Jade Bird Displayとの関係です。この件については、近日中にお知らせする予定です。しかし、実際には、シドニーを中心とした素敵なドレスがここにあるはずで、この点についてももう少しお伝えしたいと思っています。

 しかし、私たちは光学システムで大きな進歩を遂げました。近々、世界に向けて発表する予定です。このビジネスは、今年の残りの期間が終わる前に、前進の勢いが見えてくると思います。

Christian Schwab

 ありがとうございます。素晴らしいですね。他に質問はありません。ありがとうございました。

Rachel Freeman

 こんにちは、Matt VanVlietに代わってRachel Freemanがお送りします。私の質問にお答えいただきありがとうございます。あなたはいくつかのユースケースを紹介しましたね。これらのユースケースのうち、どのケースが最も人気を博しているのか、もう少し詳しく説明していただけますか?また、前四半期に比べて顕著に現れているものはありますか?

Paul Travers

 私たちのビジネスのうち、ヘルスケア分野には驚かされるばかりです。適合性は完璧で、眼鏡がとてもよく効きました。例えば、Pixeeの膝関節手術は、現在の膝関節手術の基本となっていますが、この分野では、手術に不可欠な環境ツールにまで及んでいます。単なる遠隔サポートツールとしてではなく、文字通りメガネがなければ膝の手術ができないのです。

 ですから、私たちのビジネスの一部は、手術中や手術室での直接の手術サポートなのです。メドトロニック社のような企業を考えてみると、彼らは通常、医療技術者が手術室にいて、手術を行っています。しかし、今日ではそれが難しいのです。手術を必要とする人々のバックオーダーがあるため、医師や医療技術者への需要は大きく、メガネは手術を行うためのより良い道を開いてくれるのです。

 このように、当社の医療分野のビジネスは非常に活発で、今後も衰えることはないでしょう。実際、この流れに乗っている企業はますます増えています。リモートサポートの分野では、Vuzixは人々が遠隔操作を行うための基本的な手段となっています。眼鏡を送れば、人を送る必要はありませんからね。

 また、店頭でのピッキング、倉庫管理、物流、資材の配送なども、最近注目されている分野です。3PLや小売店では、フルフィルメントやパレットスタッキングなど、さまざまな用途に利用されています。これらの分野では、文字通り1,000台規模の導入の要望に応えています。

 このように、リモートサポート、医療、そしてロジスティクスの3つの分野があります。

Jim McElroy

 こんばんは。グラント 年度内に予定している投資と費用の増加の後、現金ベースの営業費用とGAAPベースの営業費用はどのようになるでしょうか?

Grant Russell

 繰り返しになりますが、私たちは必ずしも通期の見通しを立てていません。つまり、私たちが行っているのは...

Jim McElroy

 言い換えれば、セールス&マーケティングが増加しているということですね。

Grant Russell

 はい、そうです。

Jim McElroy

 それは、R&Dが上昇しているのと同じペースで上昇しているのでしょうか?それとも、ただ...

Grant Russell

 いいえ、それほど急ではありません。R&Dは50%アップします。昨年が1,000万ドル、あるいは800万ドルだったとすれば、2021年には1,200万ドルを少し超えるくらいになるでしょう。セールス&マーケティング部門の増加額は、それほど大きくはないでしょう。つまり、売上高に関連する部分もありますが、予定されている増加分もありますし、コミッション費用や広告費などもあります。

 つまり、現実的には、50%程度の増加になると思います。しかし、トップラインははるかに大きくなりますし、うまくいけば売上総利益率や販売管理費も、最近では保険などの費用の増加があります。保険については、2021年のプランを決定したところで、通常料金が3倍になりました。

 また、市場の性質上、他にも未知のコストが発生する可能性がありますが、主要なドライバーはmemcached.comだけですので、これ以上の大幅な増加はないと考えています。

Jim McElroy

 そうですか。それから、セールス&マーケティングの増加も考えています。それは主に従業員数の増加に関連したものですか?それとも、何か他に注意すべきことがあるのでしょうか?

Grant Russell

 人員の増加は、おそらく40%から50%程度でしょう。特に海外では、いくつかの良い機会があると考えています。我々はヨーロッパでのプレゼンスを拡大しています。現在、南米に工場があり、APACと一緒になっています。今後は地域ごとに分けていきます。つまり、各地域に数名の人員を追加し、専任のセールスエンジニアを配置することを検討しています。

 このように、スタッフの数が増えるわけですが、その理由は2つあります。その理由は2つあり、1つは販売前の準備、もう1つは計画されている売上増加により期待されるお客様へのサポートの向上です。そのため、うまくいけば利益の出る広告を出すことができるでしょう。もし、計画よりも遅くなったとしても、現在予定しているほど早くすべてのコストが発生するわけではありません。

Jim McElroy

 わかりました。トップラインの成長を続けていく上で、セールス&マーケティングについても、市場へのアプローチの仕方を変える必要があると思いますか?つまり、付加価値の高い再販業者を減らし、付加価値の高い再販業者を増やし、より多くの付加価値を持つ必要があると思いますか?私が理解しようとしているのは、費やしている金額ではなく、トップラインの成長に伴って必要になると思われるインフラや組織についてです。

Paul Travers

 それについては私がコメントします。

Grant Russell

 わかりました、どうぞ。

Paul Travers

 ええ、私もそこに少しだけ提案できますよ、ジム。私たちの販売チャネルの管理は、私たちがどのように行動するかの基礎となっています。私たちには素晴らしい付加価値のある再販業者などがいます。しかし、最終顧客との関係をより緊密にすることも非常に重要だと考えています。今日、私たちがそうすればするほど、ビジネスの側面から大きな収入源が得られるようになっています。

 例えば、Medtronic社はVuzixからすべての製品を購入しています。Vuzixからソフトウェアソリューションを購入し、Vuzixからハードウェアを購入し、さらに我々がサポートを提供しています。メドトロニック社との関係を緊密に管理することができるので、Vuzixにとってメドトロニック社は非常に大きなビジネスの一部となっています。そのため、ますます多くのビジネスを展開しています。

 TeamViewerのパートナーとの関係では、現在アップスキルを行っています。同時にUB Maxでもあります。お客様との関係をより緊密にするために、同時に彼らのソフトウェアアプリケーションを再販しています。

 つまり、よりスマートなエンジニアリング・セールスタイプの人材を配置し、チャネル・マネジメント・ガイドを使って、これらの関係を管理することになります。そうすることで、より多くの場合、お客様との関係を維持することができます。それを実現するためには、社内での作業が少し増えます。私たちは今でも非常に良好な関係を保っています。

 私は、付加価値再販業者のパートナーを、彼らが価値をもたらしていないように感じさせたくはありません。でも、お客様との距離が近いほうが、はるかに良い成功を収めることができるのです。当社のソフトウェアモデルがオンライン化され、ダイレクトソリューションを提供するようになれば、この面での取り組みもさらに強化されるでしょう。

Jim McElroy

 なるほど。今から3年後を考えたとき、あなたが取り組んでいる最大の産業やセグメント、セクターは、ヘルスケアやロジスティクスなどになると思いますか?それとも、私たちが注目すべき眠っているカテゴリーがあるのでしょうか?私たちが話したいと思うようなことではありませんか?

Paul Travers

 今のところ、我々のメガネを使った遠隔管理は間違いありません。遠隔監査、遠隔サポート、ケーストラクターにメガネを取り付ければ、専門家を現場に派遣することなく、遠隔でトラクターを稼働させることができます。このようなことがあちこちで見られるようになるでしょう。メガネを使った驚くべきソリューションでは、ヘルスケアを目にすることができるでしょう。

 メガネにセンサーを搭載すればするほど、ヘルスケア環境でメガネができることは増えていきます。また、率直に言って、これは実際に全体的に言えることです。先ほどのコールでもお伝えしましたが、当社の次世代製品にはあらゆる種類の新技術が搭載されており、次世代のより高度な機能を実現しています。医療分野はそのための大きなスペースでした。

 医療分野だけでも数十億ドルの規模になると思われますが、これは病院の業務遂行やその他のあらゆる分野での基本的な要素であると考えられます。テレヘルス、遠隔医療、医療全般において、Vuzixは多くのビジネスを展開することになると思います。また、箱を移動させるロジスティクスのアイデアも、この3つの分野で数十億ドル規模の価値があると思います。

 また、今はまだ誰も参入していない他の分野にも目を向けています。スマートグラスがゲームを完全に変えてしまうような、大きな価値があると考えています。

Jim McElroy

 わかりました、ありがとうございます。ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

Jack Vander Aarde

 皆さん、私の質問に答えてくれてありがとうございます。エンジニアリングとOEMに関していくつか質問があります。ポール、今日のプレゼンテーションのスライド11に掲載されている5つのOEMプロジェクトに加えて、もう1つまたは2つのOEMプロジェクトを追加する見込みや可能性、あるいはスケジュールについて、説明していただけますか?

Paul Travers

 面白いことに、ジャックはこの半年間にいくつかのプロジェクトを断っています。最高の価値をもたらすROIが得られる場所を選ぶ必要があるのです。だからこそ、過去にさかのぼって、そのうちの1つをオンにすることができたのです。私たちは、合理的な製造機会がある案件に参加したいと考えています。私たちは、何かを50個作るためにこのようなことをしているわけではありません。

 いくつかの異なる分野で議論していますが、このJade Birdのビジネスの一部は、実際にこの点で多くの機会を可能にしています。VuzixがJade Birdディスプレイを中心に構築したマイクロディスプレイエンジンは驚異的なものです。1週間以内には、これがどのようなものであるかをもっとご覧いただけると思います。また、これからの発表では、どのようなアプリケーションがあるかをご紹介します。

 興味深いことに、この小さなエンジンは、単にメガネに使われるだけではなく、様々な用途に使われるように設計されています。いろいろなものに利用できるのです。このように、さまざまな分野に広がっていくと思います。

Jack Vander Aarde

 いいですね。それは助かります。あとは、ちょっとしたお手入れ方法についての質問ですね。ただ、私の理解が正しいかどうかを確認するために、感覚的に教えてください。10-Qでは、2020年の第3四半期に始まった導波管プロジェクトに関連するものがあると思いますが、21年の第2四半期に終了する予定で、約4万ドルの収益(エンジニアリングサービスの収益)が残っています。

 第2四半期にエンジニアリングサービスの収益に貢献すると予想される、既に公開されている他のプロジェクトはありますか?それとも、4万ドルが残っているこの最後のプロジェクトだけでしょうか?

Paul Travers

 可能性は高いと思いますが、他にもエンジニアリングがあるのではないかと思いますが、この製品は予約できなかったのでしょうか?実は、この点については、私が財務担当者ではないということをグラントと話さなければなりません。私たちが提供しているものに対して、いくつかの問題が発生しています。だから、何かが見えるはずです。しかし、それがアレイとして表示されるかどうかはわかりません。この件については、後でグラントから詳細を聞くことができたら、また報告します。

Jack Vander Aarde

 もちろん、問題ありません。そして、最後にもうひとつだけ質問があります。グラントさんにお聞きしたいかもしれません。少なくともGAAPベースでは、今四半期の製品の粗利益率は前四半期に比べて非常にきれいに上がっています。これは売上の一部であり、製品の売上が10万ドルほど増加したために起こったことなのでしょうか?これはごく普通のことで、残りの四半期では44.4のところ、25.9%になるとお考えですか?これは、今後もこのような売上総利益率に自信を持っていただきたいということでしょうか?上がっていなければ?

Paul Travers

 つまり、四半期ごとの売上を400万ドル以上に維持し、できればそれ以上にしたいと考えています。マージンは26%以上を達成できるはずです。願わくば、40%を目標としていますが、それにはより大きな収益基盤が必要であり、比較的固定的な製造間接費の一部を吸収することができます。

 現在は、2021年末までに30%台半ばに入ることを期待しています。

Jack Vander Aarde

 売上総利益率のベースレートは?

Paul Travers

 製品は好調で、価格も安定しています。また、古い製品や評価損のほとんどを取り除いたので、今後の成長に向けて順風満帆に進んでいくと思います。

Jack Vander Aarde

 グラントさんもご存じのように、本来ならばコストを削減できないようなこともやっていますが、それは我々が考えている通りになっていますか?

Grant Russell

 はい、そのとおりです。

Jack Vander Aarde

 いつもポジティブなサプライズをありがとうございます。さて、皆さん、お色直しに感謝しています。ありがとうございました。

 

〇チャートなど

f:id:reostock:20210611195902p:plain

→RSIの下降トレンドラインが気になりますね。

f:id:reostock:20210611200007p:plain

→PSRは44倍とかなり高めです。

f:id:reostock:20210611200122p:plain

→FCFは改善傾向にありますが、今後も投資CFは増えそうであり、プラスになるには時間がかかりそうです。

 

🌟まとめ

ウェアラブルバイス、AR/VR市場は、$AAPLや$FBなど競合も多い市場であることは間違いありません。

・ただ、今回のEarning callは力強く、YoY+100%を超える売上増加などは$VUZIへの投資を継続したくなります。

・PSR等を見ても割高であり、暴落などがあれば買い増すというのが妥当と感じました。

 

🔵個人的には・・・

・Earning callや売上増加は力強く、競合が多いなどの懸念はあるものの、暴落すれば買い増すスタンスで居ようと思います。

$KOPN 銘柄分析

かなり前に$KOPNの銘柄分析(実際にはまとまったサイトを引用しただけみたいな感じ)をまとめていましたが、$KOPN, $VUZIとVR/AR関連銘柄を持っている中で、銘柄整理のために、また振り返ってみます。

 

〇事業内容(Investing.comより引用)

コピン(Kopin Corporation)は部品とシステムを含むウェアラブル技術の開発・製造・販売に従事する会社である。【事業内容】同社の事業はテストとシミュレーション製品用反射型ディスプレイ製品の製造業者であるForth Dimension Displays Ltd. (FDD)事業、Kopin Corporation、Kowon、Kopin Software Ltdとe-MDT America (eMDT)を含むKopin事業により構成される。部品等の製品はスポーツ・フィットネス向けの拡張現実消費者ウェアラブル・デバイスとレクリエーション・スポーツドローン用バーチャル・リアリティ消費者製品、サーマル・ウェポン・サイトとパイロット・ヘルメット等の軍事デバイス、消防用サーマル・カメラ付マスク等の工業・公衆安全デバイスを含む。反射型ディスプレイ製品はまた空間光変調器として配置され3次元(3D)自動光学検査向けの工業機器に使用される。同社はディスプレイを単独的に販売する他、他の部品とユニットにして販売する。

ウェアラブルバイス、AR/VR関連の銘柄であり、マイクロディスプレイを手掛けています。

 

f:id:reostock:20210611144502p:plain

・投資家向けのプレゼンテーションにまとまったスライドがありました。

・「高度なマイクロディスプレイ技術と光学技術を組み合わせた特殊なソリューションを提供するリーディングカンパニー」を目指している企業で、75%が軍需企業に使用されています。

 

〇マイクロディスプレイの市場規模

・上記のスライドでは、TAMは2018年の$972M→2025年の$3.6Bとなる予想です。

・2020-2027年まで18.7%のCAGRで成長すると報告されています。

www.gii.co.jp

・マイクロディスプレイには種類があり、$KOPNは最近主流となりつつあるOLEDを含めてマイクロLED、LCOS、LCDなど多様な製品を手掛けています。

metoree.com

www.sangyo-times.jp

eetimes.itmedia.co.jp

 

〇事業内容その2

・Tier1の顧客は下記の通り多様です。こうしてみると$VUZIとは競合するものではなく、$VUZIに製品を提供する側だったのですね(; ・`д・´)

f:id:reostock:20210611151220p:plain

www.toishi.info

・$KOPNの技術で、以下のように見えるみたいです(もはやゲーム)。

f:id:reostock:20210611151450p:plain

・AR/VR市場はまだまだ拡大段階のようです。

f:id:reostock:20210611151623p:plain

・製品ラインナップ(一部のみ)も調べてみました。

www.kopin.com

www.kopin.com

ポートフォリオの中でヘッドセットが多くの部分を占めています。

f:id:reostock:20210611152233p:plain

 

〇直近の決算

f:id:reostock:20210611152411p:plain

→概ね決算はPassしてきましたが、直近ではEPSをmissしています。

・以下、2021/05/04のEarning callより(DeepLで翻訳)

John Fan

 ありがとうございます、リチャード。おはようございます。第1四半期の業績についてお話しさせていただきます。まず初めに、皆さんと皆さんのご家族が引き続き健康で安全に過ごされることを願っています、この恐ろしいパンデミックの終息が近づくことを願っています。

 私たちは、今年の好調なスタートに満足しています。第2四半期は、複数のセグメントにまたがるお客様の需要が引き続き増加しました。2021年第1四半期の売上高は、2020年第1四半期と比較して約48%増加しました。これは、防衛用の生産プログラムと資金提供を受けた開発プログラムが成長を牽引したためです。現在、様々な開発段階にある10以上のプログラムがありますが、そのうちのいくつかは、今後1~2年は製品収益に大きく貢献しない可能性があります。これは、コピン社の歴史の中で最も強力な防衛プログラムのポートフォリオです。これらのプログラムは、今後数年間に向けての良い準備となります。我々は、防衛市場における新たな機会を積極的に追求し続けており、今後数ヶ月のうちに、これらの機会に関する発表を行う予定です。

 当社の研究開発活動は過去数四半期にわたって活発化していますが、これはAR(拡張現実)およびVAR(仮想現実)の分野に大きなチャンスがあることを反映したものです。これは主に、当社の次世代ディスプレイおよびディスプレイ技術への関心が高まっているためです。

 さらに、企業向け市場セグメントでは、企業向けARシステムや3D自動光学検査システムの数量が引き続き堅調に推移し、パンデミック初期の減速から順調に回復しています。これらの分野の成長は、自治体の予算がパンデミックの影響を受けたことによる公共安全分野の減少により相殺されました。

 2021年第1四半期の当社の防衛関連収入は、2020年第1四半期に比べて42%増加しました。当社の防衛関連収入は、引き続きFWS-IサーマルウェポンサイトとF-35ファイタージェットのプログラムに牽引されています。この2つの防衛プログラムは、製品フェーズがまだかなり早いため、今後も当社の収益の中核となることを期待しています。また、今年はさらにいくつかの製品を初期の少量生産に移行する予定で、下半期にはより良い収益が得られると考えています。

 前述の通り、コピンは10以上の防衛プログラムを様々な段階で開発しています。これらのプログラムはすべてコピンのマイクロディスプレイを使用していますが、コピンの特殊な光学システムや高耐久性アセンブリの利用も増えています。これらのプログラムのほとんどは、当社が単独で供給していると考えています。すべての防衛プログラムは、ARまたはVRアプリケーションであり、コピン社は、防衛、産業、消費者の分野で、さらなるARおよびVRアプリケーションを模索し続けています。

 その一つの例として、2021年の第一四半期には、カナダを拠点とする-カナダを拠点とするShearwater社のウェアラブル近眼遠隔ディスプレイ・ダイビングコンピュータに、Kopin CyberDisplay WQVGAディスプレイ/バックライトモジュールとA230ドライバーICが組み込まれました。この製品は、当社の水中ダイバー用のニアアイディスプレイで、水深、潜水時間、コンパス、呼吸用ガスレベルなどの重要なダイビング情報を提供します。

 これは、世界で唯一のマイクロディスプレイ企業であるコピン社のマイクロディスプレイ製品を利用して、市場の様々な分野でニーズに応える解決策を見つけた一例である。コピンのマイクロディスプレイ製品は、世界で唯一のマイクロディスプレイ会社であり、主要なマクロディスプレイ技術を利用した製品と技術ソリューションを提供している。OLED、マイクロLED、LCD、LCOSなどの主要なマクロディスプレイ技術を利用した製品や技術ソリューションを提供しており、ARやVRの市場やアプリケーションの拡大に適切な技術ソリューションを提供できる立場にあります。

 前四半期に述べたように、当社は米国の顧客から最初の製造注文を受け、720pの特許出願中のデュオスタックのColorMax OLEDマイクロディスプレイの出荷を開始しました。このディスプレイは、高輝度で色の忠実性が高く、超低消費電力です。この新技術はコピン社にとって画期的なもので、従来の技術よりもはるかに低い消費電力で、過去最高の7000nitsの輝度を実現しています。これはOLEDマイクロディスプレイにとって大きな成果です。我々は第1四半期に720pマイクロ有機ELディスプレイをお客様に出荷しています。

 一方、市場の要求に応えるために、当社のRF技術[ph]の革新とさらなる改良を続けています。これらの活動における顧客基盤に加えて、当社はARやVRのタイミングに合わせて研究開発費を増やしています。これは10年に一度のチャンスだと考えています。もしデバイスがハンドヘルドまたはハンズフリーのデバイスに費やされた場合、コピンは市場の需要に応える準備ができています。

 最後に、ウェアラブル分野におけるコピンの長い歴史とリーダーシップを、Insight Media社が主催する3部構成のウェビナーシリーズ「AR and VR: The Paradigm Shift to Smartglasses Starts Now」で紹介します。第1回目の「AR/VR, The Past」は4月27日に開催されました。現在、YouTubeで公開しています。このイベントには500人以上の登録者がいて、とても好評でした。お詫びしなければならないのは、前回のイベントでは、残念ながら300人の参加者に限られていたため、定員オーバーになってしまったことです。そのため、ライブでの参加を希望される方には、すぐに録画を行い、その後すぐに登録者全員に録画へのリンクを提供しました。その後、次回のセッションでは、参加者が不足していたため、定員を増やしました。

 5月12日に開催される第2部では、「印刷」に焦点を当てています。5月12日に開催する第2部では、「プリント」に焦点を当て、現在の成功事例を分析し、一部の市場では大量導入への転換点が訪れていると結論づけます。5月26日に開催される第3部では、「未来」に焦点を当てます。AR/VRスマートグラス製品の次のステージに目を向け、このエキサイティングなコンフォメーションで成功するために、適切なフォームファクター技術、性能、機能、コストの製品を開発するためのロードマップを提供します。私たちは、AR/VR製品が市場に存在する中で、これらすべての道のりのために学んだ教訓から、呼吸を刻まずに次の3~5年の見解を提示します。誰が[indiscernible]だったのか、どのようにスマートな最終的な消費者ベースに到達するためには、できれば聖杯ですが、本当に、人は防衛システムがやっていることから非常に多くを学ぶことができます。次の2つのウェビナーでは、あなたを失望させることはないでしょう。参加登録のリンクや申し込み方法は、当社のウェブサイトとインサイトのウェブサイトに掲載されています。

 要するに、私たちは十分な戦略を立てるために大きな進歩を続け、その成果を示しているのです。この1年でARとVRが強力に流行しているのであれば、市場の状況は良好です。コピン社は、このトレンドに乗るための良いポジションにいると信じています。

Richard Sneider

 ジョン、ありがとうございました。財務状況について説明します。2021年3月27日に終了した第1四半期の総売上高は1,170万ドルで、2020年3月28日に終了した第1四半期の790万ドルと比較して、前年同期比48%の増加となりました。2021年3月27日に終了した第1四半期の製品売上原価は、2020年3月28日に終了した第1四半期の560万ドルに対し、640万ドルでした。

 2021年第1四半期の売上総利益率は、2020年第1四半期の5%に対し、2021年3月27日に終了した3ヵ月間の売上総利益率の増加は15%でした。2020年3月28日に終了した3ヵ月間と比較して、2021年3月27日に終了した3ヵ月間の売上総利益率が増加したのは、主に販売台数の増加にともなう製造効率の改善によるものです。

 研究開発費は、2020年第1四半期の230万ドルに対し、2021年第1四半期は360万ドルで、前年同期比52%の増加となりました。2020年3月27日に終了した3ヵ月間の研究開発費は、2020年3月28日に終了した3ヵ月間と比較して増加しました。主に、米国が出資する開発プログラムへの支出の増加と、過剰開発のための社内研究開発費の増加によるものです。

 販売費及び一般管理費は、2020年3月期第1四半期の340万ドルに対し、2021年3月期第1四半期は590万ドルでした。2021年3月27日に終了した3ヵ月間の販管費は、株式ベースの報酬費用が約240万ドルであったのに対し、2020年同期は8万9,000ドルでした。現金支出を伴わない株式ベースの報酬費用を除いた販管費は、2020年第1四半期の330万ドルに対し、2021年第1四半期は350万ドルとなり、前年同期比で5%増加しました。

 その他の収益費用は、2020年第1四半期の87,000ドルの費用に対し、2021年第1四半期は約37,000ドルの収益でした。2021年3月28日に終了した3ヵ月間には、2020年3月28日に終了した3ヵ月間の172,000ドルの為替差損に対し、28,000ドルの為替差益を計上しました。

 最後に、2021年第1四半期のコピン社に帰属する純損失は410万ドル(1株当たり0.05ドル)で、これに対して2020年第1四半期のコピン社に帰属する純損失は360万ドル(1株当たり0.04ドル)でした。

 2021年第1四半期のコピン社に帰属する非GAAPベースの純損失は、180万ドル(1株当たり0.02ドル)でした。これに対して、2020年第1四半期のコピン社に帰属する非GAAPベースの純損失は350万ドル(1株当たり0.04ドル)でした。

 コピン社の現金および有価証券は、2020年12月26日時点の2,070万ドルに対し、2021年3月27日時点では約3,560万ドルとなりました。2021年3月27日に終了した四半期において、当時実施していたATMプログラムで240万ドルの株式を発行し、1,550万ドルの純現金収入を得たことで、2,000万ドルのATMプログラムを終了しました。

 第1四半期の減価償却費および株式報酬費用の金額は、プレスリリースの表に添付されています。上記のとおり、当社の現在の見込みは、変更の可能性や追加情報については、2021年第1四半期のフォーム10-Qをご参照ください。

 最後に、世界的な半導体不足についてですが、コピン社は2021年第1四半期において、半導体不足に起因する重大な影響を受けていません。当社は、半導体サプライヤーの行動やコミュニケーションを積極的に行い、将来に向けて十分な注文を行ってきました。現在のダイナミックな環境を監視し、それに応じた管理を続けています。

Glenn Mattson

 質問をお受けしてありがとうございます。まず最初の質問ですが、私のモデルと比較して、パフォーマンスに関する2つの分野は、産業用と研究開発用に分かれていますが、産業用の跳ね返りは防火・安全関連のものだったのでしょうか?それとも、RealWearのようなエンドユーザーが多かったのでしょうか?また、研究開発の面では、政府関連のものばかりなのか、それとも商業や消費者関連の研究開発収入もあるのか、興味があります。

Richard Sneider

 産業用ヘッドセットでは、RealWearのような産業用ヘッドセットが好調で、当社の3D AOLも第1四半期は非常に好調でした。研究開発については、その大半が防衛関連ですが、民生用の研究開発もあります。

Glenn Mattson

 わかりました、ありがとうございます。防衛関連では、以前から開発中のプログラムが10個あると言われていました。今期も同じことを言ったかどうかはわかりませんが、過去には開発中のプログラムが10個あると言っていました。過去には、開発中のプログラムのうちの1つが、初期生産量はともかく、下半期には大きく貢献するだろうと述べていました。今もそうでしょうか?それはまだ決まっていないのですか?あるいは、獲得したら何を発表するのか、あるいは発表してはいけないのか、あるいは年内にどのようなニュースフローが展開されるのか、考えを聞かせてください。

Richard Sneider

 今のところ、下半期に約3つのプログラムがLRIP(low rate initial production)と呼ばれる段階に入り、収益を上げ始めると予想しています。低速初期生産を経て、2022年に本格的な生産が開始されます。しかし、ジョンが準備中のコメントで述べたように、我々のプログラムは予定通り進んでいます。

John Fan

 グレン、私たちは時期が来れば発表しますし、私たちの顧客も発表しますので、物事はとても順調です。

Glenn Mattson

 素晴らしい。ありがとう、ジョン。AR/VRの話に移りますが、ジョンさんは、これは一生に一度のチャンスだとおっしゃいました。デジタルカメラやディスプレイのように、コピンは過去にもそのような機会に関わってきましたが、今回の事例は、コピンの過去の事例と比較して、そのような状況に似ていて、さらに規模が大きいものだとお考えですか?

John Fan

 とてもいい質問ですね、グレン。私はこの3部作のウェビナーを準備してきました。その準備をしていて、この機会は当初考えていたよりも大きなものだと言いたかったのですが、これは良い機会になると思いました。今では、携帯電話のビジネスよりも大きなものになるのではないかと思っています。つまり、15年後には1兆ドル規模のビジネスになるかもしれないのです。さて、その話をしましょう。第1回目、第2回目、第3回目、特に第3回目の未来についての話は、推測することが許されるので、とても面白いセミナーになると思います。前回のセミナーでは、30分ほどの質疑応答があったのを覚えています。非常に活発で、多くの人が質問をしていましたが、時間切れでどこで切り上げればいいのかわかりませんでした。ですから、今回のセミナーでも、活発な質疑応答を行います。そして、3つ目のウェビナーでは、Q&Aの頻度が低くなると思います。

Glenn Mattson

 そうですね、ありがとうございます。それを楽しみにしています。最後の質問になりますが、チップの供給面では、事前に行った注文などについて、かなり安心しているとおっしゃっていましたが、第1四半期には何の影響もありませんでしたね。しかし、供給が途絶える可能性について、投資家がどの程度懸念すべきかについて、もう少し詳しく教えていただけないでしょうか。

Richard Sneider

 実際のところ、インテルのCEOが書いた記事を見て、自動車業界が経験しているように、1つのチップが欠けただけで製品全体が動かなくなってしまう、というようなことを言っていました。しかし、私たちはそのような状況ではありません。私たちは複数の製品を持っています。しかし、これは非常にダイナミックなことであり、私たちはいつも、市場にパニックが起きていると考えています。これは、率直に言って、技術バブルの時に見られたように、人々はチップが不足すると考え、手に入る限りのチップをクラスに詰め込み始めたようなものです。もちろん、この機会を利用して価格を上げる人もいるでしょう。しかし、これまでのところ、サプライヤーから「これは本当に大きな問題だ」と言われたことはありません。ですから、文字通り毎日監視しています。また、サブ・ベンダーにも働きかけて、できる限りサプライヤーを監視するようにしています。

Glenn Mattson

 そうですか、素晴らしいですね。結果が出たことを祝福します。

Kevin Dede

 皆さん、おはようございます。私の質問に答えていただきありがとうございます。ジョンさん、カナダの近距離潜水用ディスプレイについてもう少し詳しく教えてください、そこではどのようなディスプレイを使っているのでしょうか?余分な光源があるのでしょうか?色についてはご容赦ください。

John Fan

 はい。当社のマイクロLCDディスプレイと特殊なバックライトを使用しているので、非常によく見えます。これは、他のAIアプリケーションにも提供しているモジュールです。2つ目は、水の中にバッグを入れて、この特別なテラーモジュールを使うということですが、これはうまくいっていますし、この製品は市場に出たばかりですが、反応はとても良いです。私はダイビングをしませんので、自分で試したことはありません。

Kevin Dede

 そうですか、大きな市場があるとは思えませんね。ただ、もう少し詳しく教えていただきたいと思いました。消防士が使用しているスコットヘルメットと比べてどうでしょうか?

John Fan

 スコット・ヘルメットと比較すると、スコット・ヘルメットには異なるセンサーが搭載されており、年間数百万ドルも売れるようなものではないことがわかります。そうですか。だからこそ私は、最終的には聖杯は消費者ベースだと言っているのです。そのためには、防衛や企業の中で、何が必要なのかを学ぶ必要がありました。また、ハンドヘルドからハンズフリーへの最大の説明がありましたが、彼らはこの機会に満足したのでしょうか?

Kevin Dede

 私が考えていたのは、この開発とマイクロLCDディスプレイの使用によって、コンシューマー市場にどのような特徴がもたらされるのかということです。

John Fan

 来週のセミナーでは、ハンドヘルドからハンズフリーに移行する際に何が起こっているのかを実際に見てみたいと思っています。携帯電話用に開発された部品の多くはすでに存在しており、通常は携帯電話で開発された部品をすべて使用していますが、問題はそのディスプレイです。そして、初期の頃は手の上にディスプレイ全体を乗せていましたが、30年前の新しい日に、それが安全なモデルのディスプレイであることがわかっても、お客様は決して受け入れません。今のディスプレイには、まだ特別な光学拡大鏡があり、特にハウジングには、水に気を配り、粒子に気を配り、何でも一緒に読まなければなりませんでした。私たちの防衛事業には多くのものがありますが、それを私に尋ねることはできませんが、再生することはできません、どのような認識、どのようなものが必要なので、火の中に入ることができます。壁に向かってもいいし、そういったことを学ぶのもいいでしょう。だから、これが本当にマイクロディスプレイ・モジュールであることを理解していない人たちは、携帯電話を持っていなければならないことを言い直さなければならなかったと思います。

Kevin Dede

 よし。そうですね。グレンの質問に対するあなたの答えは、AR/VRにおける消費者向けの開発ということでしたが、もう少し具体的に説明していただけますか?スコット・ヘルメットやダイビング・ヘルメットで行ってきたことを、消費者側に展開するためにどのように活用しているのでしょうか?

John Fan

 まず第一に、消費者はご存知の通り、私はファンサイドのルールを強く説いています。第一のルールは、第二のテクノロジーのために人間でなければならないということです。ですから、人間の主要なものは、自然にしなければならないのであれば、[indiscernible]をつけるだけで、小さくて、薄くて、軽くて、ファッショナブルであれば、消費者がリアリティのあるハイグラスを導入するのがベストです。それについては、来週お話します。特別なハイクラスを持っていたものは、消費者として入ってこなければならず、そのようなクラスが出てきます。そして、あなたは次の数ヶ月前に利用可能な放射されます。そして、次の12ヶ月間は、あらゆる方法で利用できるようになります。その後は、より多くのお客様にご利用いただくことになるでしょう。コンシューマー向けのアプリケーションは、数ヶ月前から始まっています。私はそれを選びましたが、私はそれを与えたくありません。ただ、そこには[indiscernible]が降りてきます。

Kevin Dede

 OK、ジョン、ありがとう。そして招待してくれてありがとう。リッチ、あなたを帰す前に、四半期末の正式な株数はどれくらいだったのでしょうか、平均ではなく正式な全額払い込みだったのでしょうか?

Richard Sneider

 私の頭の中にはそれがありません。その数字は......平均値にかなり近いものではなかったでしょうか。

Kevin Dede

 ああ、そうですか。ありがとうございました。皆さん、ありがとうございました。私の質問は以上です。

Craig Rose

 私の視点では、ARやVRを中心とした製品には、研究開発費が不足しています。だから私が訴えると、R&Dが上がっているのは素晴らしいことだが、バランスはディフェンスにある。今後、研究開発費はどこに向かっていくのでしょうか?あなたが考える市場の方向性に皆が到達しようとしていることを考えると、どれくらい高くなるでしょうか?

John Fan

 はい、ご質問ありがとうございます。頭部に装着するウェアラブルを実現するための最大の課題は、先ほど述べたように、ディスプレイと光学システムです。頭部に良いディスプレイと光学システムを搭載するにはどうすればよいのでしょうか?ディスプレイは、携帯電話で使われているディスプレイと同じように、より小さく、より賢く、より高解像度でなければなりませんでしたが、同じ技術ではありません。なぜシリコンでなければならなかったのかは、第2回目のディスプレイセッションで非常に明確になりました。とにかく、現在の最大の研究は、頭の上のタッチスクリーンやある種のディスプレイを、どのようにしてあらゆるペースで表示するかということです。彼らは高度な特殊光学系を持っていましたが、その光学系は先ほどリッチが言ったように、珍しい忍者の挑戦であることがわかりました。私たちは実際、ディスプレイだけに集中したわけではありません。私たちは現在、光学系にかなりの労力を費やしています。

私たちの顧客は、マイクロディスプレイを使用することができないことがわかりました。しかし、ユニットを非常にシャープに保つことができ、しかも非常に軽量で薄いものでなければなりませんでした。今では、皆さんがご覧になっているシステムやOculusもそうだと思いますが、大きくて素晴らしいシステムOculustや、最近ではVaporシステムもそうですが、やはり大きすぎて、厚すぎて、重すぎます。次の週はOculusシステムについて話そうと思っていました。今、市場に出回っているかなりの数のシステムを解剖し、長所と短所を把握して、次のステップに向けて描き出すことができます。

Craig Rose

 課題を順に挙げるとしたら、スクリーンよりも光学系のフォームファクターでしょうか?

John Fan

 1つ目の課題は、スクリーンです。2つ目は、パッケージング全体です。どうやって組み立てるのか?みんなが知らないことのひとつに、10,000倍に拡大するということがあります。だから、筐体をよく見ていない人は、ディスプレイ上のパーティクルベンダーを見ます。そうすると、あなたには大胆に見えるかもしれませんが、防衛活動のように、その組み立ての動作中に円錐形が出てこないなどの問題があることを認識していたからです。そのことを知っている人は少なく、我々のお客様でさえも少なくなっています。そのため、最近では、光学機器を搭載したアセンブリ全体を立ち上げて、それがハウジングアセンブリであると言っています。そのため、防衛産業ではこれ以上触れたくないと言われてしまいました。一般消費者にはまだ理解されていませんが、企業関係者は知っています。詳細は省きますが、私たちの会社の顧客である企業のほとんどがアセンブリ全体を持っています。

Craig Rose

 現在、何社の消費財メーカーと研究開発を行っているのか、またその研究開発のライフサイクルはどのようになっているのか、お聞かせいただけますか。

Richard Sneider

 私たちは、誰もが知っているシリコンバレーの主要企業のすべてと仕事をしています。正直に言うと、彼らも他の企業と仕事をしていると思いますよ。これは大きなレースであり、巨大な市場になるでしょう。ですから、現時点ではすべての人と交流しています。

 

〇チャート、その他指標

f:id:reostock:20210611160357p:plain

→一時の高値からは徐々に下がってきています。

f:id:reostock:20210611160702p:plain

→売上・営業利益ともに徐々に改善してきています。

f:id:reostock:20210611160750p:plain

→FCFはそろそろプラスになりそうです。

f:id:reostock:20210611161436p:plain

→PSR(NTM)は15倍で、これまでの$KOPNの推移をみるとあまり割安とは言えない水準でしょうか。

 

🌟まとめ

・$KOPNはマイクロディスプレイや光学技術を専門にする企業で、ヘッドセットなどのウェアラブルバイスに関わっており、AR/VR銘柄として期待される。

・売上は70%程度が軍需関係であり、今後一般市民向けのAR/VR商品売り上げが増えるかどうかが気になるところです。

・YoY+50%前後で売上高は伸びており、今後拡大していくであろうAR/VR市場銘柄で、今後に期待です。

 

🔵個人的には・・・

・売上高がキープできるか、次回決算をPassできるかあたりを見ながら買い増すかは検討します。

・現時点では平均取得単価を極端に切って値を下げなければ、買い増す予定はありません。

・AR/VR市場という魅力的な市場の銘柄でもあり、現時点ではあえて損切しようとも思っていません。